5月16日

 土曜日。夕方に富山に行って、おおとろ亭にてビールを飲んで意識を失うという完璧な計画を立てていたのだが、「今日はべいべ(間瀬耐久のチームメート)のうちに泊まるよ」と予想外の言葉。そういえば、16日のKRCジムカーナ練習会に出かけるという日記があったっけ。もろくも予定が崩れ、富山に来たのはいいけれど、宿がない。どうしよう、と思っていたら、簡単な答えを発見した。雅久号にて、ジムカーナに参戦すれば、僕もべいべ家に泊まれば済むじゃないか!と。

 ということで、急きょオイル交換をして、間瀬で耐久レースを走ったそのままの状態でべいべ家へ。近くの居酒屋で大量の鶏肉とビールを摂取して、べいべ家の冷蔵庫のビールを飲み尽くした頃に意識を失った。

 早朝に起き出して、石川県の大日スキー場へ。到着して、荷物を下ろして、ホイールナットを締めただけのお気軽気分で参加。

 んが、走り出すとやっぱりがんばってしまうのであって、詳細はまた後日書こう。

 夜はカントリーレストハウス二上へ。タケノコの煮付けとつけ麺を食べて幸せになり、高速道路が1000円のうちに砺波・小矢部ジャンクションから東海北陸道に乗って先ほど戻ってきた。モナコGPは見ることができなかった(ioi)。

5月14日

 水曜日のアポイントをドタキャン喰らったので、水曜日の東京行きが2回に分割されてしまった。すなわち、水曜日と今日の2回東京に行ってきた。

 名古屋駅から新幹線に乗ると、1時間40分弱で品川に着いてしまう。富山からの出張であれば飛行機の出張となり、こちらも時間的には同じようなものなのだけれど、着くのは羽田だし、飛行機も10分に1本飛んでいるわけではないし、泊まりがけも何となく認められそうな感じ。が、新幹線ともなると、10分に1本ペースで走っているし、会社から出て2時間ちょっとで目的地に着いてしまうから、問答無用で日帰り出張みたいな。

 富山から東京だと、友人にアポを入れて交流するか、という気にもなるのだが、名古屋からだと通常業務の範囲ないな気がしてそのまま戻って来てしまう。滞在時間2時間みたいな。

 そんな感じで11時前に新幹線に乗って、新橋から汐留方面へ行き、5時すぎに会社に戻ってきた。戻ってきてちゃちゃっと仕事をやったら結構はかどっていい感じ。

 ということで、土曜は午前中に仕事を片付けて夕方には富山に行けそうだ。日曜日に返ってきて、月曜日はまたまた東京に行き、火曜日は神岡に行くという、なんともまあ、忙しい感じになってしまった。

5月10日

 かなーり前、もう思い出せないぐらい前だから20代前半ぐらいのときかもしれない。親知らずがむずむずっと生えてきた。最初、奥の下側の歯茎がふくらんだ感じになっていたのが、そのうちに親知らずの頭が顔を出し、徐々に飛び出してきて生えた。

 すこし腫れたときもあったけれども、放置して最近は右側の親知らずはすっかりはえ、左側の下側の親知らずも顔を出してきて、その周辺の歯茎はクレーターみたいな形になっていたのが、だいぶ飛び出してきた感じ。

 放置しておいたら右の奥歯がある日突然割れた。どうやら、中身が虫歯になっていたらしい。マクドナルドでポテトを食べていたらがりっと口の中に固いものが広がった。異物が入っていたのか、と思うと、なにやら卵の殻っぽい物体が口から出てくる。なんじゃ、と思って奥歯を探ると崩壊していたわけで。

 痛くもないから放っておいたら、最近再びちょこっと欠けた。「親知らずを残しておいてなにもいいことはない」と周りからも言われるので、んじゃ歯医者に行こうかと保険証を探したら、どこにもない。

 最後に使った場面を考えると、なんと富山で病院に行ったことがないことに気づいた。最後に使ったのが4年ぐらい前で、その間に2回引っ越ししていることになる。そりゃ、なくすわけだ。

 せっかく、自分のメンテナンスをしようと思ったのに、保険証がないからそのままになりそうな今日この頃。

5月9日

 DさんのWEST07J。9日のレース決勝を前に、セッティングの方向性でレース屋さんとじっくりと議論。しっくりこないセッティングに予選順位が不本意なものになってしまった。じゃあ、レースでさらに上を目指すためにどうする? という話し合いをずっと続けている。あれこれあれこれ。走ってない人間にとっては、突っ込みようのない話し合い。

