日常

屑iPhone

 スマートフォンごときにお金を出すのはもったいない。そう思っていたので、1台を買うと長いこと使う。Fericaが使いたくて大幅に刷新されたこともあってiPhoneXを買ったのだけれど、6sにその機能がついていたらもう2年は使っていたと思う。Xは電池を2回、画面を1回、自分で交換した。Amazonやヤフオクで部品が買えるのはいい時代だ。

 iPhoneはAndroidと比べると高い(今は高付加価値のAndoridが増えてそうでもなくなったが)のだが、OSのアップデートを6年は保証してくれるので、長く使えるのだ。では6年たったiPhoneが使えないのかというと、ゲームでもしない限り普通に動く。アップデートが途絶えて2年は使える感じ。

 iPhoneXは今年の4月にiPhone16eに乗り換えた。さすがに使えないアプリケーションが出てきたし、単身赴任のネット代を節約するために、楽天モバイルに乗り換えたからである。MNPをするとキャンペーンで本体台を2万円とか割り引いて、さらに乗り換え自体にポイントがついて実質6万円台で買えた。最新スマホが6万なら何とか出せる。10万超えるとさすがに出せない。そんなところが相場観。

 デジタルガジェットにまったく思い入れのない奥さんには僕の使った6sを渡し、さすがに古くなったのでフリマアプリで買ったiPhone8を渡し、今はこちらもフリマアプリで調達したSE2を渡している。8とSE2はそれぞれ2万円ぐらいで購入した。

 そのSE2のホームボタンが壊れたというので、こういうこともあろうかと予備に持っていたSE2を渡した。BOOK OFFで電池がサービス表示のものを安く調達していた。最近は中古用品店に行くとiPhoneの「訳あり品」を見るのが習慣で、相場より安いと買ってしまう(冒頭でスマホに金を出さないと書いたのはうそでした)。あれば何かと使い道があるので、「屑iPhone」を集めちゃう。

 で、ホームボタンが壊れたiPhoneSE2 256GBをメルカリに「ジャンク品」として出品してみた。最初は欲丸出しで14000円。閲覧回数が少なく「いいね」もつかないので、13000円に。「いいね」が二つ付いたけれど、反応が薄いので12000円。しばらくしても買われないので11500円にしたら、売れた。2万円で買って、2年余り使って手取りで1万円で売れるところもiPhoneの良いところである。

ドラ声

 ドラえもんの声といえば「ドラ声」で、昭和の子どもにとってそれは1年前に亡くなった大山のぶ代さんの声である。と言っても、ここ何年かは春休みに子どもと劇場版ドラえもんを見に行くのが恒例になっているので、水田わさびさんの声もだいぶ親しみを感じるようになった。

 逆にドラえもん全巻を何十周か読んでいるうちの子どもたちにとっては昔のドラ声は違和感を感じるらしく、アマプラで過去の劇場版ドラえもんを選ぶ際には「いやだ-」といって飛ばしてしまう。

 先ほど流れていた「しのぶ会」のニュースで26年間にわたりドラえもんの声を演じた、と言っていた。それではいつ水田さんに交代したんだろうと調べると、何と2005年。水田ドラえもんもすでに20年経過していて、まだ51歳であることからも大山ドラえもん期間を超える可能性が高い。

 自分の年齢を感じるとともに、半世紀以上にわたって子どもたちの人気の第一線にいるドラえもんというキャラクターのすごみを感じる。

 ちなみに水田さんは三重県伊賀市出身。そのうち、見かけることがあるかもしれない。

洗車

 間瀬サーキットの走行会を来週に控えて、クルマを洗車。塗装がぴかぴかに見えるが全塗装したので本当にぴかぴかで(おおとろさん、ありがとうございます!)、できたら車庫に入れたままにしておきたいのだが、サーキットも走りたいのでとりあえずは洗車する。

 クルマで走ることは大好きなのだが、20代のころから「洗車するとかえって傷がつく教」の信者であって、ようするに洗車をあまり深く追求してこなかったのでこうも塗装がぴかぴかになってしまうと困惑してしまうのだ。どうやって維持すればいいんだろうかと。KeePerとかでコーティングしてもらえばいいのかもしれないけれど、とりあえず先立つものはサーキット走行に費やしているので後回しになっている。

 水で流しながらスポンジも使わずに素手でボディをなでて洗う。実家の車庫に入れているのだけれど、ドアを開け放してある関係でほこりは付く。すでに水垢が付いているのだが、どうやってメンテナンスすればいいんだろうか…。とりあえず放置しておく。

 洗車を終え「ハードトップ1人で取り外し練習」をして失敗した。幌が重すぎるので、今回の全塗装で外してしまい、ある方からハードトップを借りパクしてもらって(Kさん、ありがとうございます!)ハードトップ仕様にした。普段、オープンで走ることもなくなったし、サーキットで屋根を外してしまえばその分軽量化になる。

