7月5日

 仕事があったのだが、午後からだったので、なぜかオリーブボールに向かう。大阪の某氏がエンジンを組みに来る、ということだったのだが、昼前だったにもかかわらず、まだ来ていなかった。

 あれこれマニアックな話をしつつ、今の悩みを相談する。ISCVと4連スロットルをつなぐホースが短くて、3番と4番のスロットルの間を通しているため、アクセルを半分ぐらい開けると当たってしまうのだ。下手をすると3番4番のスロットルが閉じないかもしれず、とっても危険。しかもホースは柔らかくて、アクセルのオンオフで膨らんだりしぼんだりする。

 そうしたら、お店にサムコの強化ヒーターホースがあった。ワイヤーが入っていてつぶれないやつ。あつらえたようにぴったりの長さだったので、そのままもらうことにした。これで安心して踏める。

 エアクリーナーを取り付けてから、エンジンの吹け方がいまいちになった気がする。狂った燃調を軽く修正し、点火時期をばしばし進めてやったら、少しマシになった気がする。

 仕事をして、夜は高辻でビートルズバンドの練習を見学。月曜日に七夕ライブだから、最後の詰めの練習であるから、お遊びには付き合ってもらえない。なかなかまとまっていて良い演奏だった。

7月4日

 512MBもの容量を持つコンパクトフラッシュが15000円で売っているのを見つけて衝動買いしてしまった。

 確か1997年春のことだった。当時捨て値で売られていたIBMの「ウルトラマンPC」ことPC110を衝動買いしてしまい、PC110の大容量外部記憶装置として、15MBのコンパクトフラッシュを15000円ぐらいで買った覚えがある。当時の実勢価格の半額ほどで「動作保証なし」だったので、どきどきしながらPC110に差し込んだ覚えがある。あ、ほぼ全員の人が知らないだろうから書いておくと、PC110とは分厚い文庫本ほどの大きさのノートパソコンだ。Thinkpadをそのままミニチュアにしたみたいで、キーボードが付いてはいるが、もちろん実用性は低い。

 1年半ほど前には64MBのコンパクトフラッシュを買った。これも15000円ぐらい。1MBあたり200円ちょっとなら安いものだと、デジカメ用に買ったのだ。

 今度は512MBで15000円である。くらくらっときて次の瞬間、レジで精算をしていた。一つの妄想が僕の頭の中で駆けめぐっていた。

 DOSマシンであるPC110でWindows95を動かし、FCSSをコントロールしてやろう。おもちゃみたいなパソコンで、いじくられるFreedomを想像しただけで痛快ではないか!(普通の人ならそうでもないか)

 で、あれこれ試してみた。DOS/Vパソコン用のWindows95は持ってはいるが、昔のメインパソコンThinkpad535からバックアップを取った代物で、フロッピー42枚組みだ。気の遠くなる作業はしたくないので、Windows95のフルセットを買ってきたばかりの512MBコンパクトフラッシュに放り込んで、そこからインストールを試みる。

 が、うまく行かない。フロッピーディスクでWindows95を起動してからインストールしろ、と怒られるのだが、なぜかフロッピーに起動ディスクを差しても、コンパクトフラッシュにシステムを転送してそこから起動しようとしても、受け付けてくれない。BIOSが対応していないのかしら、とIBMのサイトを見てみるも、パッと見ではどこに置いてあるのか分からないのであきらめた。

 PC110のスペックは486SX33MHzに8MBRAM。Windows95は何とか起動するが、FCSSが動くか分からない。なにしろ、FCSSの動作にはPentium133MHzが最低条件で、200MHz以上が推奨されている。チャレンジしたいのだが、どうもうまくいかない。う〜む。

7月3日

 γGTPが慢性的に高い上司が何となくまっすぐ帰りたくなさそうであり、「飲みに行きたいな」オーラを発していたので、それを軽く受け流して帰っちゃおうかとも思ったのだが、その背中にすんなり家庭に戻りたくないサラリーマンの悲哀を感じてしまったので、付き合うことにした。

 本山にある飛騨という居酒屋。昔は良く通ったものである。最近は改装してこぎれいになってしまったのだが、昔は壁や机が薄汚れていて年季が入っていてなかなか味のあるたたずまいをしていた。最近はこぎれいになってしまって今風の内装になってしまったのが昔からのファンとしては残念なところではある。だからといって、出てくる料理は以前と変わらず、ひょうきんなママも昔よりかえって若く見えるぐらい。正しい居酒屋であることには変わりがない。

