クルマ

2月16日

 我がロードスターの走行距離が、メーター読みで13万キロを超えた。正確には130200キロちょっと。97年7月に買ったときは30200キロだから、乗り始めて10万キロを走破したことになる。正確には10万キロでファイナルが4.1になってしまったので、1500キロぐらいプラスしないといけないのだけれど。

 さすがに買った当時は、自分の車がこんな風になってしまうとは思いもよらず。ホームページ作って友達ができるなんて、想像すらしなかった。

 とりあえず、エンジンはOH直後。デフは8万キロ走行。あと10万は楽にいけそうだ。

 まだまだこの車には飽きていない。だんだん奥の深い世界が見えてきて、楽しいとともに、ちょっと空恐ろしくもある。どうなっちゃうんだろう。

 ことしも、走行距離が2万キロは伸びることが確実である。

2月11日

 室内から異音がして困っている。

 ある日、高速道路に乗って加速中、3速5000回転で「しゃりしゃりしゃりしゃり」という音がした。すわノッキングかとびっくりしたが、どうも音の発生源が近い。同じ回転数にしても音はでないのだが、フルスロットルにすると再び「しゃりしゃり」と音が出る。どうも、ダッシュボードの内側から聞こえるので、最初は雑多に物が詰まったグローブボックスの中で何かが暴れているのかと思った。しかし、空っぽにしてみるも、まだ音が出る。

 最初は3速5000回転フルスロットルでしかでなかったのが、2速5000回転でも出るようになった。やはりノッキングか、と思うのだが、アクセルをゆるめているときも若干「しゃり」っと聞こえるので、どうも何かの部品が外れ掛かって、エンジンの特定の回転数で共振しているらしい。

 コンビニの駐車場に車を止め、助手席の足下に頭を突っ込んでのぞいて見るもなにも分からない。そのときコンビニに立ち寄った人たちは、オープンカーの助手席から足が生えているのを見て、不気味に思ったに違いない。

 今日も、仕事をさぼっていつもの山道へ行きがてら、2速5000回転フルスロットルにしてみた。やはり異音は出る。以前より、簡単に出るようになってきた気がする。

 仕方なく、グローブボックスを外す。のぞき込んでも、ゆるんでいるところなど分からない。仕方なく、外したまま、助手席の足元に転がしておいた。これだけでひどくオンボロな車に見える。

 頻繁に出る異音。5000回転フルスロットルを頻繁に繰り返している方が問題、とも言う。

1月30日

 実家で暇だったので、久しぶりにロードスターを洗うことにした。最近、時間が取れればエンジン関係の作業をしていたから、まともに洗車した覚えがない。平成4年2月登録で、ちょうど10年選手となった。塗装面は、水滴が乾いた後やら、傷やらでひどい状態。とりあえず、カーシャンプーとは別に、水垢クリーナーをかけようと、実家近くのホームセンターで買ってきた。

 まずは、洗車場に行って、ボディーのほこりを吹き飛ばしてくる。家に戻り、ささっとカーシャンプーで洗う。その後、水垢クリーナーを塗った。ワックスみたいなもの。実際にワックス効果もあるらしい。

 塗ったクリーナーをボロボロになったTシャツで拭いてみると、あら不思議! あれほど悩まされた水滴後のまだら模様やら、虫が激突死したとみられるシミ、猫ちゃんが上で寝っ転がって付いたシミやらが、ほとんど目立たないくらいまで落ちた。これはいい。

 水垢クリーナーだけで十分輝いてきれいなのだが、少し目立つ傷をコンパウンドでこすって、ごまかした。その後は、シュアラスターを塗る。このワックスはにおいがいい。

 洗う前は、捨てられる寸前のポンコツ車に見えていたのだが、ワックスを掛けたらなかなかの艶が出た。エンジンのオーバーホールが終わったことだし、後は足回りを交換して、上質な乗り味になれば、まだまだ10年は行けそうである。

 光った愛車に満足して、家の中で晩飯を喰らうなどしていて、帰る時間となった。玄関をがらりと開けて、体中が凍り付いた。雨が降っていたのである。

 みぞれ交じりの中央道を走った我がロードスター。融雪剤によって、再び見るも無惨なポンコツ車に成り下がったのである。

1月29日

 雪国・松本から逃げ出して、名古屋で元ボスと飲む。イタメシをつまみに、ひたすらビール。帰ってきて、おもむろにPS2の電源を入れ、RX7を飲酒運転していたらいつの間にか意識を失っていた。松本でやったら凍死するかもしれない行為である。

 昨日、ロードスターの右後ろのサスペンションから、停止する直前に「ぎし、ぎし」という異音がしていた。耳をすまさなければ、分からないほどのかすかな音。タイヤの回転に合わせて鳴っているので、最初パンクかと思った。駐車して見てみたら、パンクじゃない。