 ハードトップを普通に1人で外すことができる超人がいるらしいのだが、僕は非力なのでアストロで購入したサンクションカップを使って持ちやすい場所に持ち手をつくって持ち上げることに。サンクションカップを付ける位置などを検討しつつ、1人で外してみる。ちょっと難しいかな、と思ったが、ロールバーを入れているので、ロールバーに所定の位置からずらしたハードトップを置く感じにすることで1人で取り外しと取り付けができた。

 練習自体はうまくいったのだが、後で見てみたら、トランクのぴかぴかの塗装に傷が…(ioi)。まあ、仕方あるまい。本番は、養生のためにバスタオルでも敷くことにする。こういうことも、とりあえずやってみないことにはわからないよね。

退職

 会社の同期が退職メールを送ってきたからびっくりした。驚くと同時に、彼らしいなあとも。

 すぐ電話して話を聞くと、10年も前から今の年齢で辞めると決めていたらしい。同期と言っても僕より六つ年上だから、確かに早めのリタイヤを考える時期ではある。投資の才能があり、早期退職でも困らないぐらいのものは持っているらしい。10年前から「金を買え」と僕をそそのかして来ていたのだけれど、当時買っていたら5倍になっていたなあ。

 体が動くうちにやりたいことをやらねば、という思いが最近強い。だから、サーキット遊びを再開することにした。同期の退職を知り、早めに仕事を引退して比較的若い時期から自由に過ごすのもいい選択だなあ、とうらやましく思う。

 先立つものがないし、住宅ローンや教育費のことを考えると働き続けなければならないのは決まっているのだけれど。

わくわく

 10月4日の間瀬大運動会に向けて準備を進める。

 2010年まで間瀬の耐久レースで戦っていた車両から部品を移植してクルマをつくってもらった。足回りは間瀬スペシャル。だが、エアコンや内装が付いているので前後バランスとかは走ってみないとわからない。1度は車高調整が必要になると思われる。不安要素は油温で、この前高速を巡航したら110度を超えてしまった。気温が下がっているのでましになっているかもしれないが、連続全開アタックは難しいかもしれない。

 クルマは10月3日に休みを取り、富山の車屋さんに行って最終準備をするつもり。4点式ベルトやアイボルトなどを購入したので付けてもらう。夜に新潟入りしてたくさん寝る。

 実家近くのアストロに行ってエアゲージを買ったり、100円ショップで荷物を並べるためのブルーシートを買ったり。遠足前の準備みたいですごく楽しい。普段の生活でわくわくすることって少なくなってしまったが、まさしく遠足前のわくわくを感じている。

並べない

 大阪・関西万博に最近行った人に話を聞くと、僕が8月に行ったときよりひどい人ごみになっているらしい。見たいパビリオンは長蛇の列で並ぶこともできない。見られるパビリオンは展示内容が物足りない。口々に語る惨状は、僕が体験したのと同じだった。僕が行った日の場合、強風で大屋根リングに上れなかったから、予約難民が楽しめる数少ない見世物の一つすらお預けを食らった。

 「並ばない万博」を掲げたが、実際には予約ができない(調べ上げて周到に準備すれば予約できるみたい)から並ぶしかなく、めちゃくちゃ並ばされる万博になってしまった。通期パスを持っている大阪の人たちは、椅子や日傘を用意して並ぶことすら楽しんでいる様子だったが、交通費や宿泊費をかけて遠方から来場している人にとって、数時間も並ばされるのはたまったものではない。

 そもそも2820万人が来場する想定なのだから、20万人が来場してもそこそこ楽しめるような仕掛けづくりをしてほしかった。多くのパビリオンは混雑を避けるため入場の人数を制限していたようだが、ぞろぞろと大勢が入って展示物を見られるようなパビリオンがあったっていい。

燃費

 名古屋と伊賀の往復はバモちゃん(ホンダ・バモスHM4、2008)を使う。会社がガソリン代を出すので、下道を使えば単身赴任先と自宅との往復コストはゼロに近い。

 ターボ付きバモちゃんの燃費は悪く12km/lぐらい。燃料タンクは36リットルなので1タンク430キロぐらい走る計算となる。平日に仕事でバモスを使い、週末に名古屋に戻る日々なので、休みが終わって伊賀へ向かうときには、ガソリン残量がたどり着けるかどうかのぎりぎりになっていることが多い。

 ガソリンは決まった伊賀の給油所で会社カードを使って入れるのが基本なので、自腹を避けるため給油ランプが付いた状態であと何キロ走れるかどうか、ガス欠の不安と戦いながら走るチキンレースを毎週やっている感じになる。

 バモちゃんは給油ランプが早めに点灯する。おそらく、ランプが点灯してから80キロは走れそうな感じ。今日は四日市の国道23号でランプが点灯し、伊賀までの残り距離は60キロの地点だった。たぶん大丈夫なんだけれど、上りがきつい名阪国道を走るので気が気じゃない。ガス欠症状が出たらあの路肩に止めようなどと頭の中で考えながらの走行はけっこう疲れる(数リットル自腹で入れれば良いじゃないという批判は、半分楽しんでやっているのでここでは置いておく)。

