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5月5日

 洗車でもしようと、おもむろにロードスターの洗車をしてみた。デミオは洗車して大事大事する車ではないのだ。ガソリンスタンドの洗車機には入れるけれど。

 ロードスターは、昨年3月中旬に入れたガソリンがそのまま入っているありさまで、6月末で車検が切れてから、文字通り放置してあったので、ものすごいことになっている。ほこりまみれて、見た人全員が不動車のポンコツだと思うに違いない。

 本格的な洗車など、2年以上していない気がする。ゆるせ、ロードスター。それでも、エンジンはきちんと一発始動。

 まずは表面についた細かいほこりを取る。水をかけながらこするしかないのだが、布でこすると傷だらけになる予感がしたので、素手でこすった。細かい粒子でも素手なら取れたか取れていないかを感じ取ることができる。

 で、ボディーをまんべんなくこすって砂を落としたら、ようやくカーシャンプー。水垢を一掃すると、今度は、ボディーの痛みが気になってきた。どうも、後から塗ってもらったパネルの痛みが激しい。

 道具箱をあさってみるが、コンパウンドもワックスもない。近くのディスカウントストアーへ買い出しに行く。荒いコンパウンドと細かいコンパウンドを。ワックスは、やっぱりボディーが濡れていてもきれいに塗ることができる、シュアラスターだ。以前なら、迷うことなくザ・シュアラスターを買ったに違いないが、お小遣い3万円時代にそんなぜいたくはできないので、インパクトマスターフィニッシュ・ジュニアを買う。ほかのワックスとあまり変わらない値段ですばらしい。

 特に色あせがひどいパネルは、荒いコンパウンドで軽く磨いてから、細かいつや出しコンパウンドで磨く。特にひどかったのが、トランクリッド。やっぱり水が流れ落ちにくい場所の荒れがひどい。コンパウンドで磨き倒してようやく納得できる仕上がりになった。

 コンパウンドのかすを落とすために一度、水洗いしてからようやくワックスがけである。シュアラスターの一番安いグレードだけれど、違いが分からないぐらいの作業性。きれいになったところで、撥水スプレーをしてようやく洗車終了。とことんきれいに磨くといろんなところが気になってくる。とりあえず、ワイパーのさびをペーパーで落としたり、ロールバーを磨いたり。4連スロットルのグリスアップもしておく。飛び石の傷もひどいので、パテで埋めてきれいにしようかしら。

 せっかくきれいにしても乗れないと喜びも半分以下。早く復活したい。

4月30日

 気が付いたら、2カ月以上の空白。激しく忙しい日々を過ごし、ようやく一段落したところ。備忘録的に近況をつらつらと。

・合併&選挙
 名古屋市の北に「北名古屋」というそのまんまの名前の市ができた。ここの担当だったので、けっこうつらい日々を送った。

 2つの組織が一緒になっちゃうのだから、はたから見ているととてもおもしろい。まったく別の組織がまったく平等に一つになって、それぞれで働いていた人たちがある日から突然一緒に仕事をし出すというのは、自治体の合併以外ない気がする。ちゃんと仕事が回っていくのかしら、などといらぬ心配をしてしまうのだが、えいやと一つになってしまえばそれなりに回っていくみたい。所詮、お役所だって「ごっこゲーム」みたいなものなんだな、と変な実感。

 選挙がらみでは、人間の裏側のいやなところをたくさんみてしまった。今回合併した2町のうち、片方の町長さんは自殺しちゃうし。どうもいろいろ話を聞いていくと、どうも合併1年前ぐらいから政治的な立場があるある人から、あらゆる手段を駆使した弓矢がたくさん飛んでいたらしい。そのうちの一つがヒットした、と。いやな話である。

・免許更新
 合併がらみで忙しかったので誕生日をすぎても書き換えにいくことができず。更新期限の1週間前にようやく運転免許試験場に行くことができた。4回目の更新。18の誕生日に免許を取り、ずっと青免許だったから、自ずと年がばれる。

 多くの人は、最寄りの警察署であっさりと更新できるらしいのだが、運転席側の窓ガラスに黄色いシールが張られていたことがしばしばだったので、少し長めのお説教を聞かなくてはならない。合併と選挙が終わってようやく1日、フルに休める休日を取れたので、運転免許試験場に行く。

 お約束のビデオを見せられたのだが、内容がかなりグロい。おそらく即死した現場に駆けつけて撮った映像が、顔以外にモザイクが入ることなく流れたので、かなりブルーになる。自分も気を付けようという気になるのは確か。

・中古タイヤ
 運転免許試験場からの帰り、「パーツランドナゴヤ」に寄ったら、165/70R13のタイヤ4本が6000円!で売っていた。ファルケンの9分山以上の極上品である。デミオを1年前の3月に買ったときにはタイヤがやばめで、そのままだましだまし乗っていたのだが、もう限界。雨の日にわだちに入ると、浮いた状態になって、ABSもばりばり作動するので、速攻で交換を決断。終業時間を迎えていたのだが快く交換してくれた。工賃の方が高く、計13500円ほど。

