クルマ

10月24日

昨日は休日。土曜日に結婚式を迎える医師のたまごの友人と飲もうと、愛知・刈谷に向かった。なぜか、「結婚前に飲まなければ」と、いう強迫観念を持っていたので、土曜日の式に出席するにもかかわらず、強行軍である。別に奥さんができたところで、誘い出して一緒に飲めばいいのだけれど、やはり独身時代の飲みとは何かが違ってしまうのではないか、という考えがぼんやりあるのだ。

友人は夜まで仕事。急ぐ必要もないので、午前中はサービス出勤をして、午後2時すぎに出発。高速代を節約するため、木曽路を開幌状態で抜ける。ところどころで美しい紅葉に目を引かれる。しかし、大型トラックの排ガスで空気は最悪である。フル回転で坂道を上るトラックの圧力ある排気が、もろに顔に当たる。髪の毛がごわごわになる。

中津川から多治見までは高速を使う。実家へ向かう途中、春日井にあるアストロ名古屋店に寄る。辺りはもう暗い。ライトを付けたら右側のヘッドライトが点いていないことに気が付いた。もうしばらく街の中を走るのに、片目は怖い。時間はすでに午後7時をすぎ、何軒かのカー用品店も閉店していた。仕方ないので、実家で工作をした。

段ボールをちょきちょきっと切ってガムテープで張り付け、ヘッドライトの4分の3ほどを覆う。そして、ハイビームで走行するのだ。これだけ覆っても十分明るいから、ハイビームってけっこう強力。段ボールが熱で燃えないか心配だったが、大丈夫だった。この怪しさが素晴らしい。友人の家では、ヘッドライトを上げたまま駐車しておいた。怖くてだれも近づけまい。

午後9時ごろ、友人と和洋折衷料理を出す居酒屋へ。報道を見ていたら、どうしても食べたくなったので、牛のたたきを注文。ビールに日本酒を飲む。酒には強いヤツなので、ペースを合わせて飲んでいると、半端でない量を飲むことになるので注意しなければならない。それをちゃんと心得ていたにもかかわらず、やっぱり大量に飲んでしまった。飲み過ぎてあまりよく覚えていないが、駅前の目立つ場所で取っ組み合いをした覚えがある。友人に投げられて、吹き飛んだメガネのレンズが外れたような…。メガネのフレームがゆがんでいるから間違いなさそう。正しい酔っぱらいだ。

友人の家で意識を回復。今日は出勤である。急いでロードスターに乗り込む。こんなときに限って、東名高速が集中工事。「春日井まで1時間」という表示だったので、下道で多治見まで行くことにした。結局、松本に着いたのは、11時30分ぐらい。ばれなかったから、よしとしよう。

10月22日

 ジムニーを車検に出した。平成元年車だから、6回目の車検になるのか。

 ロードスターに比べると、極端に走行距離が少ない。主に仕事で使い、松本市内をくるくる回っているだけだから。ロードスターで1日で走ってしまう距離を10日ぐらいかけて走っている。エンジンが暖まる前に止めてしまうことが多いので、マフラーが腐りかけていないか、心配である。

 車検とともに、下回りのさび止めを依頼した。スチーム洗浄と合わせて8400円。冬に雪が降ると、行政が塩カルをまくので、放置するとさびが浮く危険がある。13年もたつ車なので、念のため、施行をお願いした。

 高速道路の散布状況はものすごい。雪の日に走り、下りてみると、ボディーに白い結晶ができて輝いている。2年ほど前はロードスターで月に5回ぐらい名古屋と往復していた。散布車とすれ違うと、「ばらばら」っと、塩カルシャワーを浴びてしまう。路面はべたべた。高速を下りると、緑色のボディーなのに真っ白になってしまう。車に乗るごとに洗車場に行き、塩を洗い落としていた。洗車代がかさむ。

 ことしはロールバーも取り付けたから、さらに念入りに洗わないと。

10月10日

 晴れの特異日だったはずの体育の日が、休日から外れた途端、大雨の予報。やはりこれまでは、「運動会、晴れろ晴れろ」という日本人の念が雨雲を吹き飛ばしていたんだろうか。少なくとも覚えている限りこの日に雨が降った記憶はない。