 どこから出ているのかな、とジャッキアップして、タイヤを外そうとしてみて、すぐに分かった。ホイールナットがまんべんなく少しゆるんでいた。

 年末、実家でスタッドレスに換えたとき、エンジンを載せ替えた直後だったので、ちゃちゃっと工具をかき集めてトランクに積んだら、21ミリのソケットを入れ忘れていた。仕方なく、そこら辺に転がっていた車載用のレンチで交換したのだが、締め方が甘かったらしい。トルクレンチで増し締めしておく。他のタイヤはちゃんと締まっていたものの、非常に危ない状態だった。反省。少し走ったら、ちゃんと増し締めしておかないと危ないね。

 雪かきしたダメージがまだ体に残っている。背筋が痛い。

1月24日

 片道400キロをひた走ってたどり着いた大阪では、このページを通じて知り合った人と会った。志を同じくする(または、同じ嗜好を持った変態)が、距離を隔てていても、出会えるネットって素敵。一緒にトンカツを喰らった。

 お店では、店長の言うことを聞いているしかなかったのが少し悲しい。奥の深さではエンジンに引けを取らない足回りは、今後チャレンジする分野である。とにかく、届いた足回りを自分で取り付けることから始めるのだ。実は、エンジンはばらして組み立てて、降ろして載せたけれど、足回りはまだやったことがない。というか、ブレーキ整備さえやったことがなかったりする。このアンバランスさが素人の馬鹿さ加減である。

 店を後にして、大阪の某氏に僕の車を試乗してもらう。吹け上がりの良さに感動している様子だった。「踏め踏め8000まで回せ!」と助手席から怒鳴っていたけれど、遠慮して7000ちょっとしか回さなかった。遠慮なんて無用なのに。

 ファイナル4.3のNA8に試乗させてもらった。回りたがらないエンジンだけれど、やはり排気量が大きいことがあって、下のトルクが厚く、ノーマルB6よりもけっこう速いだろうな、と思った。でも、実用エンジンみたいに、全体的にもっさりしていることは確か。ROMで改善すべし。

 NB乗りの諏訪の某氏にも乗ってもらったら、やはり普段から145馬力に乗っていることもあって、さほど驚いた様子はなかった。速さだけ求めるなら、やはり新しい車を買うべきらしい。NB2に乗っている人が僕の車に乗っても「こんなものか」と思うに違いない。NA6乗りの人が乗ったら、感動するだろうけれど。

 足回りは3週間後ぐらいに届くらしい。早く来ないかな。

1月16日

 松本唯一の自動車専門工具屋さんから、2割引セールのメールが届いたので仕事をさぼって行ってきた。もう車を組み立ててしまったから、当面は追加の工具はいらないのだが、車の下に潜っていて、とっても欲しい物があったのだ。それは、ギアレンチである。

 ラチェットだと分厚すぎて入らないすき間のねじはそれほどあるわけでもないけれど、数カ所あるだけでとっても時間が掛かる。寝っ転がりながらメガネでちまちまやるのは、不器用でもあるし、頭に血が上っているしで、脳みその血管がぶち切れそうになるのだ。

 ギアレンチは、メガネの形で、ラチェット機構が付いているもの。とっても便利なはずだ。これを目当てに工具屋を襲撃する。

 いろいろ探してみるが、SIGNETのGEARWRENCHセットが目に付いた。メガネタイプではなく、コンビネーションレンチなのだが、10、12、13、14、17ミリの5本と小物が付いて、特価で4500円程度。安いけれど、ぴかぴかのメッキ仕上げで、KTCの工具を使っている者としては、まばゆいばかりの輝きである。ギアの動作も軽快な音がして気持ちがいい。買うしかあるまい。

 その他にも衝動買いしようと、店内をうろつく。Kokenのロングソケット1つと、KTCブランドのVISE GRIPが2000円に値引きされていたので、思わず手に取り、さらにギアレンチが増えた分、まとめておくものを一つと思い、USAGのレンチホルダー(650円)を選んだ。

 特価品が2つあって気が引けたものの、ダメで元々、怪しい眼光で「2割引ってメールが来たから、足を運んだんだよ」と言い放ったら、「このSIGNETのレンチセットだけはちょっと…」と最初とまどった店員さんだったが「ま、いいでしょう」と2割引いてくれた。言ってみるものだ。

 ちなみに、2割引セールはメールが届いた人のみ。松本近郊の人は、登録してみると得するかも。

1月15日

実家に戻っていたとき、庭にどこかで見覚えのあるオブジェが転がっていたので目を凝らしてみてみた。

 何と、パワープラントフレームではないか! 梅の木の枝の方向を矯正するためのおもりとして使われていた。ロードスターを1台解体したときに、記念にと車庫の壁に立てかけてはしご代わり(使いづらいけれど)にしていたのが、親父によって利用されていた。見事な廃物利用。あまたあるパーツの中で、この部品だけは再利用されることが少ない気がする。ここがゆがんでしまうような事故だったら、廃車に決まっているもんね。

