6月6日

 3時間だけ寝て、おもむろに身支度を調える。マレーシアのFreedom使いに会いに、東京の小金井市まで行くのである。

 3時半すぎに出発。もちろん、下道で行く。早朝に出るのは、通勤時間帯になるまでの道が空いているときに、できるだけ距離を稼ぎたいから。春日井から国道19号に乗って、木曽福島。普通なら塩尻、岡谷、諏訪と抜けるのだが、市街地を通って効率が悪く、エプソンの通勤ラッシュにも巻き込まれるかもしれないので、権兵衛トンネルで伊那へ。伊那から国道152号、杖突峠、茅野へ。なぜか、つい最近通った覚えがある。

 国道20号に入ってしまえば、あとは谷を抜けて東京まで行くしかない。甲府から先の国道20号はまだ走ったことがなかったから、楽しんでドライブ。甲府周辺の通勤ラッシュに巻き込まれつつ、大月、上野原、相模湖と抜けると高尾山。八王子に入ると、突然都会になった。

 午前10時ぐらいになって、がまんできなくなったので、エアコンを付ける。そうしたら妙に空燃比が濃くなったので、Freedomをいじりつつ、府中市。小金井街道を通って、午前11時すぎ、武蔵小金井駅付近に到着した。ここまで400キロ弱。

 弟のFaiezさんに携帯メールを送り、アパート付近まで行くと通りまで迎えに出てくれていた。兄も弟もRahmatさんらしく、お兄さんはNizamさんと呼んで区別した方が良いみたい。おみやげを持って行くのを忘れたのに気が付き、軽井沢でSTAGEさんから買ったエンジンオイルの「ハボリン」をそのままプレゼントする。

 TOYOTA COROLLA KE70にAE86の駆動系がすべて移植してあるということで、かなりマニアックな人だと思ったら、父の車のエンジンが壊れたので、ハチロクのエンジンを積んだのだという。そうやって大切に車を使い続けていると聞き、10年ぐらい前までは3年おきに新車に買い換えるのが一般的だった日本の車文化の底の浅さを知る。

 FreedomをコントールするFCSSはすべて日本語なので、日本の大学に留学している弟が翻訳して何とか使っているらしい。とはいっても、セッティングに必要な知識やFCSSの使いこなし方を見て、びっくり。Dジェトロやスロポジ制御の違いやセッティングの勘所もきちんと押さえていた。相当な時間を費やしているに違いない。

 燃費の悪さに悩んでいるということなので、マップを見ると、かなり濃い感じ。「これだと、アクセルを踏むと黒煙が出るでしょう」と聞くと、まさしくその通り。僕のロードスターのデータを元に、当てずっぽうでデータを書く。AE111エンジンはノーマルで、古い車だから触媒はついていない、ということなので、マージンも考えて、ちょっと濃いめにする。たぶん、きちんと走るはず。点火時期も多くのFreedomのデータと同様、かなり進みすぎていたので、適切な数値を入力した。

 名古屋からやってきたお礼にと、お昼ごはんをごちそうしてもらう。弟に通訳を頼んで、あれこれと車談義。ホットバージョンとかが英語の字幕が付いてマレーシアでも見られるらしく「ドリフト」「ドリキン」「峠」という言葉が飛び出しながら話し込む。「なぜFreedomは英語版を作らない? 売れるのに」というもっともなことを話していた。「たぶん、外国からの問い合わせに対応できないからじゃないか。英語にするだけならたぶん1日も作業すれば簡単にできると思う」と答える。

 弟がマレーシアに持って帰るために買ったアルテッツァに乗せてもらう。なかなか楽しい車だが、弟が「重さを感じる」という通り、ロードスターのダイレクトさに比べたら、ちょっと物足りないかもしれない。エンジンは高回転型で、街中ではかえって使いづらいのかな?

 ロードスターに乗ってもらう。小金井のごみごみした街中だから、思う存分走ることができなかったのが残念。本当は、山道での速さを伝えたかったのに。

 5時間ぐらい滞在して、引き上げる。行きは山側を通ってきたので帰りは海側を。まったく土地勘がない場所なので、ノートパソコンでgoogle地図を見ながら移動する。町田に出て、太平洋まで出てしまうと都会の中で込んでいるに違いないから、相模原から津久井湖に抜け、谷を山中湖まで抜ける道志みちを突き進む。

 山名湖から富士山麓の自衛隊演習場を横切って西に向かう途中で、ガス欠でエンジンが止まる。ここまで500キロちょっと。満タンで45リットル入っていたとすれば、燃費は11km/Lは超えていることになる。山梨あたりまではそれこそ13km/Lぐらいの勢いだったのだが、東京都に入ってがくんと燃費が悪くなった。