 リアの動きがしっくりこないらしい。で、喰ったと思ったら唐突に滑って収まらないリアをどうするか。分かったとレース屋さん。今のまま走ったところで同じ順位に甘んじるしかない。じゃあ、思い切ってセッティングを変えようと。

 でね、ダンパーの固さを変えたり、空気圧を変えたりするんだけれども、変えるまでが違うわけ。5分ぐらい、写真に写っているところをじっと見ていたと思ったら、ウイングを押して足回りを縮めてみたりとか。スタビライザー(たぶん)をいじるのだけれども、1度で決まらない。セッティング変えるだけで30分ぐらい。実際の作業時間は5分ぐらい。その間、ずっと部品をにらんでいるわけ。すごい。

 セッティングが納得いかないDさんの話を聞いて、今日は東コースだったので、じゃあ、S字とか逆バンクで車の動きを見ていましょう、と、スタート前に移動する。いやね、コントロールラインのところからS字までって、コース外側から行くと1キロぐらいあるんで、けっこう遠いの。逆バンクのところにトンネルがあるのだけれど、なぜか鍵がかかっていて行けなかったので、かなーり遠回り。

 S字とか逆バンクの動きを見る限り、東京R&Dの車とかなり違う。ドライバーを中心にヨーモーメントがきれいに出るR&Dに対して、WESTとかオスカーはフロントとリアがばらばらに動いている感じ。逆バンクのラインが顕著で、オンザレールな動きでクリアしていくR&Dに対し、他の車はラインがどうしても外側にふくらんでしまう感じ。一生懸命走るDさん。楽々走っている(ように見える)R&D。この違いはいかんともしがたい。

 楽々速いR&Dに対してどうするか。じゃあ、もっと苦労してコーナーを曲がるしかない。で、レースではかなり曲がりづらい感じのセッティングを乗りこなせなくて、うまくいかなかったんだけれどね。難しい!

5月5日

 クーマック耐久。4月30日に書いたとおりの展開で、全ヒートで2位の総合2位となった。今回優勝のシビックと2台でやりあっている感じなのだが、今年に入って足回りに変更を加えてちょこっとだけ速くなったことで、何とかレースっぽくなった感じ。もう少し、速くできれば、「勝負!」って感じになるのでがんばろう。やれることをリストアップしたらまだまだたくさんあったので、9月の第2戦(最終戦)までにちょっと忙しい。

 3日におおとろ亭にて反省会をしてソファで意識を失い、4日はちょこっとだけ後片付けをしてランチに回転ずしへ。カワハギやらバイガイやら、ノドグロやらと、富山をお腹いっぱい満喫した。午後はロードスターツーリングで井波の高瀬神社へ行き、閑乗寺へ。散居村の田んぼに水が入り始めていたが、もやがかかっていたのであまり見晴らしは良くなかった。

 庄川沿いに伏木へ向かい、カントリーレストハウス二上へ。コーヒーを飲んで、タケノコ定食を食べていたらいつの間にか午後9時。高岡市内で意識を失う。

カントリーレストハウス二上

 5日はまったく予定がなかったので、普段乗りの雅号をいじることにした。工場にてリフトを借りて、スロットルとサーモスタットの交換。

 何回か書いているけれど、雅号にはノーマルの新品エンジンを積んで、NB6のインマニにNA8Cシリーズ1のスロットルを付けている。「非線形スロットル」の名であまり評判が良くない代物だ。僕は非線形であること自体はそれほど気にはならなかったのだが、どうもスロットルが原因でアイドリングの調子が悪い。ISCVが壊れかかっている感じ。アイドリングを850回転に設定しているのに1100回転ぐらいから下がらない。低回転で走っているときのアクセルの開きはじめのところで、なんとなくぎくしゃくする感じがある。これは、非線形のちょこっと複雑な仕組みが原因じゃないかと思う。レスポンスが良いと、ちょこっとしたことが気になるのだ。

 で、NA8Cシリーズ2のスロットルを入手していた。配線をやり直したのに時間がかかったぐらいで交換は簡単なもの。NA6CEのスロットルだとへばりついたガスケットのかすをきれいにするのに時間がかかるが、NA8C以降はメタルガスケットだからぽろりと取れる。

 サーモスタットはマルハの78サーモ。これはラジエーターのアッパーホースから取り出した水温だと90度ちょっとなのに、Freedomで表示される温度は100度前後で精神安定上よろしくないから交換した。ECU用のセンサーはヘッド裏側に付いているから前後で10度近く温度が違うということ。

