2月25日

 仕事を抜け出して車検をお願いしに行ったら、新ネオバが届いていた。

 新しいタイヤが来たときのお約束で、上に乗ってみたり、爪を立ててみたりと、いじり倒す。乗って両手で押さえ込んだ印象は、やっぱりネオバだな、という雰囲気で、いい感じでたわんでくれる。柔らかいってほどじゃないけれど、軽い車でも加重移動をきちんと受け止めてくれそう。

 ブリジストンのRE01Rは、同じように乗ると、カチカチでたわまないどころか、外側のショルダーがSタイヤチックに硬いのに、内側はそれなりにたわむという、なんだか2面性のある構造をしていた。軽量非力なロードスターでは、裏切られる感じでなかなか期待したほどにはグリップが引き出せないことは、あちこちで言われている通り。

 新ネオバの表面のゴムはめちゃくちゃ柔らかい。「爪の跡が付くってSタイヤ並みだぞ」とのこと。まだ、使い切った人はいないからどれぐらい減り方をするかはわからないが、「048のようにあっという間になくなるのでは」と不安になる。減らない、と信じたいが、使ってみてライフや熱だれが期待はずれだったら、高いし、もう使わない、となるだろう。

 空気圧はあれぐらいでスタートして、仕様変更したショックとあいまって、こんな挙動が出るのかもしれないな、ソックスのラインはああで…と脳内シミュレーションが始まった。

2月21日

 金曜日は久々に、これでもかってぐらい仕事をした1日。普段の一週間分ぐらいはこなした気がする。

 1日どれだけ仕事をすればOKというのがないのがサービス業のつらさ。人員が実質1人であろうが、いくら富山で勢力がなかろうが、サービスの受け手が常にいるわけで、お金を払ってもらっている人たちに対して、人数が少ないんです、なんて言い訳は通用するわけもなく、がんばって水準を保つべくこなすしかない。2人いた昨年並みの仕事をする、というよりは、妥協なく能力をフルに使って締め切りまでにベストな結果を出すしかない。結局、午前10時半から始まり、仕事が終わったのが午後10時半ぐらいなので、12時間は働いていたことになる。それも、力を抜く時間もなくぶっ通しの12時間。けっこう疲れました。

 土曜日は休みなのだけれど、1本仕事を出さねばならない。休みの日に仕事をしようとすると、やる気が起きなくてだらだらと朝から過ごし、夕方までかかって1日が無駄になってしまうことが多いので、ちょっとだけ休んで午後11時ぐらいからがーっと出力した。ふらふらになって日付が変わってから総曲輪に繰り出して午前3時まで飲んで意識を失う。

 前日がんばってちゃんとした休みになった土曜日は、昼過ぎに工場へ「出勤」。HC濃度が3000ppm超えの排ガスで車検が通らない雅号のバルタイ変更。基準値は1300ppm以内。排気側を少し早めに閉じてやるようにずらしてやる。アイドリング時のオーバーラップで吸気がそのまま排気側へ抜けてしまう割合が高いんだろうということで。スライドカムプーリーでぐいっと適当にカムをずらしてやってエンジンを始動したら、げろ臭い排ガスが出てきてエンジンもでろでろな感じに変わった。逆だ。逆方向にぐいっと再び適当に回してやったら、ものすごく安定したアイドリング。排ガスも臭くない。負圧もノーマル並みに出ている。

 排ガステスターを借りて(ここが強み)チェック。空燃比は14.7に調整したら、COもHCも激減していて「おお、NB並みの排ガスだ」とのことで、めでたく車検適合車になった(排ガスはね)。壊れていた排気温センサーも新品に取り替えてばっちり。

 BMWのホイールが届いていて、さっそくチェック。聞いていた通り、BBSだけれど鋳造ホイールだった。ホイールナットも日本車で一般的なテーパー型ではなく、球形なのでそのまま使えない。昔、同じような経験をして、ホンダの球形ナットをたまたま持っているロードスター乗りから1台分もらったので付けることができる(ありがとうございます!)。