 トランクに積んだタンクから20リットルを給油し、富士山麓から富士市方面へ下ろうと思ったら、道を間違えて沼津方面に下りてしまう。仕方がないから国道246号から国道1号に抜け、ひたすら走る。静岡、藤枝、島田、掛川、磐田、浜松と抜けて、ようやく愛知県へ。

 すでに午後10時を回り、体力的にかなりつらい。迷いながら国道23号バイパスを探し出して、名古屋まで。庄内川か木曽川まで出て堤防道路沿いを帰ろうかとも思ったが、すでに日付が変わっていたので、あきらめて名古屋高速へ。小牧から江南。

 全部で820キロぐらい。1日の走行距離としては過去最高。しかも、大部分が下道。変態だ。

6月4日

 マレーシア人のRahmatさんという学生からFreedomについて質問メールが届いたのは確か昨年の1月だった。

 AE101のエンジンにFreedomが付いていたんだが、使い方が分からないという。自動翻訳で僕のサイトを読んでSOSを発してきた。

 海の向こうの車仲間の質問に、なんとか答えようと、こちらもWEB翻訳を駆使してあれこれ回答を試みた。パソコンとの接続やFreedomについているスイッチの意味など。1カ月ぐらい何通かやりとりしていて、メールも来なくなったからちゃんと動いているのかな、ぐらいに思っていた。ちなみに、彼の車はカローラKE70
4ドアにAE86のデフやミッション、足回り、5バルブ4AGが付いたかなりマニアックな車である。

 つい最近、再びRahmatさんからメールをもらう。何と、日本に来るという。彼のブラザーが東京の大学の学生で、家族で訪問するという。「会いたいと思うがどこに住んでいる?」と。

 僕は愛知県に住んでいて東京から新幹線を使って2時間のところだよ、と教えてあげる。ついでに6月3日にクラブマンレースを見に鈴鹿へ行くから、来るなら3日においで!と誘う。

 が、やっぱり往復の交通費を考えると現実的でないので、「また、次の機会に」という返事が来た。せっかく、マレーシアから来て僕に会いたいというのだから、これはやっぱり会っておかねばまずいだろうと思い、僕がロードスターで行くことにした。東京都小金井市。下道で8時間ぐらいかな? ま、きちんとFreedomで動いているロードスターを見せびらかして、自慢するだけなんだけれど。国際的な自慢。

 6日に休みを取って早朝から出かけることにした。6日昼頃、小金井市周辺で時間がある人は連絡ください。

6月3日

 鈴鹿クラブマンレースに出かけてきた。ちょうど3年ぶりの鈴鹿。休みの日はあまりカメラを持つ気にはならないが、やはり知り合いが出ているとなれば、ばしばしと撮ってしまう。

 久しぶりにFJを見て、やっぱり格好いいなと思う。スバルの水平対向エンジンってとってもコンパクトで低重心。ゼッケンの「17」の下に見えているのがエンジンのヘッドカバー。背中に2つ出ているファンネルがキャブである。エントリーフォーミュラとしては完璧なパッケージング。

 さすがにEA71がもう生産できない、ってことになり、FJ1600の後継になるのがスーパーFJ。なぜかスバルではなくHONDAフィットの1500ccが選ばれた。しかも羽付き。

 まるっとそのままフィットのエンジンが乗っかって妙にでかい。オイルパンも含めて丸ごとフィット。オルタネーターもVTECも付いて、とにかく重そう。重心も高い。組み合わされるミッションは、レース用の戸田ドグミッション。樹脂インマニの後ろ側にファンネルが付く。走っている音を聴くと、やっぱりこっちの方が相当パワーが出ていそうである。シリンダヘッド1mm面研にバランス取り、FJ用ECUだそうな。タイヤが同じだからコーナー中は、重心が低いFJの方が少し有利みたい。

 ドライバーは集中していて話している場合じゃないので、グリッドでできることと言えば写真を撮ることぐらい。メカニックたちとともに追い出されると、自転車で1コーナーまで激走する。フォーメーションラップの速度が遅かったらしく、何とか間に合ってスタートから撮影。同じような写真を淡々と撮るのみ。

 近くのおしゃれなカフェで自然食なランチを食べて帰る。もちろん、下道で。

6月1日

 この春の忙しさを乗り越えようと食いまくっていた分、いま食事を削っている。とりあえず、1日1食。見た目の体重は減ったが、筋肉も落ちているかもしれないから、注意していないといけない。

