夜勤を交代してもらってまで車を取りに行き、保険屋さんを実家に走らせてまでして任意保険に入れた。そして、なんの問題もなく公道を走れる愛車がある。
記念のツーリングは軽井沢にしよう。STAGEさんの眉毛を見に行きに。もちろん、高速代はないから下道である。
夜勤を交代してもらってまで車を取りに行き、保険屋さんを実家に走らせてまでして任意保険に入れた。そして、なんの問題もなく公道を走れる愛車がある。
記念のツーリングは軽井沢にしよう。STAGEさんの眉毛を見に行きに。もちろん、高速代はないから下道である。
ロードスターはクランキング1発で快調に始動。デミオより圧倒的に低い運転席に座っていよいよスタート。
1年以上、まともにマニュアルを運転したことがないから、運転できるのかしらと不安を覚える。なによりもオートマのデミオで2本足運転をしているので、ブレーキと思ってクラッチを蹴るおそれがある。
と、不安いっぱいだったのだが、まったくなんの問題もなく走り出すことができて拍子抜け。さすが、20万キロ近く運転した車だけのことはある。一切違和感がない。1年放置してあった車もご機嫌でまったく問題なく走る。
とりあえず先ほどのガソリンスタンドへ。1年前のガソリンと混ぜるのもまずいと思い、携行缶に20リットル。これで準備完了。
木曽川の堤防に向かいがてら、車載パソコンであるThinkpad535を起動するも、途中でフリーズしてしまう。こいつも1年間放置で機嫌を悪くしているらしい。これでは、Dジェで回っているのかスロポジ制御で回っているのかさえ分からないではないか。割と乗りやすいから、勝手にDジェトロと想像。
とりあえず、堤防上の駐車場に車を止め、パソコンの復旧を試みる。試しにセーフモードで起動してみると、普通に起動した。ディスクエラーではなさそう。ここでひらめく。535の弱点は増設メモリーだった。なぜかチップを抜き差しするとエラーが直ることがしばしば。ちゃちゃっと分解してチップを抜き差し。スイッチを入れると普通に起動した。ビンゴである。
アイドリング中の愛車はなにか様子がおかしい。アイドリングが1300回転ぐらいで、なんとなく苦しそうな壊れそうな回り方をしている。FCSSの画面をのぞくと、ISCVのカウントは70ぐらいで、普通の値。エアコンを入れてみると、100以上にカウントが増える。問題ないみたい。水温別の目標アイドル回転数をみると950回転になっている。はて。
ここで異常を発見。点火時期が30度以上。あっ、と思い、アイドル安定化補正をモニターすると、まったく働いていない。アイドル接点がONになってないらしい。スロポジのねじをゆるめて、微妙に動かすとすぐにアイドルが落ち着いた。
やれやれと思い、ここでDジェかどうか調べてみたら、見事にスロポジ制御だった。乗りにくさもなくエアコンもきちんと動いていたのでなんとなく意外に思う。
古いガソリンも問題ないみたいなので、木曽川の堤防をひたすら下っていく。東海大橋で木曽川左岸から長良川右岸に移り、そのまま長島まで。桑名から国道421号に乗り、国道306号へ。普通なら国道1号を直進するんだろうけれど、ここら辺のコース取りは趣味みたいなものだ。
山麓を走る国道306号をひたすら南下。菰野町で国道477号の交差点でむらむらっと来たので右折。目指すは御在所岳の鈴鹿スカイラインである。
仮ナンバーの怪しい車が峠攻め。さすがに1年ブランクがあると攻め込む、という訳にはいかない。んが、生やさしい運転でもデミオに比べたら恐ろしいほどの旋回スピード。横Gも段違いである。車的には、ネオバのグリップと今着けているバネのマッチングが悪く、柔らかすぎてリアが底突きをしてしまう。
滋賀県側まで行き、ここで友達に四日市のTEL。月曜が定休日のオリーブボールまで迎えに来てください、というわがままなお願いをしたのだが、快く迎えに来てくれるとのこと。持つべきものは友達である。
再び306号を南下。友人との約束の時間までまだ時間があったので、古いガソリンを少しでも減らそうとオリーブボールを素通り。鈴鹿ツインサーキットの前を通り、津市に入ったあたりで関に向かい、再び亀山へ。ガス欠で止まるかと思い期待していたのだが、なくなる寸前にオリーブボールに到着。休業日のお店の一角に、勝手ながら車を置かせてもらった。
おんぼろな車が仮ナンバーを付けて、自動車屋さんの一角に置いてあると、見るからに廃車のようで悲しくなる。