 ロードスター純正BBSとはどう違うのかと思って比べてみたら、やっぱり日本製のホイールだけあってちゃんと鍛造みたい。スポークの太さとかデザインが若干違うけれど、並べて比べなければ分からないレベル。ロードスターのBBSのタイヤをタイヤチェンジャーを使って剥いてみて、重さを比べたらやっぱり鍛造の方が若干軽い。が、リム幅も違うし、14インチはもともと軽いので、あまり気にならないレベル。

 さっそくヨコハマのSドライブを組む。耐久用に買ったTE37に付いていたやつ。バリ山なのだが、2005年製ということもあって、ゴムが固くなっちゃっている。減らないと同時にグリップもしないっぽくて危険な感じだけれど、とりあえず組んで走ってみよう。

 ここで、素人エラー発生。6Jのリム幅で調整したタイヤチェンジャーをそのまま6.5Jのホイールで使ったものだから、リムががりがりっと削れてアルミの粉だらけになっていた…。もともとがりキズだらけのホイールだったのだけれど、さらに追い打ちを掛けるようにキズだらけにしてしまった。新品だったら深刻なダメージを受けていたが、それなりの中古品なので「まあいいか」で済んだ。でもちょっとだけ心にダメージ。

 ついでに、ノーマルホイールのスタッドレスタイヤを外して、持っていたBBSの夏タイヤと交換。ノーマルBBSを冬用にした。どろどろに汚れたノーマルホイール4本はそのまま、ぽい。さっそく雅号に取り付けてみると、タイヤの出具合がノーマル車高にぴったり。足りなければもう少し出そう、と5ミリスペーサーを用意してあったのだが、不要になった。キャンバーもそんなに付けないので。もともと、BBSを付けていたので、見慣れた雅号が復活した。

 後は車検を通してもらって、任意保険の手続きをすれば、オープンライフが復活するのだ。

2月19日

 小沢一郎の写真を撮ったり、何千億円の数字を眺めたり、微妙に忙しい今日この頃。今日は、もしかしたら寝られないかも、と思ったが、何とかちゃきちゃきっと仕事を片付けて睡眠時間を確保。

 なんだか、麻生政権も危ないし、すぐにでも選挙があるかもしれない。もしかすると、「醜態」は3円も安くなった円誘導のための高貴な自爆テロだったのかもしれないのだ。いや、そう考えるのは彼に飲ませたのが同業他社の女性だということになれば、なんだかこの業界の癒着ぶりというか醜態をさらしているようで否定したいだけなのかもしれない。

 書いているうちに話がそれたが、選挙モードに突入すれば、しばらく休みがもらえない生活になってしまうので、せっかく雅号の車検を取っても乗る時間がないかも。とはいえ、車検を通してもらおうと思ったら、今日電話がかかってきて「排ガス通りませーん」との通告。256度のプチカムだけれど、たまたまオークションで落としたのがリフト9ミリのカムのためか、HCが厳しい数字が出るみたい。立派なインジェクションの車なのに、あたかもキャブの旧車のような悩みを抱えなければならないのは、フリーダーの醍醐味の一つかもしれない。

 とりあえず、オーバーラップを減らす方向でバルブタイミングをずらせば車検が取れるとは思うのだけれど、微妙に忙しいのでセッティングに行くこともできず。20日に集中して仕事を片付けて、何とか休みになっている21日に出掛けてセッティングするべ。

 今想定される中で一番、最悪なのは5月連休中に総選挙となることで、クーマックカップの初戦にすら出ることができないどころか、おわらサーキットで開かれる風間さんのドラテク塾すら欠席になってしまう。ま、昨年11月にも「選挙があるかも。最終戦出られないかも」と心配していたけれど杞憂に終わったので、本決まりになるまでは参加する気満々でいるのだ。

