どうせ暇なので、仕事をさぼっていつもの山道に走りに行った。このところ雪は降っていないし、最近気温が高くて雨が降ったぐらいである。路面の雪はなくなっているに違いない。
やはり、路面は乾いていた。頭はすでに猿に成り下がる。しかし、履いているのはスタッドレスタイヤ。乾燥路重視のミシュランのマキシアイスなのだが、腰砕け感は否めない。ヘアピンで滑る滑る。激しいロールに車内に置いてあるMDを入れたファイルやジュースの空き缶が宙を舞う。滑らす練習をしてしまおうとも考えたが、お金のことを考えるとアクセルを踏む力がゆるんだ。
やはり、トルクが増していることが実感できる。特に、最後の部分の上り坂は、面研ヘッドでも力不足を感じたのだが、坂の途中でシフトアップが可能となった。スタッドレスであることが残念でならない。コーナースピードが遅いはずなのに、シフトのポイントがあまり変わらなかったから、それだけ加速性能が上がっているのだろう。
美鈴湖で止まり、タイヤをチェックすると、ショルダー部のとんでもないところが減っていた。やはり、スタッドレスでペースを上げてはならないことを実感。湖には氷が張っていた。氷を割って、釣りをしている人が数人。ワカサギでも釣れるのかしら。
ぎゅーんが手元にあったら付け替えて走りまくるのに。残念ながら実家に置き去りになっているのだ。