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7月5日

 間瀬耐久クーマックの第2戦。「ライバルのロードスターがいなくなった」なーんてつぶやいて、モチベーションが低下した、と言っていたけれど、速いシビック2台とレースがしたいという新たなモチベーションを得て、コストと時間を掛けて車を仕上げた今年の真ん中の戦い。真夏のレースとなったけれど、長岡のT氏の助力も得て、何とか3ヒート中、第2、第3ヒートでトップ。4位となった第1ヒートもトップだったけれど、アクシデントのあおりを受けてペナルティーを受けてしまったので、ほんと、ぎりぎりのポイント差での勝利。

長岡のT氏

 速い2台のシビックのうち、1台が最初のヒートのそのアクシデントでリタイアしてしまい、何となく素直に喜べない表彰台の頂上。やっぱり、レースってライバルがいるからおもしろいのであって、やっぱりエントリーしたみんなが完走して結果が出ると気持ちが良いなあ、と思う。こんなことを書いているけれど、実際のレースではぶつかったりしているんだけれど。

 さらなる足回りの課題も見えてきた。改良する→スピードが上がる→不具合が出る→改良する→さらにスピードが上がる→思いもしない不具合が出る→改良する、ってな感じで無限地獄みたいな世界。とりあえず、2009シリーズの成績も考えて、10月の最終戦も全力で闘いたい。

 あ、その前に選挙でばたばた仕事をしなきゃ。

7月2日

 ブレーキパッド交換とローターの研磨をする関係で宙に浮いていた雅久号。ブレーキパッドが届く、というので仕事をさぼってTORFに行くと、すでにブレーキが装着されてリフトに載っていた。インチと太さは同じサイズなのに、外側に出ているだけでホイールがでっかく見えるのはなぜかしらん。

 別の車をリフトに載せなければならなかったので、車をどかしがてら、ブレーキの焼き入れとタイヤの皮むきに出掛ける。テストコースに行くと、あいにくのウエットだったけれど、そんなことはあまり関係ない感じのものすごいグリップ感。16キロ12キロの足回りが柔らかく感じる。マイナーチェンジしたので少々不安だったブレーキパッドは、若干初期の食いつきが良くなった気がするが誤差のレベル。エンジンパワーはそんなにないけれど、うねりやギャップをものともしない足回りのおかげでやばいぐらい速い。

 レブリミットまでがんがん回したが、ウオーターポンプ回りも大丈夫みたい。あとは、レース前日にメンテをしてレースに臨むのだ。

7月1日

 「メンツが足りないんですけれど」と夕方、同業他社の人から声を掛けられた。4人いないとできなんだから、良いよ、と答えて、麻雀って卓で打つの何年ぶりかしら、と考えてみる。う〜ん、と考えて、2002年7月に長野県Kの中でやったのが最後じゃないかと思い出す。前任地の事務所兼自宅にもなぜか新品の牌とマットが備えてあって、いつでも雀荘状態だったのだけれど、なかなかやろうという話にはならなかった。7年ぶりか。

 昔は、たばことお酒と麻雀が業界のトレードマークだった。たばこはまだ吸っている人もいるけれど、麻雀はぱったりやらなくなった。たぶん、携帯電話が普及する前は夜に事件が起こるかもしれないから、警戒で待機する意味もあってじゃらじゃらやっていたんだと思う。ポケベル鳴らしても、電話がかかってこない恐怖もあるから、上司が好んで部下を麻雀に誘った感じ。

 富山駅前の雀荘に行き、じゃらじゃら。午後8時の開始だったけれど、業界ではまだまだ早い時間帯なので、ちょこっとさぼっている感じもあってみんなドキドキ。全自動卓は使い方が良く分からん。ボタンをピッと押すとにゅっと牌がせり上がってきて、さらにドラまで自動で表示されている。すごい、とびっくりしている暇もなく、ちゃちゃっとゲームがスタート。まず、どちら回りで進めるのかが分からない。どこから牌を取るのかも分からない。

 でも、やっぱり覚えてるもので、ちゃきちゃきとやっていたら、どかんと親の倍満を喰らってハコテンに追いやられた。リハビリ中で初めてのメンツなのにまったく容赦がないやつらだ(笑)。

