4月12日

 2008年のわが社の入社案内を見たら、同期がたくさん取り上げられていた。「職種のデパート」と表現されるほど多種多様な仕事があるので、苦労加減はさまざまだけれど、みんな一様に「おっさん」になっていて、びっくり。僕も年齢的には変わらないはずだが、彼らよりもうちょっと若く見られる自信はある。

 入社直後は若く見られるのがいやで、わざと髪を長く怪しげにしていた。いや、ただずぼらで切りに行かなかっただけかもしれないけれど、好きこのんで怪しげな風貌にしていたのは確か。江南に来てからは、髪を短く保つのが「マイブーム」なので、以前の僕しか知らない人は見た目の変貌ぶりに驚く。

 ただ、最近の悩みは横幅が広がってきたことである。統一地方選挙で忙しく、ストレスを食で解消しているので、余計にデブって来てしまった。マクドナルドで仕事をすることがあるのもデブ化の原因の一つかもしれない。

 5月になったら体重1割減を目指してがんばろう。

4月11日

 デミオの右フロントタイヤからキーキー、しゃーしゃーと異音がする。ブレーキパッドは昨年換えたばかり。3年はもつだろうと思っていたので、まさかと思いつつ、タイヤを外してチェックしてみると、もう2ミリしか残っていない…。

 日常を読み返してみたら、昨年の2月に交換したみたい。前は左の方が先に減ったみたいだが、今回は左はまだ使えそうな雰囲気の減り方。この違いは、なんだろう。

 1年前に換えたばかりの中古タイヤも購入時は溝がまだまだあったにもかかわらず、先日交換した。ショルダーが減って「変な減り方をするタイヤだな」とタイヤのせいにしていたのだが、僕の運転のせいだったらしい。

 今回のブレーキパッドは2万キロ弱でなくなった。普通の走り方をしていれば5万キロぐらいはもつに違いないのだが、僕の走り方は普通じゃない。移動時間を1分でも短くしようと、信号のない裏道やたんぼ道ばかり走っている。加速してはフルブレーキの繰り返しである。さらに、左足でブレーキを踏んでいるので、細い道を走っているときなどは、交差点があると無意識に軽くブレーキをかけている。さらに、一宮から夜、帰宅するときには車のいなくなった道をびゅーんと飛ばし、信号が赤に変わればフルブレーキである。かなりブレーキには負担になっていたに違いない。実際、車を降りるといつもブレーキ臭い。

 5月には車検に出さねばならないので、リアのシューも点検。こちらもかなり減っている。どうせ岐阜市のマツダ部品に行くので、一緒に買ってくる。

 マツダ部品に行く前に、オートバックスの中古パーツ屋へ。新古品の激安パッドはないかと物色するとデミオ用のパッドがあった。プロジェクトμのHC-TITAN
Kai。9800円。こんなパッドを付けたら、ただでさえ再使用できるか怪しいローターが偏摩耗しそうなのでパス。

フロントパッドは7500円で昨年と変わらず。リアのシューは4枚セットで3500円と想像よりも安かった。

 フロントのブレーキローターの摩耗が気になったので、マツダ部品でお願いして新品を見せてもらった。比べてみると、それほど違いがあるわけでもなさそうだったので、購入は見送る。素人が飛び込みで入っても、新品を見せてくれるぐらいのサービスはしてくれるらしい。ありがたい。

 装着する時間はなかったので、とりあえず異音の原因になっている金具を折り曲げて音を止める。

4月6日

 仕事で岩倉の五条川に何回か行った。満開。梅は一つ一つの花びらを写すような撮り方をするけれど、桜は木全体を取る撮り方の方が華やかに見える。

 今年は桜が早めという話だったけれど、ふたを開けてみれば例年通りだった。東京は早かったのかな?

4月4日

 統一地方選ということもあり、連日連夜仕事なので、せめて気持ちだけは休日気分でいたいときにはロードスターで出勤する。もう22万キロ近く走ったポンコツだけれども、部品を取り寄せてある幌さえ交換すれば、しばらくはぴかぴかの旧車として働いてくれるだろう。僕にとってはいつまでも「命の洗濯機」であって、どんなけぼろぼろになろうとも大切な車なのは言うまでもない。

 あまり仕事仕事と根を詰めると病気になっちゃうので、ちょっとばかり、贅沢な時間を送ってみる。とりあえず、仕事が一段落してから午後11時ぐらいに後輩とブロンコビリー(遅くなると営業している店が少なくなるので)に行き、分厚いステーキを食べ、その後、ロードスターの助手席に後輩を乗せ、開幌してドライブへ。

 信州・松本にいたときなら、あっという間に美ヶ原やビーナスラインで野生動物たちの王国へ分け入ることができたのだが、今は尾張平野である。走っておもしろい道と言えば、木曽川の堤防道路しかないので、尾西へ向かって堤防に出、おもむろに堤防道路を走る。

 木曽川の堤防は「木曽川堤」の桜が有名。本当は河川の堤防に桜を植えると治水上は良くないのだが、地元の人たちが桜を愛でて、ゲリラ的に植えちゃって名所になった場所である。