2月16日

 完全ストリート仕様としてほぼ完成した雅号。今、いちばん行けていないのがホイールだ。NA6CEのノーマルアルミなのだが、スタッドレス用ということもあって、ブレーキダストがこびりついて非常に小汚い。きれいなNA6CEノーマルホイールはなかなか良いと思うのだが、どろどろに汚れているのでは良さがなくなるどころか、ポンコツ車に見えてしまう。まあ、20万キロ超えのポンコツなんだけれど。

 間瀬耐久が15インチOKになったので、これまで使っていた14インチTE37を付けてみようかとも思った。6.5Jのオフセット+15のツライチTE37。フェンダーの爪を折ればOKだ!と思ったのだけれど、ほぼノーマル車高にツライチTE37って激しく格好悪いので却下。

 なにか、良いホイールないかな、と思うが、オークションをのぞいても14インチのホイールはFF用のオフセット+40とかそんなのばかり。しばらく、夏タイヤ用の14インチBBSでも使っていようかと考えて、せめてセンターキャップぐらいはきれいにして気持ちよく使おうかとヤフオクを物色。

 すると、不思議な14インチBBSを発見。BMWのE30用というふれこみで出品されていたのが、6.5Jのオフセット+30。おお、太さも良いし、微妙に外に出るじゃないですか。見た目は、ロードスター用BBSと同じ。

 4万即決の3万円で出ていたので、3万円で入札し、落ちなければ良いやと思っていたら、普通に落札できた。

 ハブ径の関係で、ロードスター用ホイールはBMWに付かないみたいだけれど、逆はOKみたい。ハブ径が関係することはまったく知らなかったけれど、付くみたいだから結果オーライ。

 ということで、微妙にサイズの違うBBSホイールに決定したのだ。

2月15日

 耐久を走ったこにぃとおおとろ氏と3人でひたすら淡麗を空けて車談義して飲んでいたら、久しぶりの激2日酔い。朝、まったく起きられなかった。起きたら、まじで地球の自転を感じ、運転をしたらやばいな、と思ったので、昼ぐらいから雅久号のブレーキを組む。

 ローターのゆがんだリア側のブレーキのバックプレートを撤去。フロントは耐久参戦の早い段階でローターゆがむはブーツが焦げるはと大変なことになっていた(ダクトを引いてあったのに)ので、すでに撤去してあった。どうも、プレートがあると熱がこもるらしい。それにしても、まさかリアがゆがむとは。パッドとの相性やGTウイングによるものでしょう。

 フロントも表面がひび割れたようになっていたので交換。すでに2回研磨しているので、さすがに研磨してまた使おうとは思わなかった。新品ローターを取り付けて、WAKOSのスレッドコンパウンドやグリースを駆使しながら組み上げていく。後は、仕様変更に出した足が帰ってくれば完成だ。この冬、ひたすら休日は車をいじってきたが、そろそろやることもなくなってきた。

 NB2のFreedomのセッティングに協力する。きれいに吹けるように噴射量マップをいじり、「発進するのにすごく気を遣う」とのことなので、これも噴射量マップをいじる。FreedomをDジェトロでセッティングする場合、アイドリング付近と負荷がかかっている部分の調整が中心になってしまいがちだが、アクセルを踏んだときの過渡期の領域や、アクセルを抜いて負圧が高まっている状態のときのマップもきちんとセットしてやらないと、濃くなったりしてエンストしやすくなってしまう。いずれも一瞬だけ読む領域なので不具合につながっているとは気付きにくいけれど、意外と大事。

 Freedomだからエンストしやすい、ということはあまりなくて、マップをきちんとつくるとまったく普通に乗れる車になる。むしろ、ハイカムを入れた車は、ノーマル以上に乗りやすくなる場合もある。

 Freedom使いが2人でセッティングするから、さくさくっと終了。 

2月12日

 195/50R15のAD08ニューネオバを注文。お値段が微妙に高いとのことで、どこの業者から取るかを見極めているらしく、まだ来てない。ちょっとぐらい高かろうが、ヨコハマタイヤ好きだから目をつむるのだ。R1Rみたいに熱だれが早かったら二度と使わないが、そんな話は一切ない。どんなタイヤだ。