 軽く飲むと心に誓ったのだが、ポパイサラダにほっけに手羽先ぎょうざを頼んで懐かしさに浸っていたら、生中1杯、2杯、3杯、4杯、5杯。ついには6杯も飲んじゃって正しく酔っぱらって惨めな姿をさらすことになってしまった。さすがに割り勘では申し訳なかったので多めに出したつもりだったのだが、そこはっぱらい、いくら請求されたかも、どれだけ財布から出したかも覚えてはいない。

 日付が変わった頃に帰ったのだろうか。朝、携帯電話の音で目が覚めた。飛び起きたら朝の4時半。なんだ、まだ寝たばかりじゃないか、と思って再び寝ようと思ったら、今日は早朝に市場に行く日であることに気が付いて、頭の中を駆けめぐるアルコールの残りかすを不快に思いつつ、慌てて家を飛び出しタクシーに乗った。酔っぱらっていても、ちゃっかりアラームをセットしておくところは、ちゃっかりものというか、サラリーマンの寂しい習性なのだな、と、妙にもの悲しさを感じてしまった。

7月2日

 スロポジが届いたので朝メシを喰らってさっそく取り付ける。ねじ2本で留めれば良いだけだから簡単な作業。ぱちんとコネクターで配線してはいおしまい。

 で、大変なのがここから。スロポジの位置決めをしないといけない。B6ノーマルエンジンであれば、テスターを使ってアイドル接点がほど良い位置にきているかを調べてやる。全閉と全開にしか接点がない代物だから大した作業じゃないのだが、なかなか鬱陶しい。電圧でどれだけ開いているかを検知しているリニア式のスロポジだとどうやればよいのだろうか。アイドル接点だけ見れば良いのか。アイドル接点がないスロポジだと…。

 が、Freedomであればとっても楽だ。エンジンルームにコンピューターを持っていき、画面上で示されているアクセル開度を参考にずらしてやれば良い。リニア式だとどれだけずれているかも分かるし、アイドリング接点が出てるかも、アイドリングの補正が入っているかで判断できる。ぱぱっと終了。

 で、やっぱりスロポジがあった方がレスポンスが良い。ISCVの学習も入ってアイドリングが補正されるようになった。アイドルのベースカウントが50ぐらいになるようにスロットルのアジャストスクリューを回す。4つあるからなかなか難しい。本当なら、同調を取ってやると良いのだけれど、工具が7000円ぐらいするので、今度借りることにしよう。

 朝から車をいじってご機嫌で出社。時間は11時前であった。

7月1日

 岐阜に行く仕事があったので、ちょうど良い時間に現地に到着するよう、家を出る時間を遅くした。大雨が降っているのに、わざわざ仕事場に顔を出す必要もない。

 玄関を出て気が付いた。仕事道具の一つが仕事場に置きっぱなしだったのである。時間ぎりぎりまでのんびりすごしてしまったのだから、仕事場に取りに行く余裕はない。仕方がないので、ロードスターで出かけることにする。

 我がロードスター、たたき壊してしまったので現在スロポジが付いていない。Freedom上ではアクセル開度は124%ぐらいを示している。もちろん、アイドリングの認識もしない。が、移動に使う分には支障がないぐらい普通に動く。マップがきちんとつくってあったから、アイドル付近の空燃比も狙い通り(それ以外は滅茶苦茶)。スロポジがないと、非同期噴射がなくなってしまうから、かなりアクセル踏み始めのレスポンスが悪くなりそうだったが、アクセルオフでも燃料カットしないので、思ったよりもレスポンスの悪化が少ない。

 困ったことと言えば、配管がスロットルリンケージに引っかかっているらしく、半分ぐらいまでしかアクセルが動かないことである。雨だから直すこともできない。

 出来町通りのバスレーンを西に暴走していたら、辺りが暗くなって、ワイパーも追いつかないぐらいの土砂降りとなった。どうも、幌回りの排水がうまくいっていないらしく、一定量以上の雨量となると、雨漏りがしてくる。雨で視界が悪くなっている中、あちこちを拭きつつよそ見運転しているのだから大変危険である。