 給油したら33.2リットル入った。トリップメーターは401kmを指していて、やっぱりまだ余裕があったことになる。ランプ点灯からどれくらい走れるかは実際にガス欠させるのがいちばん分かりやすいのだけれど、携行缶にガソリンを買うのも厳しくなったし、安全にガス欠させられる場所の問題もあるし、なかなかハードルが高い。

消火器

 間瀬サーキットに向かうに当たって欲しいのが消火器。サーキット走行のハードなドライブでエンジンから火が出るかもしれない、ということもあるけれど、もともと古いクルマだからいつどこから煙が出るかよく分からないから遠出をするなら備えておきたい。

 昔はFire Master?だったか、小さいサイズの消火器があって、ロードスターのロールバーなんかに取り付けていたと思うが、いまネットで探すとFlameBeaterなる同様の消火器になっているらしいけれど、どこも探しても品切れでない。どうも販売停止になっているらしい。

 レーシングギアショップだとイギリス製の2万円ぐらいのものを扱っている。国内メーカーだとヤマトプロテックや日本ドライケミカル、モリタ宮田工業などが自動車用として扱っているらしいけれども、走行会レベルだとどの消火器を備えておくと良いのか、情報が少なくて決め手に欠く。

 公式戦なら当然の装備だけれど、走行会レベルだと目が向けられていない分野なのかもしれない。

T形

 久々にエンジンを開けて作業をしてみて、あぁ、ねじを回すのって楽しいなと思っていたときに、YoutubeでホンダのF1エンジンのRA100Eを熟練メカニックがばらす動画を見てしまった。ものすごい手際でF1エンジンを解体していくのだが、そのときヘビーに使っていたのがT形レンチだ。

 規定トルクで締められているボルトをきゅっとゆるめて、あとは人差し指の素早い動作でくるくるっとねじをゆるめていく。正確な手さばきはそれだけでずっと見ていられるぐらい小気味良くて「ああ、自分もああやってねじを回したい」とあこがれを抱くには十分な動画であった。

 10月4日に間瀬で走る準備もあり、いろいろ細かな道具が必要だ。なので、実家近くのアストロに行き、必要なものを買いそろえつつT形レンチを物色するも、オリジナルブランドのぴかぴかしたレンチはあるのだが、映像で見たような鈍く輝く渋いT形レンチがほしい。仕事をさぼって休憩の合間にホームセンターを回る。残念ながら一流メーカーのT形レンチは展示されていなかった。

 KTCとかKokenとかTONEとか見て触れて買いたいのだけれど、伊賀のホームセンターではKTCが在庫されているのみ(しかも昔のSnap-onのように鍵がかけられていて店員を呼ばないと買えない)で、比較して買えるような状況ではなかった。

 ネットがあるからいつでも取り寄せられるんだけれど、工具ばかりは触って買いたいな。

サーキット

 息子にミニ四駆サーキットに連れて行けと要求されたので、コジマに常設されているサーキットへ出かける。家の近所にもあるんだけれど、屋外設置なので36度を超える猛暑の中で遊ぶのは不可能に近い。少し遠いけれど、快適なコジマへと足を運んだ。四つテーブルが用意されていて、すべて埋まっているぐらいは人が来ている。

 強力なモーターを入れたら、最初のコーナーですでにコースアウトしてしまうようになった。ここら辺がミニ四駆チューンの難しいところ。同じぐらいのスピードの人は難なくコーナーを曲がっていて、どこをいじるとまともに走るのかなあ、とムック本に掲載されているマシンを眺めてヒントをもらう。

 コジマサーキットの唯一の欠点は、横に部品が売っているから買っちゃうことだ。コーナーリングの鍵となるローラーをベアリング入りのものに交換したのだが、二つで1セット。四隅に付けると四つ必要になってそれだけですでにミニ四駆本体価格を上回るという…。

 ひと通りクルマを作って走らせたら遅いのだ。バッテリーの消耗? 走らせすぎてモーターが焼けた? いちばん最初よりも明らかにスタートの加速が遅い。手を加えてコースアウトはしなくなったが、単純に遅いから飛び出さなくなっただけなのかも。改造すれば改造するほど遅くなるってどういうことだ。

 あれこれ考えて、写真にも写っているが、そういえばマスダンパーをフロントだけにしてリアを外したままだった。うまく走ったからそうしたのだが、もしかするとフロント荷重になりすぎてリアのトラクションがかかっていないのかもしれない。次、サーキットに行ったらまずはそこから。

 という具合にはまり始めると奥深い。どんな遊びでも同じなんだろうけれども。

 隣の中学生ぐらいのスピードはあるなとほくそ笑んでいたのだが、ふらりとやってきたおじさんが走らせたマシンが異次元の速さ。どうしてコーナーでも立体交差でも飛び出さないのか意味不明。隣の中学生も「えぐっ」と若者言葉でつぶやいていた。道のりは遠そうである。