 大雨の中、止めておいたジムニーに乗り込んだら、助手席の足下がびしょびしょに濡れていた。固い屋根が付いているくせに雨漏りである。我がロードスターだって、露骨には雨漏りしないのに、なんという軟弱な。したたっている場所を追跡してみると、ヒーター回りからの浸水らしい。平成元年式だから、これぐらいのガタは仕方のないことか。ロードスターなら大慌てですぐにでも手当をするのだが、ジムニーだとあまり気にならない。放っておく。

 そろそろオイル交換だし、ついでに車屋に見てもらおう、と思っていたら、車検の時期であることを思い出した。前の車検では、デフ回りのオイルシール交換が余分に掛かって10万円を超えた気がする。最近、激しくロードスターに金をつぎ込んでいるので、かなり痛い出費だ。F1観戦、友人の結婚式などなど、年末にかけて金のかかるイベントが目白押しのような気がする。

 足回りは来年か。

10月7日

 友人Kの引っ越しを手伝った後、治部坂へ行ってきた。こうやって書くと中部ミーティングに参加したように見えるが、満面の笑みでこちらに手を振って会場の駐車場に誘導する係員に軽く会釈して、猛スピードで走り抜けてしまった。心が痛む。

 前日泊組みの集まりに潜り込んだのだった。今日はどうしても外せない仕事があったので、泣く泣く出勤である。

 三重のショップのデモカーに乗った。といっても助手席だが。ドライブした人は速過ぎて「変態」と呼ばれてしまう人。サーキット走行前夜、午前5時まで話を聞いていた人である。キャブ車でバネは前15キロ後13キロだったか? 13インチのSタイヤ。で、道路のギャップで目玉が飛び出し、首の骨がずれるかと怖がっていたら、乗り心地が良かった。自分の常識では考えられない、ものすごい動き方をした。「こんなスピードで突っ込むんですか?」「ここでさらにアクセル踏むんですか?」と、もはや別世界。もちろん、ドライバーは人の車だから遠慮して走っていたことは言うまでもない。

 その後、筑波サーキットで1分6秒台のドライブ(もちろんロードスターで)の車載カメラ映像を見たりして、宴会場で午前3時ぐらいまでずっと話を聞いていた。質問ばかり。

 上には上がいてきりがない。そんな思いを新たにするとともに、自分のちっぽけさを再認識する最近なのであった。

10月5日

今日は転職する友人Kを励ます会。なにわ料理の店で、たらふくうまい飯を喰らい、ビールを飲んだ。2次会は我が家に来てテレビを見ながらビールを飲んだりしてさわぎ、たったさっき、お開きになったところである。

その飲み会に来た友人の中にスープラに乗っているやつがいるので、飲み会の前に試乗した。5速、3LのNAのやつ。シートを調整したら電動式だった。これだけで何キロ重くなるか、考えただけで青ざめる。

さすが3Lもあるだけあり、トルクがものすごい。5速1400回転でもアクセルを踏めばちゃんと加速していく。2速で5000回転ぐらいまわすと、なかなかいい加速をする。

でも、やはり全体が重いのは否めない。ハンドルはクイックなのだが、パワステなどでうまい具合に味付けをしたんだな、というフィール。ロードスターのように、ドライバーを中心に、ひらりと向きを変えるような軽快さはない。

そのスープラで皆が我が家に来たので、ロードスターと並ぶことになった。その大きさといったら、完全に一回り違う。僕はロードスターのコンパクトさの方が好き。

でも、さすが6気筒、エンジンの回転フィールはやはり良かったのであった。

9月26日

 エンジンオイルを交換した。29日のサーキット走行のためである。オイルは1カ月前にオイルクーラーを装着したときに交換してあり、3000キロ弱走行したと思う。しかし、まだ粘度もあるし、色もきれい。だって、交換してから4リットル継ぎ足しているんだもの(涙)。環境に極悪のエゴエゴエンジンである。オイルをたくさん消費する欠陥エンジンとはいえ、すでに7000キロ走行している。オイル消費は7リットルぐらい(涙)。この冬には積み替えをしなくては。

 ディーラーが統合される前はWAKOSのオイルを1リットル700円で入れてもらい、税込み2100円のオイル交換だった。しかし、今のところではWAKOSの4CTというグレードのオイルしかなく、1リットル1900円。オイル交換3.2リットルに4リットルを加えて(涙)、14000円もかかる。これは、痛い。今回はサーキット前ということで、甘んじたが、次からは純正オイルを入れてもらおうかしら。