 5分咲きぐらいの桜のトンネルの下を走り、江南へ向かう。コヒガンザクラが植えられている場所を通り抜け、地元道を走って五条川へ。枇杷島から犬山までずっと桜が植えられている川である。

 大口から岩倉と抜け、清須まで走る。愛知県境から名古屋市境まで南下したことになる。進路を西に向けて稲沢に抜け、再び木曽川の堤防に出て、旧祖父江町を北上して再び、スタート地点の尾西へ。2時間で尾張平野の北部を桜を見ながらぐるりと一周した。

 忙しい日々の合間に、贅沢な時間の使い方をしてみた。同じ2時間でたまっている仕事を片づけることだってできるのだけれど、あえて無駄な時間をすごすことだって、健やかに生きていく上では必要なことなのである。

3月31日

 この世に発生した日であるなら、世間一般ではめでたいことになっているかもしれないのだが、問答無用で仕事である。

 と3年間前に、同じことを書いた。日常を見返すと、2002年にも同じ文言を書いたみたい。ようするに、この5年間、まったく進歩はなかったということかもしれない。

 この5年の間に、人生の転機があったはずなのだが、なぜか、いまは5年前と同じように一人暮らし。何も変わらないのはロードスターだけだ。

3月25日

 布団の中で揺れに気づいた。それほど大きな地震ではない。長さと揺れ方が「なにか嫌な揺れだな」という予感を与えたものの、そのまま再び寝る。いや、今日は仕事なんだけれど。

 稲沢にいた後輩がこの3月に七尾に異動になったばかり。稲沢市の広報担当者から電話がかかってきて「Tさん大丈夫?」と聞いてきた。が、僕は地震後、江南市が震度2だったことだけ確認しただけでテレビやネットを見ていなかったので「へっ? なんのこと?」とまったくかみ合わない会話をしてしまった。担当する地域であった以外のことだと、一般市民並みの情報収集能力と関心しかないので、まあ仕方のないことだ。

 テレビを見る限り、そう大した被害はなさそう。一人亡くなっているのでご冥福をお祈りしたい。灯籠の下敷きになってしまったということで不運というしかない。

 温泉街の影響はかなりあると思うけれど、生きる死ぬの話じゃないので、まあ、淡々と仕事をしていってもらうしかないかな。

3月24日

 昨年4月に換えたばかりのデミオのタイヤがもう減ってしまった。ショルダー部分だけ減ってしまってそろそろワイヤーが出そう。雨の日もハイドロが起きまくる。日ごろの運転のまずさ&不適当な空気圧が原因だろうか。中古タイヤだったとはいえ、あまりにもライフが短かったので反省。

 いつも使っているガソリンスタンドで「そのタイヤ、いくら何でもまずいでしょ」と指摘されたので、一番安いタイヤがいくらかと聞いたら工賃&処理費込みで3万円だという。

 いつも世話になっているので、たまにはタイヤでも買おうと、注文する。ヨコハマのA200というタイヤ。仕事の途中で車を預けて交換してもらう。前回は1本1500円の中古タイヤで込み込み13500円ぐらいだった。新品タイヤは気持ちが良い。

 とはいえ、75000円で買った車に30000円のタイヤを付けるのはなんだか複雑な気分。

3月22日

 買ったパソコンをデミオに積んで仕事に出る。一件、ちょちょっと仕事をした後、一宮に向かい、買ったお店に持って行く。「メモリーがおかしいみたいなんですけど」と伝えると、すんなりと「じゃあ、こちらでもチェックしてみます」と引き取ってくれた。

 2時間ぐらい後で電話がかかってきた。「やっぱりメモリーが悪いみたいで新品に差し替えておきました。メモリーのせいでXPのインストールがうまく行っていないみたいですが、こちらでOSを再インストールしておきましょうか」と店員さん。もちろん、販売時にはVistaを入れていたので、再びVistaを入れておきましょうか、ということである。気の利いた対応だけれど「そのままで良いです」と断った。

 不具合がありながらもインストールしたXP。起動してみると、早い早い。スイッチを入れてあっという間に起動する。「ようこそ」の画面が一瞬だけ出てすぐにデスクトップが表示される感じ。使っているノートパソコンのハイバネーションと同じぐらい。もしかすると、フロッピーベースのMS-DOSよりも起動が早いかもしれない。それだけで、ものすごく快適。

 Vistaは何をしても重い。速いパソコンを買ったのに、速さを感じられない。気の利いた演出が満載ではあるけれど、そんなに必要じゃない機能のためにものすごいリソースが費やされている気がする。操作するたびにいらいらすることもしばしば。エクスプローラーではバクじゃないかと思うような挙動をすることがある。画面がきれいなのは良いと思うけれど、道具なのだから快適に動いてくれた方がうれしい。

 1週間ぐらい使ってきて「Vistaじゃないとできないこと」を考えてみても、まったく思いつかない。いや逆に、VistaにしたらMIDIシーケンサーが動かなくなっちゃって困った。