 昨年冬に一新した足回りもゆっくりチェック。富山で一冬を越しただけなのに、何となくさびが浮いている感じになっていたので、シャシブラックを吹きまくった。

 付け替えたスロットルのISCVはまともだったらしく、ハイカムが入っているみたいにどろどろしていたアイドリングが850回転で安定した。走ってみると、線形スロットルになった違いはかなり大きく、車がすっごく速くなった感じ。少し踏んだだけでほぼ全開に近くなるので、たぶん燃費は悪くなる予感。きびきび反応するのはやっぱり楽しい。

 サーモスタット交換では、外付けの水温計は85度ぐらいで安定。フリーダムで表示される温度も90度ちょっとになって、これからの季節に精神安定上よろしくなった。車が止まっている状態だとこれまでと同じことなんだけれどね。

 気持ちよくドライブをした再び二上に来て、コーヒーを飲みながらぱちぱちと書いている。

5月2日

 1日は江南の曼陀羅寺へ。藤まつりが開催中。以前、お世話になった人たちとともに、ただひたすら日本酒を飲む会。藤はまだ半分程度しか咲いていない。例年より10日ぐらい遅い感じ。藤棚の改修が終わって初めて行ったけれど、良い具合になっていた。

 午後2時から飲み始めて5時ぐらいまで。そんな早い時間から酒臭い息を吐きながら名古屋駅前にて2次会。ビール3杯で限界に到達し、帰ってきてすぐに意識を失う。

 クーマック耐久のスケジュールが発表されていた。去年よりも1ヒート目の開始が遅くなって全体的に後の方にずれているので観戦に来る人は便利かも。レースをやっている人たちにとっては、2ヒートと3ヒート目までの時間が30分しかなくて泣くかも(涙)。

●入場/受付(事務所) 7:30〜
●N-ZERO耐久車検(巡回) 7:30〜
●ドライバーズミーティング(表彰台前) 8:30〜
●耐久フリー走行 9:30〜9:40
●N-ZERO耐久【予選】 9:50〜10:10
●ベスト3スーパーラップ 10:10〜10:30
●タイムアタック【1回目】 10:40〜11:00
●耐久ピット閉鎖 11:05
●N-ZERO耐久1時間【1ヒート決勝】 11:15〜12:15
●タイムアタック【2回目】 12:25〜12:45
●耐久ピット閉鎖 13:20
●N-ZERO耐久1時間【2ヒート決勝】 13:30〜14:30
●タイムアタック【3回目】 14:40〜15:00
●耐久ピット閉鎖 15:05
●N-ZERO耐久1時間【3ヒート決勝】 15:15〜16:15

※決勝チェッカー後コース上にて表彰式

4月30日

 遅ればせながら2009年最終戦の参戦記をアップしました。最終戦前の8月に、仕事で2人配置されていた場所を1人にされてしまい、なにかとばたばた気ぜわしくしていたら、異動になってしまって、新生活を整えたらレースになっちゃった。そんな感じ。5月3日のレース後には去年のレースのことなんて書こうとも思わなくなるに違いないので、ぎりぎりセーフ。

 2010年のクーマックカップ間瀬耐久レースは、なんと5月3日と9月19日の年間2戦だけ。2戦だけでシリーズと言うのかどうか、はなはだ疑問ではある。ぐだぐだだったとは言え、年間チャンプを獲ったので、1戦減ってしまったシリーズに参戦するモチベーションは正直言って下がりがちだったのだけれども、昨年までスターレットで走っていたK氏をマッサGOGOの一員に迎えることになって、走りの面で得られるものが多いと考えて参戦することにした。

 ライバルチームは、冬期とはいえ10秒5というタイムを出して、さすがにそこまで先へ行ってしまうと笑うしかない。レースは何があるか分からない!とは思うけれども、やはり敵失やアクシデントでもない限りは無理。順当には勝つことができないタイム差だ。

 ナンバー付き車両だともう、やれることが限られてくる。ナンバーを外すと好きなときに走りに行けなくのが嫌。ここら辺はプライベーターだから致し方ない。

 エンジンのオーバーホールもできたけれど、2戦だけのためにねえ、とやらずじまい。こうして走る前から延々と言い訳を書いている時点で、勝負ではなくて「参加することに意義がある」ってなやつになってしまうのだけれど、今年のスタンスを正直に言い表しているのかもしれない。