 で、寝る前はきちんと淡麗を好きなだけ摂取。さすがに、これだけはなかなかやめられない。

 そして、ふと思う。いま、命をつないでいるのは、もしかして淡麗なのかもしれない、と。 

5月30日

 後輩がビアガーデンに行きたいというので、錦で飲ましてもらえるというおいしい誘いを断って名古屋駅前の大名古屋ビルヂングに行く。今は、JRセントラルタワーズだとか、ミッドランドスクエアだとか、ルーセントタワーだとかが立って、見た目ではすっかり存在感が薄くなってしまったビルヂングだが、名古屋に「」を付けるセンスだとか、それに「ビルヂング」を組み合わせたネーミングがとても田舎臭くて、そこがかえって名古屋らしさを感じさせてくれる場所である。

大名古屋ビルヂングビルヂング

 その大名古屋ビルヂングの屋上にある「マイアミ」というビアガーデンへ。昭和の雰囲気を色濃く残すガーデン内に入り、お金の払い方だとか、店内のシステムや料理の味に疑問を感じつつ、ビールをがんがん飲む。

 ラガービールとかスーパードライぐらいがあるのかと思ったら、ブライマイスターだとか、ちょっと上質ビールもあって大満足。2時間の制限時間内にがしがし飲む。

 「マイちゃん」と「アミちゃん」によるショーもやっていたのだが、目もくれずひたすらビール。が、1時間をすぎたところで風が強くなってきて、まだまだ夜は涼しい季節なので、徐々に体が冷えていく。こうなってくるとビール飲みにはなかなかつらい。1本ぐらい熱燗を飲んで体を温めてから再びビールに行きたいところだが、そんなものが置いてあるはずもなくタイムアップ。

 冷えた体を温めようと、別のお店へ。で、やっぱり飲んだのは生ビールなのであった。

5月27日

 午前2時までバーで飲んでいて、午前5時50分の携帯アラームでちゃんと起きた。友人の実家のふとんの中。友人は寝る前、「起こすからね!」と勢いが良かったのだが、どうも起きてくる気配がないので、申し訳なく思いつつもそのまま家を出て軽井沢を目指す。

 三才山トンネルから丸子町。千曲ビューラインをびゅーんと走って、御代田町まで行き、軽井沢の裏口からプリンスホテル駐車場へ。7時50分に付いて余裕でメーン会場に止められると思っていたら、最後の10台ぐらいのぎりぎりだった。みなさん、晴れだったからかもしれないが、朝がとても早い。

 北陸軍団と出会い、ショップのブースを回ったり、会場のロードスターを見て回ったり。特に欲しいものがあるわけではないので、ぶらぶらと。WAKOSのメタルコンパウンドがなくなっていたのでABITさんから購入。すたげさんからもたまには買わなくちゃと、ハボリンを4000円の格安で購入。さっそく入れたい。NAのエンジンでラッシュ音に悩む人にはお薦めなオイル。

 こばっちさんと合流し、会場のあちこちを回ったり、昼飯を食べながら車談義。エンジンチューンや間瀬の耐久レースのことなど。Fire氏と立ち話になり、間瀬耐久やエンジンやフルコンについていろいろ教えてもらう。なぜか炎天下で1時間半も話し込んだ。エンジンのセッティングについて、大変参考になった。

こばっちさん

 3時すぎにミーティングは終わったが、名残惜しく会場にとどまり、会場を出たのが4時半ぐらい。

 帰りはF1放映の時間に間に合えば良いので特に急ぐこともない。もちろん、下道で帰る。インターへの渋滞を避けて、ゴルフ場の間の森を抜けて、軽井沢の裏口から御代田町へ。千曲ビューラインに乗る。朝より黄砂が晴れて、浅間山のなだらかな稜線がとても美しい。

 立科町の国道142号へ。ここは名古屋方面のロードスターが岡谷インターを目指すと通る場所だが、ここまで最速でたどり着いた自信がある。国道142号を少しだけ佐久方面に走り、県道40号。女神湖、白樺湖。ビーナスラインへ。蓼科山から八ヶ岳にかけての雄大な景色が一望できた。こういうとき、ロードスターに乗っていて幸せを感じる。そして、行きに通った池のくるみにたどり着いた。

 ここからは行きと同じコースを伊那まで。転がり落ちそうな裏道を諏訪に下って茅野。杖突峠、152号。361号。伊那市街で給油し、再び361号で権兵衛トンネルへ。

 伊那谷と木曽を結ぶものすごいトンネルが昨年2月に開通したのだが、まだ走ったことはなかった。伊那市内から一直線に登り、権兵衛トンネル。全長4467mで高規格で造ってある素晴らしいトンネルと取り付け道路だが、通行料は無料の大盤振る舞いである。

