SIMレース

 子育てをしていて40代が過ぎようとしており、気が付いたら身体能力のピークがとっくにすぎていた。昔の「日常」を読むと20代のころは徹夜でエンジンを作っていたりして、仕事をこなしながら趣味に没頭する無限の体力に自分でも舌を巻くぐらいだが、そんな無茶はもうできない(体力だけでなくいろんな意味で)。

 クルマをいじりたい!と思うのと同時に走りたい!があったわけだけれど、20代後半で鈴鹿をFJ1600でちょびっと走った経験と30代前半で間瀬サーキットの耐久レースを走った経験しかなく、おそらく当時の80%ぐらいの走りはすぐできるんだと思うが、この年で自分の限界を突破して「うまくなった」と思うには相当ガソリンやタイヤを消費しないとできないと思う。なによりリアルなクルマは金がかかる。

 そこで、進歩著しいシミュレーションに手を出してみることにした。フェルスタッペンも「カートよりシミュレーターに座れ」と言っているぐらいだし。子どもの進学への備えのために緊縮財政モードに入っていたのだけれど、自分の体の衰えもあるわけで、貯蓄ばかりしているわけにもいけない。PCを買うことにした。

 冬のボーナスも出たあたりで、何となく調べていたのだけれども、とりあえずハンドルコントローラーはエントリーモデルのLogicool G923dで行く。どの性能のPCを用意すればいいのか、最近はパソコン界隈の情報にも疎くなったのでわかんなかったけれど、ChatGPTに相談して、WQHD (2560×1440)で100fps程度が実現できるCPUとGPUの組み合わせを調べる。

 するとだいたい20万円前半ぐらいのミドルレンジのゲーミングPCが対象となる。運が悪いことに、GPUやメモリーがAI需要で高騰する局面で、ネット販売のMOUSEコンピューターはオーダーを中止しているし、その他のPCビルダーも部品不足で納期が不明な感じ。GPUの価格が年末に1割とか跳ね上がったりして、どうも価格すら示せない感じみたい。

 ドスパラで中古を検索したらFRONTIERというBTOメーカーの在庫があった。CPUはAMDのRyzen 7 5700Xでメモリーは32GB。SSDは1TB。グラフィックスカードはNVIDIAのGeForce RTX 5060 Ti(16GB)。グラフィクスカードが曲者で、この年末に1.5万円ぐらい値上がりして、RTX5060の16GBは10万前後する。中古のPCは1年間の修理保証の10%を上乗せして約14万円なので、高騰前の価格水準で買えた感じではある。

 WQHDの27インチモニターやらキーボードやらマウスやらを注文し、ハンコンも含めて込みこみ20万円をちょっと出たぐらい。これにiRacingのサブスク代が乗ってくる。想定していたのよりは10万円ぐらい安く抑えることができた。やりこむうちに、シムレース用の筐体が欲しくなるかもしれないけれど。

 今はPCやハンコンの到着を待つ段階。楽しみ。

クリスマス

 親にとってクリスマスは細心の注意を払うイベントになる。なにせ、サンタクロースの正体をばらさないようにしつつ、子供の希望を聞きださないといけないからだ。サンタさんへのお手紙、といったツールを活用する手もあるが、子供がすんなりお手紙を書いてくれるわけでもない。

 長女は「ここ何年か、欲しいと思っていたものをもらえている」と希望はまったく話さない考え。まあ、小学6年生なので、すでにサンタクロースが何者かを勘づいている可能性が高い。お化粧とかに興味が出てくる年代であるので、卓上に置く鏡なんかいいんじゃないかな、とブツを探す。いい感じのものがあったので、近くの売り場に奥さんに出かけてもらうも「つくりが安っぽい」ということで、別のものを探してもらう。結局、アクセサリースタンド(ペンダントとかかけておくやつ)を買ってもらった。

 小学3年の長男は、聞き取り調査に対し、鬼滅の刃のSWITCHのゲームがほしいらしいことがわかる。ただ、小3にゲームソフトを希望通り買うのは何となく抵抗がある。最近、ミニ四駆を始めたし、そこそこ自分で作れていたし、ものづくり系のプレゼントがいいだろうと思い、動きをスマホなどでプログラミングできるロボットをAmazonで注文。単身赴任先の伊賀に品物を届けさせて、名古屋の自宅に持ち帰り、隠す、という、それはまあ、涙ぐましい努力をして25日深夜に備えているのである。

 で、今日になって小3男子がサンタさんにお手紙を書きだした。やっぱり鬼滅の刃のソフトを書いていたらしい。さて、25日朝に包みを開けた長男がどういう顔をするのか(価格はロボットの方がやや高いと思われる)。単身赴任先にいるかもしれないから直接その顔を見られないかもしれないけれど、反応が楽しみだ。

F1

 レッドブルの角田が控えドライバーに。成績を見ると、特にマックスとの比較となると仕方がない結果だが、純粋な速さで出た結果じゃない感じなのが釈然としないところ。序盤のイモラで大クラッシュしたのが始まりだとしたら、本人の責任が多分にあるけれど。