 今シーズンの間瀬耐久はロードスター固有の制限がほとんどなくなった。14インチ、助手席&ハードトップ付き、という「これでもか!」というぐらいのてんこ盛りの制限が一挙になくなる。ハードトップ装着は予想以上に挙動に変化が出て大変だったし、助手席すらなくなると、それだけで相当なタイムアップとなる。

 2008年最終戦の雅久号のベストタイムが1分13秒1だった。ただ、これはGTウイングを付けていたから、ウイングの効果でかなりタイムが上がっている。最終コーナーなんかは、リアがぴたっと落ち着いて、コーナーリングスピードがかなり上がったし、シケインやZコーナーでのブレーキングも安定した。その代わり、リアブレーキローターがゆがんだけれど。

 たぶん、ウイングだけでコンマ5秒ぐらい違う。ハードトップを外すとウイングの効果がほぼなくなると思われるので、ウイングも外すことになると思う。要するに、軽くなるけれど、ウイングもなくなるし、タイヤも14インチから15インチに変わるので、もうまったく1からセッティングを取らないといけないという感じだ。

 何よりも大きいのが軽くなった上に15インチとなることで、ブレーキングも楽だし、がんばって曲がっていたコーナーもオンザレール気味で速くなる。ストレートで幾分かパワーを喰われるかもしれないけれど、タイムアップは確実で、やっぱり12秒台には入れないといけない感じとなる。11秒台?の声も。間瀬で11秒台って、以前なら相当速い車だったんだけれど…。

 それでも、いまひとつ気合いが乗らない今シーズン。だって長岡勢が走ってくれないんだもん。シーズン前なのに、なにやら消化試合に向かっているような、そんな微妙なモチベーションな今日このごろ。

2月11日

 淡麗をやめて、焼酎を飲むようにしたのだが、休みなのをいいことに飲み過ぎて、結局朝、起きられなかった建国記念日な僕。意味ないね。

 昼過ぎに呆然としていて、このまま再び気を失ってしまうのも良い休みの過ごし方かとも思ったのだが、2月もすでに中旬に差し掛かりつつあるので、あと半月もすれば北陸もサーキットシーズンインとなる。年末から宙に浮いている雅久号だが、そろそろ走れるようにしなくてはならないなと思い、寝床から抜け出す。

 2時ぐらいに始動して、ちゃちゃっと(教えてもらいながら)ブレーキを組んだ。新品ローターもそろっているので車体に組み付けても良かったのだけれど、足回りもまだ仕様変更中だし、雨が降っていたので断念。車検を取る雅号を仕上げることにする。

 チャコールキャニスターと後付のバキューム計のために負圧を取らねばならないから、燃圧レギュレーターに向かってインマニの横を走っているパイプをぶちぶちっと切って、三つ叉のジョイントを2つかませて完璧。

 助手席側に転がっているFreedomとNEKOの本体を元の場所に収める。おお、なにか普通の車っぽくなってきた。触媒の排気温センサーが壊れているので交換と、ワイパーの新しいのを取り付ければ完成ってな感じ。どこでも車検が通る仕様のできあがり。

 NB6C用のエアクリボックスだとリトラ回りが当たってだめだったのだが、NA8C用のエアクリボックスを付けたらしっかり取り付けることができた。なぜか、NB6Cエアフロ付き。もちろん、配線はない。ただ、吸気管とボックスの間を中継するだけ。中身を抜いても良いのだけれど、NB2エンジンを適合したときに、エアフロを外しても空燃比がまったく変わらなかったので、たぶん、中身があろうとなかろうと、ほとんど変わらない。

 ブローバイも吸気管に戻して、オイルキャッチタンクも撤去。エアフロさえ取り付ければノーマルコンピューターで回るロードスターとなった。こうやって書くと、4連からシングルスロットルに戻してカムまで尖ったのに変えたから「さぞかし、もっさりとしたエンジンになったんだろう」と思うかもしれないけれど、そこはさすがFreedom。びんびん空ぶかしレスポンスは4連のとき以上。なぜこうなるかということは、やってみた経験がないと、うまく説明できない領域かもしれない。パワー=レスポンスではないし、馬力は落ちたかもしれないけれど、トルクカーブの面積で言えば、そんなに変わらないのでは。