パーツランドナゴヤ

 乗り心地が良くなり、ロードノイズも減った。大満足。

2月19日

 夕方から名古屋・大須のライブハウスell.FITS ALLへ。応援しているバンド「gulff」のライブである。ここ1年ぐらい、仕事のせいで、ライブを見ることができなかったが、日曜日に休みを取ってようやく見ることができるのだ。なぜか、関係者待遇で入れてもらう。

 このバンドを知ったのは、2年ちょっと前。「Love&Peace&Music」などと、いまさら流行るか分からない、至極まっとうなキャッチフレーズを掲げ、琉球テイストを織り交ぜた正しいロックをまじめに演奏するこのバンドのことが好きになってしまった。歌詞を読むと、優等生すぎるきらいもあるけれど、そのまっすぐさが大好きなのである。

 そのバンドがなんと、コロムビアからメジャーデビュー! 2月22日に「風ノ女神」というシングルで一気に全国区である。もう感無量。メンバーと一緒に飲んでその苦労話もたくさん聞いているだけに、涙が出ちゃうのである。メジャーデビューがどれくらいすごいかというと、これまで名古屋に来たらメンバーの一人の実家に身を寄せていたのが、2人1部屋でホテルに泊まれちゃうぐらいすごいのである。

コロムビアからメジャーデビュー

 リズム感のない、だらだらとした和製ヒップホップが全盛のこの時代に辟易しているロック好きな人なら、気に入るかもしれない。コロムビアのホームページで一部分だけ視聴できるので、ちょっとでも琴線に触れたらシングルを買ってあげてください。

2月6日

 久々に差し迫った仕事やしなければいけない用事がない休日。1年ぐらい顔を出していない名古屋の中央市場に顔を出して、豪華な昼ご飯でも食べて、その足で港区のマツダ部品にでも行ってデミオのブレーキパッドを買おうかしら、などと、頭の中では完璧な休日プランができあがっていたのだが、こんなときに限って未明に火事がある。火元が法人名だからいやな予感がしていたのだが、果たして家の前を消防車が走っていった。午前3時すぎである。なんでこんな火事に気付いちゃったんだろうと思いながらも、のろのろと出動。派手に燃えていた。

 そんなこんなで起きたのは昼過ぎ。すでに、市場は仕事が終わる時間である。あらら残念と、呆然としていたら、あっという間に時間は過ぎてゆき、夕方になってしまう。

 せっかくの休日を無駄にしたくない、と思い立ち、とりあえずデミオのブレーキパッドだけは買っておくことにする。しかし、港区は遠い。高速でも使っていこうかな、と考えていてふと、気が付いた。ここは江南、愛知と岐阜の県境である。岐阜市にもマツダ部品があるんじゃないか、と。

 ネットで検索するとやっぱりあった。スーパーオートバックス近くの国道21号沿いである。

 午後4時に出発し、とりあえずスーパーオートバックスに行く。激安ブレーキパッドでもおいていないかと思ったが、あったのはENDLESSとかのスポーツパッドのみ。MAZDAはRX7とロードスターがあるだけで、デミオ用はない。

 仕方ないからマツダ部品へ。車検証を持って「フロントのブレーキパッドをください」と頼むとすぐ出てきた。7500円の消費税。住友電工製でやはり純正だけに作りもしっかりしている。

 せっかく岐阜に出てきたから、アストロに寄る。新岐阜駅から東へ数キロのところにあった。メガドライバーはなかったが、Kokenの貫通型ドライバーがあったので衝動買い。アストロオリジナルのエクステンションと、ラジオペンチ、パーツクリーナー、ブレーキ用のグリースを買う。

 PBのショックレスハンマーに手が伸びかけたが4000円という値段に手が出ず。帰りがけに扶桑町のホームセンターに行くと、あった。ベッセルのプラスチックハンマー。

 家に帰ってきたのが夜8時ごろ。部品も道具もそろうと、やはりすぐに交換したくなる。ブレーキがちゃんと踏めない車は乗っていて気分が悪い。などと、もっともらしい勝手な理由を付けて、ブレーキ交換になだれ込む。

 外は雪。松本のときも、尾張旭の実家で作業したときも、なぜか雪の中の作業が多いきがする。事務所前の屋根があるスペースに車を止めて、照明を付けて作業を始める。買ってきたパーツクリーナーをじゃんじゃん使ったが、外で炊く石油ストーブがなかったから爆発はしなかった。

2月5日

 ブレーキパッドを交換しなければならなくなったので、もはや工具入れと化しているロードスターのトランクを開け、おもむろにチェックをする。

 すると必要な工具がいろいろない。まず、2番のプラスドライバーとマイナスドライバーがない。次に14ミリのディープソケット。近々どころか、この先将来にわたって、足回りの交換予定があるわけではないが、ないと気になる。それと、ラジオペンチ。KNIPEXのお気に入りがあったはずだが、なくなっている。それとプラスチックハンマー。はずれない、抜けないときにはとにかくこいつでぶったたかないと始まらない。SIGNETのギアレンチも12ミリがない。あとは14ミリと17ミリのメガネレンチ。