 あっという間に木曽の国道19号。あとは、トラックの排気ガスをがまんしながらひたすら国道を走るのみ。車間距離だけ気を付けるだけなので、あれこれ考えながらイージーに走り、午後10時すぎに帰宅した。

 おでこやほほがひりひりするので鏡を見てびっくり。真っ赤に日焼けして、おまけに眼鏡の部分は日焼けが軽いので、目の回りだけ白い「逆パンダ」状態であった。こりゃ、みんなからいろいろ言われちゃいそうである。

5月26日

 最近は、信州に行くのは下道だったのだが、今日はツーリングをしたかったから高速を使うことにした。お金で時間を買って、その分の時間、ワインディングを走るのだ。

 小牧から伊那まで高速で行き、国道361号で高遠。国道152号で杖突峠。茅野に下る。信州の山ってやっぱりきれいだなと思いながら山間の道をぶっ飛ばす。

 茅野から国道20号。諏訪インターの近くを通って、レアな県道から霧ヶ峰を目指す。2速でもなかなか登っていかないぐらいの急坂をひたすら走る。気温は20度もないから、水温、油温も問題なし。

 池のくるみを通る。蓼科山までの眺望はため息がでるぐらいの景色。まだ、春が来たばかりという趣で、雪はないけれど、茶色の風景。それでも、丘の曲線は女性的で素晴らしい展望が開けている。まさに別天地。

 ビーナスラインをひた走る。すでに夕方5時半ぐらいだったから、貸し切り状態。まだまだ太陽は高いので、ときどき開ける景色を見ながら、走る。よそ見していると危険なスピードなんだけれど。

 標高2000mの山本小屋手前のパーキングへ。

 ここまで上ると外気圧は600mmHgを切る。4スロでも、スロポジ制御なら外気圧補正で燃料を削ってまったく問題がない。ところがDジェトロだと、走るのがやっとというぐらいの大変なことになる。外気圧補正で燃料を2割ぐらいカットしているのだから、さすがにパワーダウンは感じるけれど、レスポンスは良いので気持ちよく走ることができる。4スロDジェだとこうはいかない。

 せっかく来たのでちょっと歩いて高台へ。太陽が北アルプスに沈む手前なのだが、晴天だけれどももやがかかってあまり視界がなく、残念。陽が沈むと山の上は真っ暗になっちゃうので、足早に車に向かう。

 ガソリンもちょうど良い具合になくなったので、給油。携行缶に20L積んで助手席の足下に置いて運んであった。これまでも霧ヶ峰の標高1500mでヘッドカバーを開けてバルタイ調整をしたことがある。今回は、もっとも高い場所での給油記録達成。独り新記録更新でむなしいガッツポーズ。

 同じ道を引き返すのもつまらないので、美ヶ原高原美術館の脇を通って武石村の方面へ向かい、武石峠から美ヶ原林道。

 美ヶ原林道は、松本にいたとき、仕事をさぼってさんざん走りまくった場所である。ドリフト族によって若干荒れてはいたが、以前のままで安心した。

 ひたすら峠を走り、今松本で友人と待ち合わせ中。

5月24日

 やらなくちゃならないことがなにもなかったから、久々に休みを取る。10日以上連続出勤だったので、いい加減疲れた。まあ、出勤と言ったって、洗車したり車検したりしているんだけれど。それでも、出勤になっていると、気持ちが休まらないので、完全OFFな日がたまにはないとつらい。

 久しぶりに名古屋の中央市場に行くことに。魚屋さんにいろいろ話をすることがあったから。カツオに中トロに、穴子とキスの天ぷら、貝汁、オムレツ、げそ炒めなどなど、たらふく食べておなか一杯。食後もあーだこーだ、話していたら、4時近くになってしまう。

 魚屋さん、ジムニーがあり得ない壊われ方をして、足がなかったので、ロードスターで東郷町の家まで送ることに。チューンドロードスターを助手席で味わってもらう。ようするに、命の危険を感じてもらうってことだ。

 東郷町でもお茶を飲んで、午後5時すぎに尾張旭の実家に向かう。途中、立てこもり事件のあの現場の前を通る。現場は青いビニールシートで覆われていて、通りからは見えないようになっている。が、警察官が立っていて、献花台に花を届ける人の姿もあった。とても、数日前にここで銃撃で人が死んだとは信じられないような場所。

 実家に戻り、回転ずしの夕食。ビールをしこたま飲んだので、今、ものすごく酔っぱらっている。

 軽井沢は日曜日に入ることにした。偶然にも松本の友人からメールが入り、土曜の夜に松本で飲むことにしたから。土曜日は天気も回復するようだから、信州をあちこち走ることにしよう。レアなワインディングロードを一緒に走りたい人はメールください。