久しぶりに本屋で立ち読みしていたら、ホットバージョンがハチロクのN2決戦を取り上げていたので、衝動的に買う。
プライベーターたちが、日頃のチューンを自ら車を駆って競う舞台ってなかなかない。ハチロクにこだわる土屋圭一のおかげでそんな舞台が毎年用意される。2002年?のN2決戦はすばらしかった。それぞれの出場者が決戦に向けて準備する姿を取材し、その思いを伝えていた。プライベーター亀田が圧倒的な強さを見せて勝利。それぞれのエンジンを紹介する場面があるのだが、亀田号だけレーシングカーの音がしていた。その後は亀田が出場していないのが残念。あわせて、土屋TRD号が毎回壊れるのが残念。プロなら完走する車作れよ。
はやる気持ちを抑えつつ、買ってきたDVDをプレーヤーに入れようとすると、プレーヤーの中にDVDが入れっぱなしだった。
EJECTボタンを押して出てきたのはホットバージョン74号。一年前のハチロクN2決戦が収録されたDVDだった。
この1年間、DVDさえ観ていないこの不毛な生活を反省。
休日なのに仕事。しかも、朝早い時間に。こんなときに限って、F1の予選を見てしまったり、その後、にわかに始まった映画を最後まで見てしまったりする。休日勤務&寝不足の2重苦。
午後は会社の同期に会いに長久手に行く。結婚する、ということでついては結婚式や2次会で配布する「結婚新聞」を作ってくれないか、という依頼。社内で結婚する者があれば、新聞を作るというおかしな伝統がある会社なのだ。
記事に必要な情報を聞いていく。「取材」と言えば聞こえは良いが、要するにのろけ話を聞いているだけである。もう、おなか一杯。
なぜか、はだか祭で有名な国府宮へ。馬が走るところを写真に収めた。
参道を馬が駆け抜けていく。江戸時代に雨乞いのために馬を奉納したのが始まりという「馬まつり」である。参道に200メートルぐらいやぐらを組んで、その中を馬がけっこうなスピードで走る。人間が乗って操っているわけではないので、ゴール地点で壁に激突しないかしら、と冷や冷やしていたのだが、待ちかまえた男どもが両手を振って馬を制止すると、それまで猛スピードで突っ走っていた馬もきちっと急ブレーキをかけて止まっていた。やっぱり生き物、心と心は通じ合うもんだ。
お祭りはいい。
洗車でもしようと、おもむろにロードスターの洗車をしてみた。デミオは洗車して大事大事する車ではないのだ。ガソリンスタンドの洗車機には入れるけれど。
ロードスターは、昨年3月中旬に入れたガソリンがそのまま入っているありさまで、6月末で車検が切れてから、文字通り放置してあったので、ものすごいことになっている。ほこりまみれて、見た人全員が不動車のポンコツだと思うに違いない。
本格的な洗車など、2年以上していない気がする。ゆるせ、ロードスター。それでも、エンジンはきちんと一発始動。
まずは表面についた細かいほこりを取る。水をかけながらこするしかないのだが、布でこすると傷だらけになる予感がしたので、素手でこすった。細かい粒子でも素手なら取れたか取れていないかを感じ取ることができる。
で、ボディーをまんべんなくこすって砂を落としたら、ようやくカーシャンプー。水垢を一掃すると、今度は、ボディーの痛みが気になってきた。どうも、後から塗ってもらったパネルの痛みが激しい。
道具箱をあさってみるが、コンパウンドもワックスもない。近くのディスカウントストアーへ買い出しに行く。荒いコンパウンドと細かいコンパウンドを。ワックスは、やっぱりボディーが濡れていてもきれいに塗ることができる、シュアラスターだ。以前なら、迷うことなくザ・シュアラスターを買ったに違いないが、お小遣い3万円時代にそんなぜいたくはできないので、インパクトマスターフィニッシュ・ジュニアを買う。ほかのワックスとあまり変わらない値段ですばらしい。
特に色あせがひどいパネルは、荒いコンパウンドで軽く磨いてから、細かいつや出しコンパウンドで磨く。特にひどかったのが、トランクリッド。やっぱり水が流れ落ちにくい場所の荒れがひどい。コンパウンドで磨き倒してようやく納得できる仕上がりになった。