 ヘルメットも買ってある。ディーラーを通じて買おうとカタログを見たら、異常に高い。スネルという規格に準じて高いものだと、定価97000円。JAF公認で安いものでも、37000円。公式のレースにでも出られるものだから、仕方がないのか。しかし、僕はサーキットを年に数回走るかどうか分からない、ストリート野郎なので、ここまでは必要ない。

 家の近くのホームセンターに寄ったら、あった。フルフェイスで7800円(税別)。色がガンメタなのが気に入らなかったものの、価格だけで購入した。

 油類は交換したし、ヘルメット、手袋も用意した。さらに、予備エンジン(笑)も買った。これで、サーキット準備は万全である。当日の服はどうしよう。長袖、長ズボンが必要らしい。

 オイルや液体ガスケットで汚れたつなぎの作業服か…。

9月24日

 3連休のうち2日は出勤だったが、休みの日なんて暇なもの。今日は洗車に行ってしまった。掲示板でやりとりがあったように、明日は筑波サーキットへ行って、走行会を見学するのだ。

 でも、つくばってどこにあるのか良く知らない。茨城県だったっけ? 北関東は群馬県中部より東に行ったことがないので、どんな地名があるのか、どんな道路で行けるのか、まったく分からない。混雑を避けるため、夜の11時ごろ出発するつもりなのだけれど、果たしてたどり着けるかどうか。松本から何キロあるんでしょう。

 ど〜だロールバー、ど〜だバーを付けたときのように、ハンドリングの変化は感じられないから、剛性は上がったのかどうかわからないけれど、剛性感は上がった気がする。すなわち、道路の段差を乗り越えたときのボディのぶるぶる感がいくらか軽減された。ハードトップを付けたときのほどでもないが。でも、ハードトップを付けたときのように重くならないから、けっこういいかも。

 ちなみに、NA用を付けた。だから、NB用の幌はもう付かない。だって、ビニールウインドーをこよなく愛しているんだもの。

9月23日

 21日は、ど〜だロールバーの取り付けに、群馬県へ。Vスペシャルにロールバーなど付けたくはなかったのだが、M2-1001を見てから考え方が変わった。なで肩の形状や、溶接されてすっきりた形状がかっこいい、と思うようになった。基本的にM2-1001のレプリカのこのロールバー、限定生産ということもあり、取り付けを予約してあったのだ。

 この日に走りに行こうと約束していた、東京の某氏と車屋で合流し、オイルクーラーの取り付けに伴い、不要になったラムコのオイルブロックと大森の機械式油温計をあげた。さっそく、この車屋さんに付けてもらったら、オイルがだだ漏れ。結局、オイルブロックを捨てることになり、某氏には無駄なオイル交換をさせてしまった。反省。油回りはけっこう、シビア。

 夜に松本に戻って来る途中に電話があり、突然「明日休め」とのこと。22日夜に、名古屋で仲間の飲み会がある予定だったので、その日のうちに愛知の実家に戻った。さっそく取り付けた光り物を見せびらかしたくて、小雨の中を開幌状態。しかし、木曽の国道19号は気温10度前後。雨が少しひどくなったので、残念ながら閉幌した。結局この日は、群馬−松本往復と、愛知行きで、400キロほど走った。

 22日は名古屋でも秋晴れでさわやかな日だった。こんな日にドライブに行かないのは、人生の17分の13ぐらいの楽しみを放棄したことになる。知り合いと100キロほど、瀬戸や東濃地方の丘陵地帯へドライブに出掛ける。光り輝くロールバーがあって、なんとなく心が躍る。夜、飲み会に出て、今日は仕事だったにもかかわらず、名古屋近郊で8時に起床した。中央道は秋の行楽に出掛ける車でものすごく混雑。

 結局、この3日間で800キロほど走った。オイル消費は0.8リットルほど。国道の流れに乗って燃費が12km/Lぐらい。これくらいの走りなら、あまり減らないはずなのに、少しひどくなってきているのか。29日の走行会、大丈夫か?

 しかし、松本は寒い。夜になって外に出たら、息がうっすら白い。今のうちに走らなければ。