 角田がレッドブルにスイッチされて、しばらくF1観戦がわくわくどきどきの至福タイムだった。が、なかなか結果が出せない状態が続くと、今度は見るモチベションがそがれていった。チーム側の責任で結果が出ないことも多かったから、余計に観戦する気が失せた。マックスのチーム以外は二流なんだろうか。マックスがリタイヤしたタイミングでポディウムの頂点に立つのを夢想したのだけれど、しばらく見られそうにない。

 来年はアストンマーチンを応援するんだろうけれど、やはり日本人ドライバー不在は見る気が失せるね。高いDAZN税はどうしようか。

Sora

 いきなり世の中に(主にXだけれど)本物かどうか見分けが付かない動画があふれるようになって、時代の変化を感じる。生成した動画を「面白いでしょう」と見せ合うぐらいなら他愛のない遊びだが、悪意を持ってつくった動画を流布すれば世の中が混乱するし、国家だってプロパガンダ的に使おうと思えばできる。

 これを恐ろしいと思うのは、アナログ時代を知っている僕の世代の考えで、「クールだネ」とか言って受け入れればいいんだろうか。

 と、難しいことを書きつつ、欲しいクルマを生成してもらった。

https://sora.chatgpt.com/p/s_69042dc061a88191adf552728185c5e7

 プロンプトは「マツダが開発した次世代ロータリークーペ。流麗なスタイルで、4ローターNAのペリフェラルポートのエンジンを積んでいる。その車がサーキットで10000回転まで回して甲高い排気音を響かせて走っている」。ものの数分でこんな動画を作る。突っ込みどころはあるけれど、すごい。

カニ

 この時期になるとカニを送ってもらえる。ありがとうございますm(_ _)m

 単身赴任中なので職場の方に送ってもらい、同僚に分けたり一緒に食べたり。今年のカニは例年よりも大きく、身が詰まっていた気がする。富山のベニズワイガニは能登半島地震後に不漁だったとニュースで流れていたが、今年は上々みたい。

 職場で若手に分け与えたことで難しいお仕事をお願いするのも楽になる。乗り気でなさそうなら「カニうまかったなぁ」と言えばだいたいお願いを聞いてくれるだろう。

火花ギャップ

 先日、富山で間瀬の耐久レースに出ていたクルマ「雅久号」(朽ちかけ)をあさっていたら、何と未使用のIRIWAY7を見つけた。すぐに取り付け、もともと付いていたプラグはバモちゃん(ホンダ・バモス2008年)に流用することにする。

 取り外したプラグがこちら、イリジウムMAXプラグのBKR6ERX-11P。バモスホビオHM4のE7ZエンジンのターボはBKR6EIX-Pが指定されていて、微妙に違う。同じバモスでもNAエンジンならBKR6ERX-11Pが指定されている。

 11はなんだと調べたら火花ギャップが1.1mmだということだった。NAは広くてターボは狭い。ターボ車は吸入空気が過給されるため、プラグの要求電圧がノンターボ車よりも高く、ギャップを狭くして要求電圧を低く抑えているらしい。

 そのまま付けちゃってもエンジンは普通に回りそうな感じだが、ギャップだけの差なら狭めればよろしい。ギャップゲージは手元にないので、シックネスゲージを重ねまくって0.9mmぐらいにギャップを狭めた。

 取り付けたらエンジンは調子良く回った。トルクが厚く(なった気がする)、高回転がスムーズに(回るようになった気がする)。

F1カー

 F1カーが展示されているというので、イベントの閉幕ぎりぎりに名古屋・栄へ。中部電力ミライタワー(テレビ塔)のある久屋大通公園は最近改装されて、タワーが映り込む水盤が設置されたのだが、水盤の中にF1カーをはじめ、歴代フェラーリやレースカーを並べるというおしゃれな趣向。柵で区切るだけよりも安全だし、かっこいい。

 F1カーはどちらかというとヒストリックなF399(1999年)とF14T(2014年)。やはり昔のF1の方がコンパクトでいいなーと思う。

 やっぱりF40はいいなーと改めて思う。

 タワーの下にはレアな日野・コンテッサが並んでいたし、さらに北側にはフェラーリのオーナーカーがずらりと並んでいて壮観だった。ランボルギーニ・ミウラはフロントのカウルを上げた状態で止まっていた。デ・トマソ・パンテーラも良かった。

 そういえば、広場入り口のテントの下に歴代トヨタ車がずらりと並んでいたのだが、2000GTやLFAはさすがに「おっ」と思うけれども、フェラーリ様の行列の輝きにはかなわなかった。華やかさではかなわないね。

 コッパチェントロジャポーネ2025というイベントでした。

がっかり

 4点式シートベルトを取り付けて、10月4日、土曜日の日本海間瀬サーキットであとは走るだけだった。平日の休みなんて自分からとったのはこれまでの会社員生活で冠婚葬祭ぐらいじゃないだろうか。朝イチで仕事関係の不吉な連絡があったものの、1年以上かけて車を復活させてもらって、いろいろ装備を整えて富山へ行く日なのだから、その仕事は他の人に任せることにして、東海北陸道を北上した。