 なので、もう一度インストールするのはVistaじゃなくてXP。Vistaを入れてもらってもすぐに消す運命だから、不具合のあるメモリーさえ差し替えてくれればOKなのだ。

 夕方、お店に取りに行くと「すみません、二度とこんなことのないように努めますので」と丁寧な対応。OSが普通に起動するのだから、組み立てたときには気づかなかったのも仕方がない。迅速に気持ちよく対応してもらったので、このお店で買って良かったなと思いながら店を後にした。

 「これはVistaじゃないとできない!」とかそういう事態になったら、改めてインストールしよう。あ、サービスパックが出るまでは何があっても入れないかも。

3月21日

 XPのインストールの途中でエラーが出る…。

 いくらなんでもおかしいので、ハードウエアの初期不良を疑う。ディスクであれば、もっと分かりやすいエラーが出るはずなので、疑ったのはメモリー。そこで、Memtestというフリーソフトをダウンロードしてメモリーをチェックしてみる。

 CDにプログラムを焼いて、CDからブート。チェックが始まった途端、画面が真っ赤になり、エラーを延々と表示し続けた。閉口するぐらいのエラー。どうも、メモリーの初期不良が不安定の原因らしい。起動直後のメモリーチェックでは問題は出ず、OSもちゃんと起動するのだから、かなり微妙なエラーである。

 Vistaが原因ではなかったらしい。こういうときにこそ、出来合いパソコンの強みが出る。自分で組み立てたわけじゃないから、メモリーの不具合があるとすれば、それは初期不良であって、僕の取り扱いが悪かったわけではない。明日にでも仕事をさぼって、交換してもらいに、ショップに行こう。 

3月20日

 ここ1、2年消費を抑えてきた反動か、最近、ものすごくさまざまな買い物をしている。なぜか、家電を買い直したり、腕時計を買ったり。何十万単位でお金を使いのはなんとなく後ろ暗い気分になるものだが、FJで走っていたときのことを考えれば、あまりたいした消費でないことは確か。

 で、最近、更新したのが、デスクトップパソコンだ。WEBの更新とか、仕事とか、知的作業はすべて会社から支給されているノートパソコンに集約しているのだが、音楽とかビデオとかゲームとか、ホビーの分野はデスクトップパソコンで楽しんでいる。仕事用のパソコンに、変なプログラムをインストールして、不安定にさせるわけにはいけないから。で、デスクトップパソコンはこれまで、自作パソコンを使ってきた。1999年ぐらいに1度、パソコンショップで部品をかき集めて作った。Celeron300MHzを1.5倍の450MHzで駆動する安上がりパソコンである。

 そのパソコンをハードディスクを変えたり、CPUをPentium3の700MHzに変えたり、グラフィックボードを買えたりして延命してきた。

 が、そろそろ限界。なので、思い切って最新仕様のパソコンに丸ごと変えてしまおうと思った。

 下調べしてから一宮にあるパソコンショップのGOODWILLに行き、パーツをリストアップしてみる。マザーボードは現在のものよりも3世代も代替わりしていてびっくり。Core2DuoにGeForce
7600に、ケースも放熱性と電源の容量を考えれば新しく…などと、うんうんうなりながらパーツをピックアップ。ケチるとつまらないので、そこそこの部品を組み合わせ、合計すると14万円弱。

 ここで悩んだのが、OS。1つのパソコンを組み立てれば、OEM価格でWindowsVistaが買える。HomePlemiumで15000円ぐらい。Vistaが必要なわけじゃないが、将来、もし欲しくなったとしたら新品で買うと+10000円ぐら払わなければならない。今、買っておけばOEM価格。

 どうしようかな、と店内をふらふら歩いていると、ショップオリジナルパソコンが目に入った。見ると、自分が組み立てたパーツとほとんど同じ感じの組み合わせのものがある。価格を見てみると、ほとんど自作と変わらない。いや、組み立て工賃と、部品同士の相性の問題などを考えるとかえって安いぐらいである。

 なんだか、組み立てるのが馬鹿らしくなってしまった。出来合いのパソコンを買った方が良く思えてきた。そんなにこだわりがあるわけじゃないし。なので、パーツのグレードを落とした10万ちょっとの出来合いパソコンを選ぶ。Vista抜きだと-15000円なので、店員に「OSなしバージョンはないか」と聞くも「在庫があるわけじゃないので5日ほど時間をください」との返答。買う気満々で来ているのだから、待てるわけもなく、Vista仕様のパソコンを購入し帰った。

 わざわざOSを入れ替えるのもめんどくさいので、そのままVista仕様で使っている。ユーザーインターフェイスは美しくなっているけれど、「だから何?」と言われてしまうとつらい。

 安定性に問題があるように思う。もしかするとメモリーかなにか、ハードウエアの問題かもしれないのだが、OSが丸ごと変わってしまったので何とも判断しがたい。ちょっと閉口するぐらいプログラムが落ちる。Explolerが何度も落ちるのはどうしてなんだろう。

 で、いま、XPのインストール中。