 庭にただ転がっているのを見ると、肉体が朽ち果ててしまって背骨だけ残った動物の痕跡のようにも見えて、少しもの悲しい。

1月9日

 週末から始まる東京オートサロンで、ロードスターを改造してつくったCosmo21と、RSCoupeが出品される。みなさん知っていると思うけれど、Cosmoはコスモスポーツのボディーをそのままぱくったもの。リアのオーバーハングをわざわざ長くしてまで似せてある。ロータリーエンジン「RENESIS」が載れば、少しは売れそう。RSCoupeはロードスターのクーペバーション。クーペになったらロードスターじゃないんだけれど。NAのときも、発売が噂されたらしい。

 点火プラグとエアフィルタークリーナーを買いに、仕事をさぼってディーラーに行き「なかなか面白いよね」と切り出し、「Cosmoは評判が良ければ売り出すらしいけど」と話したら、「ないんじゃない?」とばっさり。「うちにそんな余裕はないでしょ」だって。全否定されてしまった。他の人は「RX8が発売されるのは来年春だと予想しているけれど、本社から何も言ってきませんね」。

 最近、新車の発売があまりないマツダ。もう少し元気出してほしいぞ。

1月2日

 雪が降る中、朝一番で松本城に行き、なぜか市長が太鼓をたたくところを見た。開門式の後に紅白もちが配られるとあって、なかなかの人混みであった。本丸庭園から天守閣を望むと、うっすら雪化粧した白さと、烏城と呼ばれる黒い外壁の対比が美しかった。松本城もけっこうやるなあ、と訳の分からないことをつぶやいて、後にする。

 慣らし運転として目安にしていた1500キロを乗ったので、仕事をさぼってディーラーへ行った。さまざまなアドバイスをもらってお世話になっている店長に乗ってもらうためである。今日は初売りだけで、サービスはしていないのだけれど、無理を言ったらオイルを交換してくれた。いい人だ。

 乗ってもらった後、デミオに乗った。ファミリアヘッドを載せたDOHCデミオという日本に何台あるのか分からない珍品である。「壊れるから6000回転まで」と言われていたので、大人しく乗ったつもりなのだが、なかなかいい吹け上がりをする。エンジン音もレーシーである。走りはスポーティーな感覚なのに、景色は全くファミリーカーであるギャップが面白い。6000とは言わず、7000以上でも回っていきそうな吹け上がりだったので「カム変えてあるでしょ」と言ったら、どうやら264度が入っているらしかった。今度サーキットで一緒に走るか。

 どうせすることもないし、そのまま山道へ行った。雪道を走るためである。ロードスターだと、ジムニーよりもスライドコントロールは簡単である。かなりアングルが付いても何とか元に戻せるし。

 しかし、最初のきつい上り坂であえなくリタイヤした。狭いヘアピンなので、速度を上げるわけにもいかず、ゆっくりとした速度から後ろを滑らせたら、ずるりと滑っていき、横をむきかけたのでカウンターを目一杯切って何とかこらえた、と思ったら、おつりをもらって反対側にスピンして停止した。道に対して真横に向いてしまい、さらに坂ですべりやすいため、クラッチをつなぐと、そのままリアが坂の下の方に向かって流れてしまう状態。昨日からの雪で圧雪の上に新雪が積もり、特に滑りやすい路面ということを悟り、すごすごと引き返した。

 夜、いまさら年賀状を作成。車関係のお友達に一通り書いたのだけれど、やはり住所が分からない人が多い。

 まだ住所を伝えた覚えのない人、ぜひメールで知らせてください!

12月17日

 友人たちの忘年会に誘われて、穂高町の高台にある貸別荘でしこたま飲んできた。

 薫製作りにチャレンジしたらしく、スモークチーズやらタマゴやら、肉やらがたくさん燻されていた。なかなかいける。ビールにワインにシャンパンに、と飲み、冗談で買っていったアルコール96度のスピリタスをコップにあけて、火を付けたらかなり豪快な炎が。吹いても消えないくらい。

 皿でフタをしてようやく炎を消し少し温かくなったスピリタスを2、3口含んだら、我がシングルタスクの脳みそに不正なエラーが発生し、シャットダウンした。

 朝起きて、2日酔いの頭をシャキッとさせうと、−5度ぐらいと思われる外に出たら、薫製されたまま放置されていた豚肉が、固体になっていた。凶器になりそうなぐらい。高台とはいえ、まだ12月なのに激しく寒い。

 朝、高台から下ると、すっかり雪をいただいた常念岳が真横に。得した気分。そのままジムニーを板金に出した。勉強代払わなきゃ。