コンパウンドのかすを落とすために一度、水洗いしてからようやくワックスがけである。シュアラスターの一番安いグレードだけれど、違いが分からないぐらいの作業性。きれいになったところで、撥水スプレーをしてようやく洗車終了。とことんきれいに磨くといろんなところが気になってくる。とりあえず、ワイパーのさびをペーパーで落としたり、ロールバーを磨いたり。4連スロットルのグリスアップもしておく。飛び石の傷もひどいので、パテで埋めてきれいにしようかしら。
せっかくきれいにしても乗れないと喜びも半分以下。早く復活したい。
気が付いたら、2カ月以上の空白。激しく忙しい日々を過ごし、ようやく一段落したところ。備忘録的に近況をつらつらと。
・合併&選挙
名古屋市の北に「北名古屋」というそのまんまの名前の市ができた。ここの担当だったので、けっこうつらい日々を送った。
2つの組織が一緒になっちゃうのだから、はたから見ているととてもおもしろい。まったく別の組織がまったく平等に一つになって、それぞれで働いていた人たちがある日から突然一緒に仕事をし出すというのは、自治体の合併以外ない気がする。ちゃんと仕事が回っていくのかしら、などといらぬ心配をしてしまうのだが、えいやと一つになってしまえばそれなりに回っていくみたい。所詮、お役所だって「ごっこゲーム」みたいなものなんだな、と変な実感。
選挙がらみでは、人間の裏側のいやなところをたくさんみてしまった。今回合併した2町のうち、片方の町長さんは自殺しちゃうし。どうもいろいろ話を聞いていくと、どうも合併1年前ぐらいから政治的な立場があるある人から、あらゆる手段を駆使した弓矢がたくさん飛んでいたらしい。そのうちの一つがヒットした、と。いやな話である。
・免許更新
合併がらみで忙しかったので誕生日をすぎても書き換えにいくことができず。更新期限の1週間前にようやく運転免許試験場に行くことができた。4回目の更新。18の誕生日に免許を取り、ずっと青免許だったから、自ずと年がばれる。
多くの人は、最寄りの警察署であっさりと更新できるらしいのだが、運転席側の窓ガラスに黄色いシールが張られていたことがしばしばだったので、少し長めのお説教を聞かなくてはならない。合併と選挙が終わってようやく1日、フルに休める休日を取れたので、運転免許試験場に行く。
お約束のビデオを見せられたのだが、内容がかなりグロい。おそらく即死した現場に駆けつけて撮った映像が、顔以外にモザイクが入ることなく流れたので、かなりブルーになる。自分も気を付けようという気になるのは確か。
・中古タイヤ
運転免許試験場からの帰り、「パーツランドナゴヤ」に寄ったら、165/70R13のタイヤ4本が6000円!で売っていた。ファルケンの9分山以上の極上品である。デミオを1年前の3月に買ったときにはタイヤがやばめで、そのままだましだまし乗っていたのだが、もう限界。雨の日にわだちに入ると、浮いた状態になって、ABSもばりばり作動するので、速攻で交換を決断。終業時間を迎えていたのだが快く交換してくれた。工賃の方が高く、計13500円ほど。
乗り心地が良くなり、ロードノイズも減った。大満足。
夕方から名古屋・大須のライブハウスell.FITS ALLへ。応援しているバンド「gulff」のライブである。ここ1年ぐらい、仕事のせいで、ライブを見ることができなかったが、日曜日に休みを取ってようやく見ることができるのだ。なぜか、関係者待遇で入れてもらう。
このバンドを知ったのは、2年ちょっと前。「Love&Peace&Music」などと、いまさら流行るか分からない、至極まっとうなキャッチフレーズを掲げ、琉球テイストを織り交ぜた正しいロックをまじめに演奏するこのバンドのことが好きになってしまった。歌詞を読むと、優等生すぎるきらいもあるけれど、そのまっすぐさが大好きなのである。
そのバンドがなんと、コロムビアからメジャーデビュー! 2月22日に「風ノ女神」というシングルで一気に全国区である。もう感無量。メンバーと一緒に飲んでその苦労話もたくさん聞いているだけに、涙が出ちゃうのである。メジャーデビューがどれくらいすごいかというと、これまで名古屋に来たらメンバーの一人の実家に身を寄せていたのが、2人1部屋でホテルに泊まれちゃうぐらいすごいのである。
リズム感のない、だらだらとした和製ヒップホップが全盛のこの時代に辟易しているロック好きな人なら、気に入るかもしれない。コロムビアのホームページで一部分だけ視聴できるので、ちょっとでも琴線に触れたらシングルを買ってあげてください。