 何回か、我慢の麻雀が続いていったが、流れが良くなったときに、何度かトップを取って何とか大負けから負けぐらいまで回復して終了。午前2時を回っていた。

6月29日

 新型インフルエンザ患者が遅ればせながら、富山県でも確認された。こういうところでも流行に乗り遅れる富山県、というか、実はもしかしたら感染して発症した人がいたかもしれないが、周りの視線が厳しい富山県だから、だまって寝て治した人がいたりして。「1人目」となったことが公に分かったら、何を言われるか分からない。

 アメリカから帰国した人、ということなので、県内で発生したわけでも、横へ広がっているわけでもないのだけれど、ドラッグストアでようやく姿を現しはじめたマスクがまた消えることになるんだろうか。それにしても、日本の公衆衛生は優秀で、発生患者数をほぼ実数で把握している国なんて、他にはないんじゃないだろうか。

 「弱毒性だ」と言われていると、風邪程度かしらん、と思うかも知れないが、普通のインフルエンザと変わらない、ということだ。壮健な人であれば、39度ぐらいの熱が出てシンドイ思いをしてから治るけれど、お年寄りや小さな子どもにとっては命取りになるかもしれない。ま、今回の新型インフルエンザはなぜか10代への感染が多いというので、やっぱり、普通に知られているインフルエンザとはちょこっと違う部分があるのかもしれない。

 マスクをして外出する姿が一時期普通になったが、今回の新型インフルエンザでは、マスクは感染を拡大を防止する効果はあっても、マスクを着けている人自身の感染は防げないと、専門家が言っていた。普段、「マスクを着けて」などと喧伝している者としては、ドキッとする説なのだが、弱毒性で呼吸器に影響を与える今回のウイルスの場合、小さすぎてマスクの繊維で捕捉できない、ようなことを言っていた。

 いくら、小さくてもマスクがあるのとないのとでは、かなり違いそうだと思うのは素人考えか。ま、説はいろいろあるのだろうけれど。ウイルスを防ぐ「N95」と呼ばれる規格のマスクなんかは「まともに着けてたら窒息する」なんて言う人もいて、あながち外れてはいないな、とおかしかった。

 話がずれたが、鳥インフルエンザ由来の、全身を侵すような強毒性の新型インフルエンザは、マスクが感染防止に有効なんだって。そちらの鳥インフルエンザが散発ではなくて、まん延するぐらい人類に広がるのか、と言われれば良く分からないのだけれど。

 要するに、抗ウイルス薬が効く(耐性が出てきたというニュースもあるが)ので、怖がる必要はないけれど、せきをするときにはハンカチで抑えるとか、手洗いうがいをするとか、みんながちょこっとずつ気をつけた方が良いというのは、間違いない。

6月28日

 オレンジ号に付いているバネを借りて雅久号の足回りをアップデート。バッテリーの付いていないオレンジ号をよいしょと押してリフトに載せて、うわっと作業して足回りを取り外し、元々の足回りを取り付けてオレンジ号をごろごろ転がして、元々の駐車場所に戻す。オレンジに付いていたFUNCITION
Xは、柔らかいバネを組んで、雨になったとき用のスペア足として確保。なんと贅沢な!

 昨日よりは暑くはないけれど、やっぱり真夏みたいな気温なので、ちょこっと動くだけで汗だく。暑い、暑い、とぶつぶつ言っていても進まないので、淡々とやらねばならない作業をこなしていく。とりあえず、雅久号の足回りは取り付けて完成したので、来週のレースに向けてあとはブレーキを組むだけ。

 時間が余ったので、ISCVの配線をしていない雅号をいじることにする。テスターで配線が通じているかを調べたけれど、電気が来ていたり来ていなかったりとよく分からない。もともと、6年ぐらい前に4連スロットルを取り付けた際に継ぎ足した配線がごちゃごちゃしていて良く分からないのだ。