 富山の車屋さんでシートベルトを着けてもらう。ほかにもいろいろやることはある。その間にも仕事の状況は悪くなっていくばかりで、せっかくの休みも気が全然休まらない。シートベルトを着け終わった夕方、結局、伊賀に戻ることにした。休みだから、と押し通すこともできるのだが、そういう人間だね、と働き方改革に逆行した間違ったレッテルを貼られて立場がなくなることは明白だし、職業倫理上も戻るのが最善だろうと判断。それに、集中できないのにサーキットで走ったらきっと事故をする。

 夜に伊賀に到着。とりあえず、1日中飯も食べずに駆け回ってへとへとの若い衆をファミレスに連れていき、飯を食べさせた。立場もあるけれど、いちばんやりたかったのは飯を食べさせることだったかもしれない。

 そこら中に走れるサーキットがあるのだから、暇を見つけて行けばよい話なんだけれど、僕にとって間瀬で走ることに意義があったのだ。普段起こらないことがちょうどその日に起こるなんて、何のために働いているのか分からなくなってしまう。今週は悔しくて悔しくて夜しか寝られなかった。

がんばる

 8月から一緒に働いている若者が非常によく働く。よく言われているのが仕事とプライベートの両立を重視して、仕事や会社とも一定の距離感を保つという若者像だが、実によく働く。僕が駆け出しの頃よりも成果物を出しているかもしれない。成果物はまだまだ荒いのだけれど、そんなものはこちらが何とかする話なので問題なし。いちばん良いのは手離れがいいのだ。あーだこーだこねくり回す、そもそも手に付かない、などの理由でなかなか出してこない人もいる中で、がんがん出してくる。

 なんなら休みにも成果物を出してくる。働き方改革できっちり休ませなければならず、本来は注意すべきなのかもしれないが、ほほ笑ましく思う。

 がんばっているのだ。書いてみて気付いたのだが、がんばっている若手って最近あまり見ない。自分の経験を振り返ると、やっぱり20代のうちは仕事に遊びにがんばるべきなのだ。仕事で言えば最低3年はがむしゃらに働き、3年たってもし別の道があれば転職も構わないと思う。

 こんなような話を上司の立場から若者に言うと、煙たがられたりパワハラ扱いされたりする時代。そんな時代の空気でそれぞれの人が本来持っているポテンシャルが眠ったままになっているとしたら、けっこう大きな損失な気がする。

屑iPhone

 スマートフォンごときにお金を出すのはもったいない。そう思っていたので、1台を買うと長いこと使う。Fericaが使いたくて大幅に刷新されたこともあってiPhoneXを買ったのだけれど、6sにその機能がついていたらもう2年は使っていたと思う。Xは電池を2回、画面を1回、自分で交換した。Amazonやヤフオクで部品が買えるのはいい時代だ。

 iPhoneはAndroidと比べると高い(今は高付加価値のAndoridが増えてそうでもなくなったが)のだが、OSのアップデートを6年は保証してくれるので、長く使えるのだ。では6年たったiPhoneが使えないのかというと、ゲームでもしない限り普通に動く。アップデートが途絶えて2年は使える感じ。

 iPhoneXは今年の4月にiPhone16eに乗り換えた。さすがに使えないアプリケーションが出てきたし、単身赴任のネット代を節約するために、楽天モバイルに乗り換えたからである。MNPをするとキャンペーンで本体台を2万円とか割り引いて、さらに乗り換え自体にポイントがついて実質6万円台で買えた。最新スマホが6万なら何とか出せる。10万超えるとさすがに出せない。そんなところが相場観。

 デジタルガジェットにまったく思い入れのない奥さんには僕の使った6sを渡し、さすがに古くなったのでフリマアプリで買ったiPhone8を渡し、今はこちらもフリマアプリで調達したSE2を渡している。8とSE2はそれぞれ2万円ぐらいで購入した。

 そのSE2のホームボタンが壊れたというので、こういうこともあろうかと予備に持っていたSE2を渡した。BOOK OFFで電池がサービス表示のものを安く調達していた。最近は中古用品店に行くとiPhoneの「訳あり品」を見るのが習慣で、相場より安いと買ってしまう(冒頭でスマホに金を出さないと書いたのはうそでした)。あれば何かと使い道があるので、「屑iPhone」を集めちゃう。

 で、ホームボタンが壊れたiPhoneSE2 256GBをメルカリに「ジャンク品」として出品してみた。最初は欲丸出しで14000円。閲覧回数が少なく「いいね」もつかないので、13000円に。「いいね」が二つ付いたけれど、反応が薄いので12000円。しばらくしても買われないので11500円にしたら、売れた。2万円で買って、2年余り使って手取りで1万円で売れるところもiPhoneの良いところである。