久々に差し迫った仕事やしなければいけない用事がない休日。1年ぐらい顔を出していない名古屋の中央市場に顔を出して、豪華な昼ご飯でも食べて、その足で港区のマツダ部品にでも行ってデミオのブレーキパッドを買おうかしら、などと、頭の中では完璧な休日プランができあがっていたのだが、こんなときに限って未明に火事がある。火元が法人名だからいやな予感がしていたのだが、果たして家の前を消防車が走っていった。午前3時すぎである。なんでこんな火事に気付いちゃったんだろうと思いながらも、のろのろと出動。派手に燃えていた。
そんなこんなで起きたのは昼過ぎ。すでに、市場は仕事が終わる時間である。あらら残念と、呆然としていたら、あっという間に時間は過ぎてゆき、夕方になってしまう。
せっかくの休日を無駄にしたくない、と思い立ち、とりあえずデミオのブレーキパッドだけは買っておくことにする。しかし、港区は遠い。高速でも使っていこうかな、と考えていてふと、気が付いた。ここは江南、愛知と岐阜の県境である。岐阜市にもマツダ部品があるんじゃないか、と。
ネットで検索するとやっぱりあった。スーパーオートバックス近くの国道21号沿いである。
午後4時に出発し、とりあえずスーパーオートバックスに行く。激安ブレーキパッドでもおいていないかと思ったが、あったのはENDLESSとかのスポーツパッドのみ。MAZDAはRX7とロードスターがあるだけで、デミオ用はない。
仕方ないからマツダ部品へ。車検証を持って「フロントのブレーキパッドをください」と頼むとすぐ出てきた。7500円の消費税。住友電工製でやはり純正だけに作りもしっかりしている。
せっかく岐阜に出てきたから、アストロに寄る。新岐阜駅から東へ数キロのところにあった。メガドライバーはなかったが、Kokenの貫通型ドライバーがあったので衝動買い。アストロオリジナルのエクステンションと、ラジオペンチ、パーツクリーナー、ブレーキ用のグリースを買う。
PBのショックレスハンマーに手が伸びかけたが4000円という値段に手が出ず。帰りがけに扶桑町のホームセンターに行くと、あった。ベッセルのプラスチックハンマー。
家に帰ってきたのが夜8時ごろ。部品も道具もそろうと、やはりすぐに交換したくなる。ブレーキがちゃんと踏めない車は乗っていて気分が悪い。などと、もっともらしい勝手な理由を付けて、ブレーキ交換になだれ込む。
外は雪。松本のときも、尾張旭の実家で作業したときも、なぜか雪の中の作業が多いきがする。事務所前の屋根があるスペースに車を止めて、照明を付けて作業を始める。買ってきたパーツクリーナーをじゃんじゃん使ったが、外で炊く石油ストーブがなかったから爆発はしなかった。
ブレーキパッドを交換しなければならなくなったので、もはや工具入れと化しているロードスターのトランクを開け、おもむろにチェックをする。
すると必要な工具がいろいろない。まず、2番のプラスドライバーとマイナスドライバーがない。次に14ミリのディープソケット。近々どころか、この先将来にわたって、足回りの交換予定があるわけではないが、ないと気になる。それと、ラジオペンチ。KNIPEXのお気に入りがあったはずだが、なくなっている。それとプラスチックハンマー。はずれない、抜けないときにはとにかくこいつでぶったたかないと始まらない。SIGNETのギアレンチも12ミリがない。あとは14ミリと17ミリのメガネレンチ。
ハードに車いじりをしたのは2003年春に、4スロボアアップエンジンを富山で組んだときが最後。その後、2回も引っ越ししているのだから、あちこちに散逸してしまったんだろう。
なんとなく、ないと気持ちが悪いので、ホームセンターを回って前と同じ工具を集めに行く。KTCのメガネはデザインが変わっていた。前のよりもごっつく剛性が高くなっていそう。14ミリと17ミリを購入。ドライバーはベッセルのメガドライバーを使っていた。貫通型のドライバーでマイナスドライバーなんかは、たがねのようにぶったたくのに重宝していた。んが、同じベッセルの貫通型ドライバーはあるが、メガドライバーがない。プラスチックハンマーも、ベッセルを使っていた。んが、別メーカーのやつしかない。デザインはあか抜けているのだが、重さとかバランスとか、持った感じがしっくりこない。やっぱり同じやつがほしい。
なんとなく、前持っていたやつが欲しいので、ホームセンター巡りをすることにする。