5月23日

 デミオの車検が25日に切れるので、先週金曜日に車検を申し込む。前回、車検を受けたメカノスという会社。前回はホリデー車検のホームページを通じて知ったのだが、今回は前回受けたからという安易な理由で。前回は名古屋市の西区の本社だったが、一宮市内にも支店があると知り、そちらで。車についてのデータが向こうにあるから、話が早い。

 前回はタイミングベルトとウオーターポンプ、オイルシールを自分で交換して持ち込んだ。今回は、前輪ブレーキパッドと後輪ブレーキシューの交換、ブレーキフルードの交換、クーラントの交換をして臨む。前回は、ハイマウントストップランプが玉切れしていたので、今回は灯火類をきちんとチェック。エアクリーナーを交換していないのが心残りだったが、メーカーが5万キロ指定していて3万キロぐらいしか使っていないから大丈夫だろう。

 予約の時間に車を持ち込む。もちろん、仕事をさぼって、こっそり行くのである。

 30分ぐらい待って、立ち会いで部品交換などを相談する。「車検が通らない場所があります」と言われたのが、発煙筒の期限切れ。新品(650円)をお買いあげ。

 「気になる点が」と告げられたのが、タイミングベルトの交換。「あ、10万キロぐらいのときに、ベルトとウオーターポンプとオイルシールを交換してあります」と告げる。「すみません、シールが張ってなかったもので」と頭をかく整備士。

 クーラントが薄いと指摘されたが「交換したばかりなのでけっこうです」と断る。冬に雪国でも行かない限り、このままでも大丈夫だろう。交換すると3500円取るらしい。

 点火プラグの交換も勧められた。確かに電極が丸くなっているけれど、まだまだ使えそうな感じ。それでも、工賃込みで4000円というので、交換してもらった。すべて断るのもかわいそうなので。新品のプラグを装着する快感を味わう機会が1回減ってしまった。

 で、「ブレーキフルードの交換もお勧めしているんですが」とセールストーク。リザーブタンクを見ていないんだろうか。「色がきれいだからけっこうです」と優しく断っておいた。困ったもんだ。

 さすがに新品にしたブレーキ回りはまったく指摘されなかった。心配だったエアフィルターも「このぐらいの汚れならまだ使えると思います」とのこと。ブレーキフルードの交換さえ指摘しなければ、パーフェクトだったのに。

 車は検査ラインへ。再び20分ぐらい待ってお会計。合計81894円だった。

 内訳は次の通り。

<技術料>
・車検作業一式 4800円
・検査料 10000円
・値引き -1000円
・スパークプラグ交換 2000円

<使用部品>
・発煙筒 650円
・スパークプラグ 5204=2080円
・廃棄物処理料(部品合計2%) 55円
・登録申請代行料 5000円

<諸費用>
・自賠責 30830円
・重量税 25200円
・印紙代 1100円

諸費用計 57130円

技術料+部品 23585円

消費税など 1179円

合計 81894円

 前回は技術料と部品で19911円だったから、点火プラグを考えれば前回並みで済んだ。リサイクル料が今回は入らなかったから、総額では安いのかな。

 車検が終わったデミオに乗る。点火プラグが変わっただけだから、悲劇的に変化がない。

5月22日

 小学5年生が岩倉市の五条川の中の生き物を観察している場面に出かける。

 尾張地方は木曽川の治水のための堤防で仕切られているから、自然の川がない。上流には池や水門があって、流量が調整され、管理された川だ。長良川とか梓川とかの清流とは違うが、中に入るとそこそこ生き物がいる。目立つのがマゴイ。市民団体が放流しているから、それこそうようよと泳いでいる。

 網を水に入れて上流の石をひっくり返したりして捕まるのはヒルばかり。子どもたちはきゃあきゃあ言ってなかなか触ることができない。おそるおそるピンセットでつまんでバケツへ。ヒルならつまんでも大丈夫だが、小さな川虫とかはピンセットでつままれて原形をとどめないあわれなことに。

 小学生のころを思い返してみると、水の中で良く遊んだもんだ。家の前を流れていたどぶ川でザリガニを捕まえたり、アメンボの足をむしってみたり。5年生ぐらいのときは祖父と近くのため池でフナ釣りをしていた。

 ヒルなんか、どぶ川に入っていると足に2、3匹付いていて血を吸うものだから、足が血まみれになることもしょっちゅう。

 そんな自分の原体験を思いだした。いまだって、車をばらしてみたり、オイルをかぶったりしているのだから、本質は変わっていない。