 雨はだんだんひどくなっていき、道路に水たまりができだした。ロードスターの場合、一番怖いのが、対向車線や隣の車線を走っている車からの水しぶきである。

 冷や冷やしながら走っていたら、対向車線に路線バスがやってきやがった。わだちに豪快にたまった水たまりにぶっといタイヤが突っ込み、水しぶきと言うよりは津波のような水の固まりが押し寄せる! ばっしゃーんとかかると、反射で中に乗っている人間まで顔を背けてしまう。普通の車ならこれで終わるのだが、ロードスターだと、ばっしゃーんと、実際に顔に水がかかるのだから笑えない。

 仕事場に寄り、国道22号を岐阜へ向かう。4連スロットルの調整は大変効き目があり、1050回転に誘導してどろどろしていたアイドリングが、850回転でも普通に回っている。さすがにどろどろといった震動があるが、1050回転のときと同じぐらいの不快さ。アイドリングが安定している証拠に、がらがらとミッションから出る歯打ち音が止まっている。排気音も小さくとっても快適。900回転ぐらいに誘導すればかなり快適なアイドリングになりそう。スロポジが付いておらず、Freedomにとってはいつでも全開状態だから、学習はしてくれない。

 エアコンの作動時も快適になった。調整前は、エアコンが入るとぶわんと一度回転が大幅に上がった後、なぜかアイドリングの回転数が低くなるという症状だったのだが、まともにアイドルアップするようになった。

 エアクリーナーがついて吸気音が若干小さくなった。音質も変わった。なかったときの方がレーシーであったことは言うまでもない。たった1センチ厚ぐらいのスポンジをかぶせただけなのにけっこう変わるものだ。 

6月30日

 パソコンに拡張ボードを取り付けてテレビを見られるようにしたから、ようやくF1が自分の部屋で見られるようになった。これでのんびりと観戦ができるわい、と思っていたら、ライコネンのエンジンがブローした場面を最後に記憶がとぎれてしまった。翌朝、ラルフが優勝したことを知る。

 市内で仕事があったので、地下鉄で移動する。去年は6月からかなり暑い日があった気がするのだが、今年はそれほどつらい日はない気がする。なにより、夜が過ごしやすい。今日も薄曇りで湿気も少なかったから、街を歩いていてもそれほど苦にならなかった。

 夕方仕事場に戻ると突然の眠気が。ハードに居眠りしていたら、上司のケリが飛んできた。

6月29日

 べろべろに酔っぱらって帰ってきたのに、朝7時半に目が覚めてしまった。老化現象だろうか…。

 とっても良い天気だったので、おもわずツーリングに行きたくなったのだが、4連スロットルの調整をしておかねばならなかったので、朝飯前におもむろに作業に取りかかる。

 E&EシステムのインマニアダプターでトヨタAE101の4連スロットルをインマニごと取り付けると、キャブのようにインテーク部分が長くなって、スペースの問題が出てくる。ブレーキのマスターシリンダーの配管と4番のファンネルがかなり近い。スロットルの加減によっては当たっているかもしれない。

 よってスロットル回りの作業はとてもやりづらい。ファンネルを取り外すのでさえ、手こずってしまう。六角レンチを使うのだが、レンチの角度をきちんとしないと入らないし、狭いしでエンジンが降りてさえいればとっても簡単なことでも、大変手間取るのである。

 狭い中、短いレンチ。注意深く作業を進めなければならないシチュエーションなのだが、案の定やってしまった。フルパワーを入れたらゆるんだ瞬間、右手親指を激しくスロットルボディーに打ち付ける。ザクッと指の甲側が切れてしまった。けっこう深い。あっという間に血が滴ってくる。

 ま、車いじっていればいつも生傷とは隣り合わせであり、多少深くてもそんなに慌てることはない。浅ければほっておけばよいけれど、そんなわけにはいかなさそうな深さだったので、時間が取られることを残念に感じつつ、とりあえず、流水で洗う。輪ゴムで指を縛る。軽く抑えてから、消毒クリームを塗ったら血は止まった。後はなるべく指を折り曲げないように気を付けて、ほかって置けばよい。朝飯を喰らって作業続行。

 が、作業をすれば問答無用で手は使うに決まっているのであり、特にごちゃごちゃしているインテーク回りをいじっていれば、傷口があちこちに引っかかる。あっという間に傷が開いてしまった。もう放置、油まみれ状態。