 ハードに車いじりをしたのは2003年春に、4スロボアアップエンジンを富山で組んだときが最後。その後、2回も引っ越ししているのだから、あちこちに散逸してしまったんだろう。

 なんとなく、ないと気持ちが悪いので、ホームセンターを回って前と同じ工具を集めに行く。KTCのメガネはデザインが変わっていた。前のよりもごっつく剛性が高くなっていそう。14ミリと17ミリを購入。ドライバーはベッセルのメガドライバーを使っていた。貫通型のドライバーでマイナスドライバーなんかは、たがねのようにぶったたくのに重宝していた。んが、同じベッセルの貫通型ドライバーはあるが、メガドライバーがない。プラスチックハンマーも、ベッセルを使っていた。んが、別メーカーのやつしかない。デザインはあか抜けているのだが、重さとかバランスとか、持った感じがしっくりこない。やっぱり同じやつがほしい。

 なんとなく、前持っていたやつが欲しいので、ホームセンター巡りをすることにする。

2月4日

 デミオを走らせていたら、「きーーー」という音がかすかに聞こえた。道ばたの音が聞こえているのかと思ったが、いつまでたっても音が付いてくる。あ、これはこの車の音からかしら、と窓を開けると「キーーーーー」っと派手な音が耳を突く。壁やガードレールに反射して変化した音から察するに、フロントブレーキから異音が出ているらしい。

 道路の整備が遅れているこの地域なので、幹線道路は渋滞がち。日ごろ、少しでも時間を稼ごうと信号のない裏道を激しく走っているから、一時停止ばかり。ストップアンドゴーの繰り返しである。確か、5月にユーザー車検を受けたときには、きっちりとパッドがあったはずなのだが、そんな走り方がたたってもはや寿命らしい。

 念のため、仕事をさぼって家に戻り、フロントをジャッキアップ。タイヤを外し、とりあえずどちら側から出ているか調べるため、シフトレバーを「D」に入れて、アクセルをあおる。車に乗っているとどちら側かいまいち分からないので、降りてみて、手でアクセルをあおるとどうやら左側から音が出ているみたいだった。外側のパッドをチェックするが、まだ4ミリぐらいはある。もう少し使えそうである。が、内側はもう少し減っていて2ミリぐらい。どこから異音が出ているかはいまいちわからず。

 ロードスターのトランクからおもむろに14ミリのメガネレンチを取り出して、ボルトをゆるめる。ロードスターのブレーキしかいじったことはないから、勘というか適当にばらす。ロードスターだとボルト1本を外すと、キャリパーだけ跳ね上げることができるのだが、デミオはちょっと構造が違うみたいで、2本のボルトをゆるめて、キャリパーごと外してようやく確認できた。

 内側のパッドに金具が付いていて、パッドが限界まで減ると、ローターに接触して音が出るようになっていた。とりあえず2ミリぐらい残っているので、金具をプライヤーでつまんで曲げ、音だけでないようにして元に戻す。

 音はなくなったが、ぺらぺらになったブレーキパッドを見ると、不安でブレーキが踏めない。一刻も早く交換しなくては。

1月22日

 37歳の若い町長の誕生で、この一カ月、いや、12月上旬から引きずっていた仕事が一段落した。また4月に山があるから、あまり解放感はないのだが、とりあえず気持ちには余裕ができた次第。

 ロードスターの車検を通そうかしら、とふと思ったが、任意保険が切れてしまっていることに気が付く。手続きをしていないから、等級の引き継ぎがない。しまった。

 保険料がべらぼうに高くなったら、やっぱり捨てられちゃうのかしら。

1月20日

 ドイツから帰ってきて早1カ月。どんなところだったか、忘却の彼方になりつつある。

 12月上旬から、ヘビーな仕事が続く。地方独特のいやらしい人間関係、社会の裏側ばかり見てばかり。できたら表側ばかり見て、裏側なんて知らない方が幸せなんだろうけれど、それでは仕事にならない。いろいろなことを聞いてインプットしたことを広くアウトプットする仕事なんだが、アウトプットできない、このもどかしさ。

 とりあえず22日の選挙で一段落。4月にかけて再び地獄が訪れる。

1月2日

 年末年始、徹夜気味で見ていたのがGyaOで配信されているあしたのジョー。なんとか全79話のうちの50話まで見た。1月8日正午までの配信だから急がなくてはならない。とにかく時間を見つけて1話1話見ている。ネット配信らぶ。

 知っていたのは名作だという評判ぐらいで、内容はまったく知らなかった。まっさらな気持ちで初めからきちんと見ていったのだが、評判に違わぬ名作だ。男だぜ力石。

 集中して見ているので、頭の中はあしたのジョー。見ていないときでも、矢吹丈や丹下段平の声、挿入歌の名調子が脳みそをこだまする。その世界観にどっぷりハマッている。

 しばらく仕事に身が入りそうにない。