日常

4月1日

 長く厳しい冬を乗り越えたと思っていたのに、この寒さは詐欺だ。今日の最低気温は−5度。明日の予想最低気温は−2度。立派な冬。嫌になる。

 日曜日の仕事は基本的に暇なので、今日はロードスターでいつもの山道へ走りに行こうと思っていた。しかし、大雪の後にこの冷え方だと、上の方は凍っている可能性もある。夏タイヤに替えてしまったし、ゆっくりしか走れないのだったらつまらない。結局、走りに行くのはやめた。

 7、8日と富山まで走る予定があるのだが、オープンで走り、ふもとへ行けば行くほど桜が満開になっていくんだろうな、と密かに楽しみにしていたのに、この冷え方じゃあ、ほとんど咲いていないかもしれない。楽しみが半減である。

3月31日

 この季節にしては大雪が降った。松本は12センチである。

 しかし、季節は春。重く湿った雪である上、暖かいので、見る見る間にかさが減っていく。路面の雪は、午後にはほとんどが消えてしまった。春の雪はぜんぜん困らない。

 ことしは1月に一晩で64センチ降った。松本は内陸気候なので基本的に冬の降雨量は少ない。雪国じゃないのだ。だから大雪に対する備えはない。やっかいなことに、気温だけは低いから一度降るとなかなか解けないのだ。路面に降り積もった雪は車に踏み固められ、がちがちの氷となる。

 国道や県道など、幹線道路は除雪されたのだが、生活道路は放置されたまま。10日ぐらいたっても、圧雪が溶けない道もあった。のみに金槌で、根気よく圧雪を割っていたおばあさんがいて、痛々しかった。

 もう昼になれば10度前後まで気温が上がるのだし、雪かきの必要もない。しかし、標高の高いところは別。パワステを外してからようやく夏タイヤに替えたばかりなのに、山道を走れない。明日は日曜日だから、仕事の合間を縫って走りに行こうと思ったのに、残念。

 早く解けてくれないかな。

2月17日

2月17日(土)

 ホームページをつくってみたい、という思いは、かなり前から持っていた。仕事では、杓子定規な文章ばかり書かざるを得ず、絶えず欲求不満だった。ストレスが溜まる。自由でのびのびと、好き勝手な表現ができる場が欲しかった。勝手なことを書ける場所、とはいえ、日記のような閉じたものではなく、他人が読む可能性のある緊張感のある場所だ。インターネット、という場はこの欲求のはけ口にうってつけの場所だと思う。

 自らが何のテーマもなしに思うところを書き連ねたところで、だれも興味を持って読みはしないし、書く側も長続きもしないと思う。どうせ貴重な時間を使ってつくるホームページ、何かテーマが欲しい。

 ロードスター好きが高じてこの1年、だんだんと深みに落ち込みつつある。ROMチューンに始まり、解体車を買ったり、エンジンを買ったり。一般の車好きよりは、ちょっぴりおかしな経験を重ね、面白そうなことが書けそうなくらいの変人になったと思う。書かぬ手はあるまい。

 このページを作る目的は、完全に自己満足のため。この文章だって、永久にだれも読まないかもしれない。それでも、他人に読まれる可能性のある場所に向けて書く、ということだけで満足なのだ。

  とりあえず、こういうページを作ろうと、表紙だけは作成した。中身はまだない。これからどんどん充実していこうと思っている。

 さてどうなることやら。