4月29日

 朝、5時すぎに起きて富山の工場へ。

 3日のクーマックカップ前日に富山入りして整備すれば間に合うか、とも思ったのだけれども、ゴールデンウィークって名古屋方面から高山・富山方面に向かうルートは激込み。2車線から1車線となる白鳥インター直後を先頭に、大渋滞が発生するのが目に見えている。

 じゃあ、早朝に出発すれば渋滞を回避できるのだけれども、悪いことに1日に曼陀羅寺にて飲み会を入れてしまった。2日の午前8時まで寝坊したとすれば、たぶん、富山に到着するのが午後3時とか。ばたばたと準備したってろくなことはない。

 ということで、今日も整備の日とした。渋滞するかもと思って早朝に出発したが、1日を通してそれほど込まなかったみたい。

 雅久号を工場に入れてウマをかけて、下に潜ってごそごそと作業。何をやるかって、軽量化ぐらいしかないのだけれど、苦労した割にはそんなに変わらない感じ。いじればいじるほど、サーキット以外では不便な感じになるのだけれども、仕方がない。が、ぎりぎり車検は通る仕様を貫いている。ナンバー付きでがんばるのだ。

 リアセクションを中心にいじって、懸案だった問題点も改善したはず。これでがんがん突っ込むドライビングを目指したい。

 夕方から保護者と落ち合って、両親へのプレゼントを物色。ファボーレ周辺をあちこち回って富山の大和に行き、ふと気がついた。知り合いにオリジナルな品物を作ってもらえば良いのだ、ということを。

 ということで晩ご飯を居心地のよいお店で食べてから井波の職人の元へ。打ち合わせをして、がらがらの東海北陸道を走って午前1時に帰ってきた。

4月26日

 土曜日はRS Factory STAGEの走行会。早朝、家を出てまずはT.O.Racing
Factory
に行く。愛知から富山への移動だけでちょうど中間点なのだから、間瀬が遠くなった。

RS Factory STAGET.O.Racing
Factory

  雅久号に乗り込んで11時に間瀬に到着する。すでに走行距離は450キロぐらいで時間通りたどり着いただけでも自分をほめてあげたい(笑)。4月も下旬というのに、気温は10度ちょっとしかなく、肌寒いぐらい。

 3月のプレイオープンで走ったときの問題点を洗い出し、最終コーナーでのステアリングが気に入らなかったので、主にフロント側に対策を施した。おわらサーキットで検証もして、たぶん良い方向になったはず。

 が、大幅な変更だったためか、タイムに結びつかないのがサーキット走行の難しいところ。基本的なセットが間違っていると、いくらドライバーががんばってもタイムは出ない(笑)。セットが大きく間違っている、ということではないのだけれども、ちょこっとずつの外れがタイムには大きく影響してしまう。

 こういう現象が出ているから、こうしてみよう、といじってみたら、ものすごく乗りやすくはなったのだけれども、タイムはコンマ5秒下がった、とか。素人セッティングなので、かなり混乱はしたのだけれども、まあ、落としどころには落とした。

 それでも納得いかない感じだったのであれこれ頭で考える。何が足りないのか(自分のドライビングが下手なのは置いておく)。これまでやってきたことを積み重ねれば、もうちょっとタイムが出ても良いのに、と勝手に不機嫌になってみる。

 こういう場合は人に相談するのが良くて、おおとろ監督と小一時間電話にて相談。あれこれ会話しているうちに、改善できるポイントを2、3発見! ぶっつけ本番になってしまうのがちと残念だが、5月3日の本番が走りたくてうずうずしてきた。

 日曜日。保護者とともに、朝イチから過密スケジュール。井波で打ち合わせをして、福野で昼ご飯を食べて、福野の別の場所で着替えて、撮影。砺波で打ち合わせをして、夕方は高岡で所用。なぜか2キロぐらい街歩きをして、今度は金沢へ注文してあった品物を受け取りに行く。金沢の中央卸売市場前の韓国料理屋にて夕食(チジミが美味!)を食べて下道で砺波に戻って、保護者と別れて砺波インターから自宅に戻った。

 2日間の移動距離は1000キロ以上だ。

4月22日

 昨日は仕事で豊橋へ。名鉄で1時間。今日は仕事で大阪へ。新幹線で50分。早っ。

 仕事が立て込んでいたので、趣味の街歩きをする時間はあまりなかった。昨日は晴れていたので残念。今日は、名古屋も大阪も雨。淀屋橋での仕事だったので、地下鉄に乗るのがもったいなかったからJR大阪駅まで歩いた。

 超高速で風景が流れる車窓をぼんやり眺めていたら、草津あたりでは田植えが始まっていた。富山のきれいな時期が来た。