 今回の作業はアイドリングの調整である。4連スロットルを組んだとき、大変なのがエンジンをアイドリングさせること。だが、僕のエンジンには各スロットルに空気を供給してやるISCVを取り付けてあったから、ほぼ1発始動だった。ISCVの仕組みを説明すると、スロットルとは別に専用の空気の通り道があって、その中に4つの穴があり、それぞれのポートに空気を供給している。もう一つのスロットルがあるようなものだから、ぼばん、と始動してアクセルでちょちょっとあおってやり、3分ぐらい足を載せたまま待ち、そっと足を話したらきちんとFreedomがISCVを動かして空気量を調整し、アイドリングしていた感じ。

 だから、何の苦労もなくアイドリングをした。が、スロットルとは別の経路からけっこう多くの空気を吸わしてやっている状態。ちょうどシングルスロットルのインマニのようなものが組み込まれていると考えてもらえばよい。あまりISCVに頼ると、ハイカム特有の空気の吹き返しの影響が他の気筒に及んでしまう。アイドル状態で安定した空気が供給されないことになるので、必要以上にどろどろと不安定なアイドリングとなってしまう。アイドリング以外のときでも、スロットル途中から余分な空気が大量に入るのはあまり良い状態とは言えないだろう。ISCVの経路は負圧を集める場所でもあるので、Dジェトロの制御だと影響をもろに受けそうである。

 だから、ISCVになるべく頼らないように調整してやることが安定したアイドリングと制御につながるのだ。どうやるかと言えば、アクセルを踏んでいない状態でも、ほんのちょっとスロットルが開いているようにする。とってもシンプルで分かりやすい。

 スロットルには全閉の位置を決めるストッパーが付いている。位置はねじで調整できるようになっている。ねじの突き出し量を変えればおのずとスロットル全閉の位置が変わるわけ。

 がしかし、ただでさえ手を入れにくい場所で工具も入りにくい。1、2番気筒ならばそれほど難しい作業じゃないのだが、3番、4番となってくると手前から手を入れてアクロバチックな態勢でやることになる。慣れていない最初は、4番の調整は不可能かと思われた。

 が、人間、試行錯誤していれば学習していくもので、工具の入れ方や角度などを試しているうち、なんとか4番気筒も作業ができるようになった。

 付き出し量をあれこれ変えるわけだが、なかなか難しい。すべてのねじを外して同じ付き出しに調整して組んだのだが、最初は開き過ぎてISCVをいくら絞っても1800回転ぐらいになってしまった。これはいかん、と再び面倒な作業を経て付き出しを少なくしたら、今度はごほごほっと600回転ぐらいの止まりそうなアイドリング。またまた調整してやったら、再び1200回転より下がらなくなったり。5回ぐらい繰り返して、最後はあきらめて、スロットル上部についているアジャストスクリューを回して別経路から空気を供給してやり、ようやく納得いくぐらいに調整できた。FCSSの画面でみると、スロットル開度が3.5%ぐらい。

 でも、なんとなくアイドルの調子が悪い。各気筒で空気の吸い込む量がばらついているに違いない。各気筒を手で塞いでやると、2番気筒を塞いでやったときにエンジンが止まりそうになって調子が悪くなる。そこで、2番気筒の開き加減をもう少し絞ってやることにした。

 すると、回転数がかなり落ち込んだ。各気筒のアジャストスクリューや、ISCVの開き具合を調整してやったら、900回転ちょっとのところでかなり安定したアイドリングとなった。ISCVのカウント数(スロットルの開き具合と思えばよい。最大250)は60ぐらいで落ち着いた。

 3.5%ほどずれたスロポジを修正しようとしたら、ミスった。片側のねじがなめかけていたので、片方のねじだけをゆるめてプラハンでたたいて修正していたら、なんだか様子がおかしい。それでもかまわずたたいていたら、スロポジがぼっきり折れてしまった。折れるような形状じゃないんだが、ハードにたたきすぎちゃったんだろう。失敗。あわてて富山に電話をし、スペアを送ってもらうようお願いした。(いつもお世話になっています)

 ファンネルを取り付ける。いままで4000キロちょっと走って、エアクリーナーを付けていなかったのだが、ここに来て付けることにした。マルハのファンネルソックスである。ファンネルを取り付けてからではとってもソックスが入りそうになかったので、ファンネルにソックスをねじ込んで置いてから、スロットルボディーに取り付けた。