2月10日

 ハードな休日を送り過ぎたつけで体調を崩し、仕事の時間を駆使して休んで体調回復に努め、宿直をこなして睡眠不足ながらも朝には何とかすっきりしないながらも普通の体調に戻った。部屋には飲み散らかした葛根湯エキスの瓶が散乱している。

 が、体調が回復した最大の理由はそんな小瓶の漢方薬を摂取したからではなく、おなかが冷えるのを嫌って大量の淡麗摂取をやめて、焼酎のお湯割りに切り替えたからなのかもしれない。アルコールを摂取しないと、ガス欠で止まっちゃうの。

 水曜日の祝日は休みなので、体調が回復した今、フルに動ける。んが、「水曜日まで寝ていよう」と思っていたので、突然、降ってわいた自由時間に何をするのかとまどう僕なのであった。まあ、なにもなければ雅久号のブレーキでも組むべ。

2月9日

 熱とちょっとの頭痛と、胃腸が停止する感じの今回の風邪。風邪をひかないはずの車馬鹿だから風邪じゃないかもしれないが、薬を飲んで10数時間横になっていたら、なんとか出勤できる感じにはなった。が、寒気がするので仕事どころじゃない感じ。お昼に抜け出してチャーハン作って食べて薬飲んで横になり、1時間ぐらいでのろのろ起き出して仕事を1件こなして、夕方再び家で寝る。それでも、夜は再び仕事場へ。今日は宿直なのだ。

 車検を取るために欠かせない納税証明書が実家にあると思い込んでいたので、実家に電話。「生きてるのか」が最近の母の開口一番。北陸で雪に埋もれていると思っているのだろうけれど、今年の北陸には雪はありませぬ。

 尾張小牧ナンバーの雅号はオヤジ名義になっているので、そのまま住所変更をしていない。自動車税は実家に請求が行くので、当然、親が立て替え払いしているのだろうと思っていた。が、支払った後の納税証明書はないし、家計簿を見ても払った形跡はないという。「そういえば、『これどうするの。乗らない車は捨てなさい』と渡さなかった?」と母。そういえば、納税通知書だけもらって自分でコンビニで払ったっけ?とうっすら思い出した。みそじーずになると記憶力がなくなって困るね。

 母は「もしかしてまた車検取るの? 2台もいらんでしょう」と至極まっとうに車馬鹿ぶりを叱責したのだが「デミオを入れると3台よ〜ん」と電話を切った。

 で、あちこち探すが、肝心の証明書がない。自分の行動パターンから推測し、デミオの車内に放置してある車検関係の書類を探ってみたらあった。一緒に払って一緒くたにして放置したんだろう。

2月8日

 ブッシュ交換にチョコバナナ装着、4連外してプチカムに交換して、どうやら車高の高い普通のロードスターに戻りつつある元祖雅号。が、放置していたのがたたって、外装が恐ろしく汚い。ボンネットとバンパーにかけて、猫でも上ったんじゃないかというようなキズとか付いているし、外装パネルごとに色が違う。比較的きれいなリアフェンダーとかはオリジナル塗装だから、やっぱりオリジナルの塗装って強いんだと感心する。

 せっかく直しても乗る気にならないぐらい汚いから、磨いてやることにする。ポリッシャーを借りて、ぐいーんと。キズは荒いコンパウンドを使って目立たないぐらいまでしてからポリッシャー。よく見ると、ウオータースポットやら小キズやらでほめられたボディーの状態ではないのだけれど、ここ3年ぐらいは放置気味だったのを考えればまあまあ。ようやく乗りたいロードスターになってきた。

 毎週末、通って昼は作業、夜は宴会という日程をこなしてきたのがたたったのか、日曜日は朝から調子が悪い。早々に引き上げて明るいうちから寝込んでいた。