 いろいろばらして、不要な配線を詰めたり、どんな感じで配線がつながっているかを確かめたり。無事、ISCVが動くことも分かった。Freedomの設定をいろいろ変えたら、ごく、普通のロードスターになった。ごちゃごちゃした配線をきれいにまとめて、配管を取り付けて完成。ついでに、マイナス3000何度を示していた吸気温センサーも、配線の中のギボシ端子をいじったら復活した。

 たぶん、Freedomのバージョンが古いためだろうと思うけれど、アイドル接点なしではまともにアイドル検出をしなくて、エンジンはかかりにくいわ、エンストしまくるわで、ぽんこつ車みたいだった我がロードスターも、NA8Cのスロットルを付けて、ようやくまともな普通の車になったのだった。

6月27日

 インプレッサは1500ccなのだけれど、オートマのギア比とか制御とかいまいちで、「POWER」ボタンを押していてもけっこう遅い。

 それでも、加速しないのは走り方で何とかなるもので、キックダウンなんかも使いながらがんばって走っている。で、今日、仕事で立山黒部アルペンルートの玄関口の立山駅へ行ったので、裏道でちょっと飛ばし気味に走ってみた。

 足回りは柔らか過ぎるけれど、ブレーキやアクセルで荷重を慎重にコントロールしていれば自由自在に走る。コーナーに飛び込んでも変なアンダーとかも出ず、FFなのにけっこうニュートラルな感じで走ってくれる。

 が、やっぱりロードスターとは違うのだ。ロードスターが大好きな狭い道での左、右、左、といったようなワインディング。すいすいっとロードスターが走っていくのに対し、インプレッサはよいしょ、よいしょってな感じ。何よりもボディの重さを感じ、ブレーキの過熱が怖いので、それだけで攻める楽しさが半減してしまう。

 これで4駆になって、ブレーキやタイヤが大きくなってとさらに重くなったときのことを考えると。いくらハイグリップ、大容量のブレーキでもやっぱり、ロードスターの楽しさとは別の次元の話なのだな、と何となく理解した。

6月26日

 「夜になっても暑い季節になりましたよ」と、体育会系の後輩が生ぬるい殺気を送ってきた。

 確か、1カ月か2カ月前、後輩がビアガーデンのオープンの話題を聞いて「行きませんか」と、相変わらず生ぬるい殺気を送ってきた。が、4月か5月、昼は確かに暑いぐらいのときもあるけれど、夜になると一気に気温が下がって肌寒いぐらいになる。肌寒い中で、ビールを大量に飲むのは、けっこうキツイ、ビアガーデンの季節は、夜になっても気温が高いぐらいのときじゃないとだめだ、と力説していた。

 それを覚えていて、そんな季節になったときに話題を振られたものだから、断るわけにはいかない。あきらめて、引きずられるようにしてANAクラウンプラザホテルへと向かう。

 時間は午後8時半。僕らの仕事ではまあまあ早い時間に仕事を切り上げたつもりだったのだが、ホテルについてビアガーデンのポスターを見ると、午後9時半まで。しかも30分後の午後9時がラストオーダーで一人4000円だと。飲み放題だから、これくらいかもしれないけれど、30分でさすがに4000円分は飲み食いできないから、これはいけない、と別のお店で飲むことにした。

 後輩とともに午後7時ぐらいからビアガーデンで飲むには、昼のうちから気合いを入れて仕事を片付け、あとは何も起こらないことを祈って、ちょっと仕事をさぼるような気持ちで向かわないといけないのだな、と再認識した。

6月23日

 お休みをもらっていたので、工場に出掛けておもむろに雅久号をジャッキアップ。今回ブレーキパッドを新調するので、まずはブレーキローターを研磨するために取り外す。

 現在付けているのが1ヒートあたり1ミリ弱しか減らないエンドレスのレース用パッド。NA6CEの小さなブレーキで1時間、全開走行をしてそれだけしか減らないというのは正直驚異的だ。下手なパッドを入れると、2ヒートぐらいで燃え尽きる感じになる。

 ヘタをすると3レース=1年間もつかもしれないのだけれど、レース以外にも練習や、おわらサーキットでの走行もあるので、2レースで寿命を迎えた。まだ、おわらや間瀬の練習に行けるぐらいに残っているのだけれど、新品のパッドを入れるのなら、ローターを研磨しておきたい。