 あれこれ作業していたら、いつしか夕方に。本当は午前中に作業を終わってツーリングに行きたかったのだが、素人の作業だから思いの外時間がかかる。その上、スロポジが壊れてしまったのだから走りに行くのはおあずけかと思っていたが、だんだんむらむらっとしてきたので、走りに行くことにする。スロポジがなくたって、ちょいとレスポンスが悪く、空燃比がおかしくなるぐらいで、普通に走る分には困ることはない。アクセルオフにしても燃料カットしないから、エンジンブレーキがきかない。

 瀬戸方面を走ってきた。スロットル回りの配管が邪魔してアクセルが半分ぐらいしか開かない。それでも十分速く車は走った。アイドリングはおどろくほど安定している。

6月28日

 やりかけの仕事があるので、休むべき土曜日に出勤。とはいえ、昼まで家でごろごろしていたのだから、まったくやる気はない。

 だらだらと仕事場で過ごして、高辻にあるスタジオに向かう。でっち奉公しているビートルズバンドの練習に顔を出して見学。と、思ってたら仕事で来られないボーカルの当て馬として歌わされてしまった。「While
My Guitar Gently Weeps」「Two of Us」「Let It Be」「You Never Give Me Your Money」などなど。声が出なくてさんざんだった。

 ビートルズと言えば、本屋で「これがビートルズだ」という本を見つけて読んでいる。講談社現代新書というメジャーなところから出ているにもかかわらず、全曲が頭に入っていないと読んでも意味があまり分からないというマニアックさ。もちろん、僕は書いてあることのだいたいのことが、曲を聴き直さなくても理解できる。

 本の至る所にビートルズの天才さ加減がちりばめられている。ポールマッカートニーは「I’ve Just Seen a Face」「I’m Down」「Yesterday」の3曲を1日でレコーディングした。「I’m
Down」なんて、ものすごく格好良くシャウトしているのだ。普通なら声がかれてしまうに決まっているのだが、その後にあの「Yesterday」の甘い歌を録音したのだ。この「Yesterday」はポールマッカートニーが朝起きたら頭の中でメロディーが鳴っていたのだという。本人もどこかで聴いた曲じゃないかしら、と思ったぐらいらしい。神がかっている。

 もちろん、超有名人につきものの、「伝説」かもしれないが、やっぱり事実じゃないか、と思わず納得してしまうものが彼らにはある。曲がそれを証明している。

6月27日

 4連スロットルの調整がまだ全然できていないことを知ってしまった。どろどろと怪しいアイドリングなのも、負圧が全然出ていないのも、まだ改善できそうである。試しにいじってみたら、アイドリングを100回転下げて950回転でも、きれいに回るようになった。

 各スロットルのバランスを見るやつが欲しくなってきた。明日にでも、アストロへ行って買ってこよう。うまいこと行くと、今のセッティングでいまいちなところも、改善されるカモ。

 すると、せっかく詰めてきたセッティングが、ちょっと後戻りすることになる。また、名古屋高速をぐるぐる回る日々が始まりそう。

6月25日

 新幹線で東京へ。東急田園都市線の用賀駅周辺で用があったので、新横浜から横浜線と乗り継いだ。

 ちょいと時間が余ったので、駅ビル内のドトールに入る。普段はあんまり入らないので、まったく勝手が分からない。列に並んで前の人に習ってアイスコーヒーを注文する。「大きさは」と聞かれて、喉が渇いていたので「大きいの」と答えたら、ばかでかいコーヒーが出てきた。

 少し飲んだだけでお腹いっぱい。それでもわざわざ大きいやつを頼んで置いて、残したら馬鹿にされてしまうので、無理してがぶ飲みする。お腹だぶだぶ。

 げっぷしながら立ち上がり、カウンター越しに店のおねえさんにグラスの載ったトレーを手渡して店を出ようとしたら「あちらにお願いします」と店の奥の方の食器返却棚を指さした。見事なマニュアル化。ま、280円だから大きなことも言えないんだけれど。すごすごと引き返してトレーを置く。

 帰り同じ駅でメールチェックしたら、待ちに待った相手から届いていた。もし届いていなかったら、名古屋にとんぼ返りしてその人のところに行くという仕事が余分に増えてしまったのだが、ようやく届いて一安心。スケジュール的に押している仕事だったので、その場であれこれ加工して、ネット経由で仕事場に送ったときには、すでに1時間近く経過していた。

 再び新横浜から新幹線で名古屋へ。ふらふらと仕事場に戻ったら、「おい、飲みに行くぞ」と上司にひざげりをくらい、そのまま居酒屋に拉致された。明日も早いのに。