 なぜならスペシャルな性能に対応したスペシャルなお値段がするから。さすがに攻撃性も多少はあり、少しでこぼこしたローターは研磨しておかないと、高いパッドをでこぼこに合わせて削ってしまうことになり、もったいない。

 ブレーキをチェック。シール類も燃えずにきちんとしているので、OK。リアはまだ半分は残っていて、本来ならばフロント側だけ変えればよいのだけれど、エンドレスがブレーキのラインナップを変えてしまい、まったく同じパッドが手に入らないという。利き具合が違うと困るので、念のため、前後同時交換する。もったいないけれど、レース前にチェックできないので仕方がない。

 リアの足回りも組み替えのために取り外す。夜中の大雨がうそのようなかんかん照りで、汗だく。

 2時間ぐらいで作業を終えて、まだ時間があるのでふらふらっとロードスターで開幌して出掛ける。西に向かって走って日光がかなりつらい感じだったので、おとなしく幌を締めてエアコンをがんがんにかけて走った。

 向かったのは金沢。山の上の方にあるカフェ・シャルマダイニングヒルでお茶をして、ひがし茶屋街かいわいに車を止めて、街歩き。遠くに見えた坂道が気になったので、卯辰山方面へと歩き出す。花菖蒲園ではショウブが見ごろを迎えていた。金沢っていろいろな場所にお金が使ってあるなあ、と感心しながら歩く。

 ひがし茶屋街は、午後6時すぎだったこともあって、がらん、としていた。国の重要伝統的建造物群保存地区になっていることもあって、お金を使ってちゃんと街並みが整備してあり、情緒たっぷり。

 ひがし茶屋街を抜けて、西へと歩く。普通の街並みなのだけれど、景観がきちんとしている場所も良いけれど、生活が感じられる街を歩くのも楽しい。ぐるりと浅野川沿いを戻って主計町茶屋街。ひがし茶屋街近くでごはんを食べて富山に帰ってきた。

6月21日

 背筋をももの裏側が激筋肉痛でよちよち歩きしかできない。やっぱり、3回もタイミングベルト回りをばらすのは素人にはきついらしい。あ、おっさんなだけか。

 駅周辺で仕事があったので、車だとかえって煩わしいのでカメラをぶら下げてよちよち歩いていく。朝までの雨がウソのような陽気で、蒸し暑い初夏の通りを汗をかきながら。駅にある地鉄ホテルの11階に上り、エアコンがばんばんに効いていたので一気に汗が引っ込んだ。

 11階から景色を見せるようにしているので、ガラス越しに富山平野が広がる形。足下にはJRと富山地鉄の線路が東西に走っていて、鉄道好きにはたまらない構図。立山連峰は残念ながら厚い雲に覆われていたけれど、黒部の辺りからぐるりと上市あたりまでの山の連なりが見えて、その手前に平野が広がる。西は呉羽山まで。富山湾側は海がちらりと見えるぐらいで、工場地帯が広がっている。日本の行く末について難しいお話をする講演会だったのだが、そっちのけで景色に見とれていた。

 富山は本当にきれいな土地。晴れていれば、3000メートル級の立山から海まで見られる富山の景観って、なかなかほかの土地では見られないものだと思う。田んぼの真ん中に屋敷林を持つ家が点在していて、富山ならではの風景がある。富山県民はそんなきれいな土地を心から愛している人たちなんだけれど、県外の人が来ると「なーん、大したことないっちゃ」(いや、それほどのものじゃないですよ)と謙遜してしまうので、なかなか良さが全国に伝わっていない。

 一気に3000メートル級の山に行ける立山アルペンルートも良いのだけれど、これからは、その土地ならではの風景や、何を作ってとって食べているか、人々の営みみたいなものに価値が出てくる時代になる。「宣伝下手」さえ、何とかすれば、富山ももっとメジャーになるのに。

6月20日

 この間、間瀬で練習してRS Factory STAGEに寄ったときのこと。「この車、クーラント臭いよ」と指摘された。「そうがけ?(富山弁)」と、答えたのだが、冷却水がだだ漏れしている感じでもなかったので、意外な感じ。

 「冷却水減っているかも〜」というおおとろ監督の指摘もあり、やっぱり、次のレースまでにはウオーターポンプ周辺をチェックしなければならないよな〜、と思ったので、休みの今日、ばらしてみた。きちんとチェックしようとすると、吸気管を外して、ヘッドカバー外して、前側全部外して、とけっこう面倒だけれど、横着してトラブルを見逃し、サーキットでトラブルが出ては意味がないので、腰を据えてばらしていく。

 T氏によれば、ウオーターポンプにがたがある、ということだったので、プーリーを外してチェック。クーラントが漏れた形跡もないし、大丈夫じゃないかな、とそのまま戻そうかとも思ったけれど、がたがチェックしてみたら、微妙に軸が動く感じ。新品のウオーターポンプが届いていたので、こちらのがたをチェックしたら、まったく動かない。交換決定。エンジンをオーバーホールして、12000キロぐらいしか使っていないけれど、使い方がまともじゃないので、不安があればさっくり交換してしまう。

 カムの辺りからオイル漏れがあって汚れていた。良く観察してみると、カムのオイルシールではなくて、カムカバーのパッキンか、液体ガスケットでシールした場所から漏れているみたい。オイルシールはいいかなーと思ったけれど、せっかく開けたなので交換した。

 あちこち清掃して確認してまた組み立てる。一番の重労働がヘッドカバー。あれだけのねじを締め付けていくのに、体勢が厳しい。

 余ったねじもなく、水を入れてさあ、エンジン始動。ぎゅぎゅーっ、ばおーん、ぶぶぶぶとなんか異常に調子が悪い回り方。勝手にエンストしたので、これはもう、やっちまったなとあきらめてまたばらし始める。タイミングベルトのかけ間違いだ。初めて、やっちゃった。

 吸気管やら、液体パッキンすら乾いていないヘッドカバーをまた外し、バルタイをチェック。あれ、あっているぞ、と思ったのだが、良く見たらクランクプーリーの白い汚れを切り欠きのマークと見間違えていた…。10数度、タイミングが遅れている感じ。そりゃ、まともに回るわけないよね。

 おおとろ監督に手伝ってもらって正しいバルブタイミングで組み付け。2、3度確認して、これで大丈夫、馬鹿だったね、と再び組み付けていく。何が大変かって、半乾きのパッキンを掃除することだったりする。

 まあ、夕方には終わって再び水を入れてエンジン始動。ぶーん、と普通っぽい。っぽいって何よ、と思われるかもしれないが、やっぱりいつもと違う回り方をしていることが直感で分かるのだ。

 嫌な予感を確実なものにするために、タイミングライトで点火時期を見ると、ちょうと0度で点火してた。いや、実際何度で点火しているのか良く分からない。

 ロードスターのマイナーじゃないかもしれないトラブル、クランクプーリーのずれ(T.O.Racing
Factory
のコラムを参照)が発覚。ずれているクランクプーリーに合わせてタイミングベルトを掛けてしまったので、バルブタイミングは滅茶苦茶。ばらす前に点火タイミングを調べればプーリーに異常があるかどうか分かるんだけれど。

T.O.Racing
Factory

 高いクーラントを入れちゃったので、きれいな容器で受けて再利用(笑)。すでに工場を閉める時間になっているけれども、今日中にやっておかないと次の予定が立たなくなるおそれがあるので、照明の中、ばらして別のクランクプーリーを付けて、タイミングベルトを掛けて、半乾きの液体ガスケットを掃除して、とちまちま作業を進める。

 おおとろ監督にも手伝ってもらって午後8時前に組み上がった。水を入れてエンジンを掛けると、ぶーーん、とまったくもって普通にかかった。お互い顔を見合わせて「うん、普通」と合点。3度目でようやく組み上がった。

 疲労困憊だったのだけれど、おおとろ亭にてビールを飲んであれこれ作戦会議。そのうち、意識を失った。