朝起きたら、腰に激痛が走った。動けない。少しずつ体勢を変えて起きあがる。左側。うかつに動くと、ぴりりと痛みが走る。
昨日のポート研磨作業のせいだ。夕方から6時間ぐらい座ったまま作業していた。肩も凝っている。いくらつらくても、仕事に行かねばならないのがサラリーマンのつらいところ。まあ、フレックスタイムみたいな仕事だから、遅くに出勤したけれど。
体がなまっているなあ。
朝起きたら、腰に激痛が走った。動けない。少しずつ体勢を変えて起きあがる。左側。うかつに動くと、ぴりりと痛みが走る。
昨日のポート研磨作業のせいだ。夕方から6時間ぐらい座ったまま作業していた。肩も凝っている。いくらつらくても、仕事に行かねばならないのがサラリーマンのつらいところ。まあ、フレックスタイムみたいな仕事だから、遅くに出勤したけれど。
体がなまっているなあ。
今日は休み。午前中は寝て過ごし、午後から排気側のポート研磨。今持っている先端工具ではあまり削れなかったので、ホームセンターに行って、チタンコーティングのやつを買った。
B6エンジンの排気側のバルブガイドとともに出っ張った肉を削るためだ。識者に聞いたら、BPエンジンだと、肉盛りを削ると水穴が出るらしいが、B6は周りとツライチにしても問題ないらしい。
チタンコーティングは削れる削れる! がりがり削って、一応、排気側のポートの荒削りは終了した。夏までにはヘッドを載せ替えるのだ。
雪が降りやがったぜ。4月だよーと、空に向かって叫びたくなるね。明日の朝は最低気温が−2度だとか。安曇野を歌った「早春賦」は、 「春は名のみの風の寒さや」という出だしだけれど、ぴったりだ。
明日は休み。寒いから家にこもってポート研磨していようかな。
仕事をさぼって夕方、ロードスターでいつもの山道に走りに行った。夏タイヤで今シーズン初のスポーツ走行。重ステ化にしてから初のスポーツ走行でもある。
路面は雪が解けて濡れている部分が若干あるものの、凍ってもなし、おおむね良好であった。久しぶりに、アクセルとブレーキをフルに使って走ることができたのだ。
何と言っても、ステアリングインフォメーションが素晴らしい。スポーツ走行したら、重すぎてコントロールが甘くなるんじゃ、という危惧もあったが、全開で走っているときは、気合が入って体中が力んで堅くなっているから、あまり気にならなかった。それよりも、路面と、タイヤの状況がステアリングからダイレクトに伝わり、車がどういう状況にあるのかが、リアルタイムで分かる。重ステ化のスポーツ走行は、とても幸せな気分になれます。
少しオーバースピード気味でコーナリングすると、途中でステアリングが軽くなってアンダーステアが出ているのかな、とか、コーナー中にステアリングを切ったら、すっと軽くなると、切りすぎかな、など、車の挙動が目や腰よりも先に腕に伝わって、一瞬早い対応ができる気がする。まあ、運転がうまいわけでもないから、車の挙動が分かりやすくなったなんて、実は大きな勘違いで、ただ自己満足しているだけなのかもしれないけれど。だとしても、十分楽しいです。
タイヤの踏ん張りはそのまま腕に伝わるから、コーナースピードを上げれば上げるほどハンドルが重くなる。だから、どれだけの気合で走るのかは、そのままどれだけの力でステアリングを切るか、になる。まさに人馬一体という感じで、操縦してやっているのだ、という充実感が味わえる。
これが、重い車だと、こうは行かない。ハンドルが重すぎて満足な運転ができないに違いない。やはり、車は軽いに限る。
ロードスターってやっぱり素敵。
長く厳しい冬を乗り越えたと思っていたのに、この寒さは詐欺だ。今日の最低気温は−5度。明日の予想最低気温は−2度。立派な冬。嫌になる。
日曜日の仕事は基本的に暇なので、今日はロードスターでいつもの山道へ走りに行こうと思っていた。しかし、大雪の後にこの冷え方だと、上の方は凍っている可能性もある。夏タイヤに替えてしまったし、ゆっくりしか走れないのだったらつまらない。結局、走りに行くのはやめた。
7、8日と富山まで走る予定があるのだが、オープンで走り、ふもとへ行けば行くほど桜が満開になっていくんだろうな、と密かに楽しみにしていたのに、この冷え方じゃあ、ほとんど咲いていないかもしれない。楽しみが半減である。
この季節にしては大雪が降った。松本は12センチである。
しかし、季節は春。重く湿った雪である上、暖かいので、見る見る間にかさが減っていく。路面の雪は、午後にはほとんどが消えてしまった。春の雪はぜんぜん困らない。
ことしは1月に一晩で64センチ降った。松本は内陸気候なので基本的に冬の降雨量は少ない。雪国じゃないのだ。だから大雪に対する備えはない。やっかいなことに、気温だけは低いから一度降るとなかなか解けないのだ。路面に降り積もった雪は車に踏み固められ、がちがちの氷となる。
国道や県道など、幹線道路は除雪されたのだが、生活道路は放置されたまま。10日ぐらいたっても、圧雪が溶けない道もあった。のみに金槌で、根気よく圧雪を割っていたおばあさんがいて、痛々しかった。
もう昼になれば10度前後まで気温が上がるのだし、雪かきの必要もない。しかし、標高の高いところは別。パワステを外してからようやく夏タイヤに替えたばかりなのに、山道を走れない。明日は日曜日だから、仕事の合間を縫って走りに行こうと思ったのに、残念。
早く解けてくれないかな。
仕事をさぼってマツダスポーツファクトリーに行った。
なじみのアドバイザーから、閉店の事情を聞く。閉店は突然の決定だったそうで、その人も聞いたのは今月15日。土地を地主から借りているのだが平成17年まで借りている契約にもかかわらず、新しい借り手が現れたために閉店しなくてはならなくなったらしい。後に入るのは飲食店。地主とどんな交渉をしたのかは知らないが、「大人の事情」でもあったのだろう。
店舗自体は採算がとれているのだが、国道に面した立地から、借地代が高いらしい。全国的にディーラーの整理統合を進めているため、松本市南部の店舗と合併することになったという。スタッフはすべて合併後の店舗に移るというものの、なじみのアドバイザーは退職して、他の整備工場に移るという。
この人、今の職場ではアドバイザー業務が主で、整備などはあまり担当しなかったらしい。だから、一から勉強するために新たな道を進もうと考えた、ということと、やはり閉店の半月前になっていきなり通告してくる社の方針に疑問を持っているという。その他、口には出さないさまざまな思いがありそう。
基本的に田舎の松本では、気軽に立ち寄れ、専門的なアドバイスが受けられる店はなかなかない。この店には、多くの車好きが集まるたまり場ともなっていた。「ユーノス」のディーラーとして建てられたためだろうか、けっこうセンスのいい造りで、実際に「この建物が好き」と来ていた客もいるようだ。マツダスピード製作のレーシングカーが何気なく(2台も!)置いてあるし、日本にはなかなか根付いていない「車文化」のようなものを感じることができたことは確か。
僕はなじみのアドバイザーがいたから利用していた。気軽に相談でき、安心して車を任すことができたから。変に新車購入を勧めてこないし。
いささか土地代が高いとはいえ、こんなディーラーをなくしてしまうのは「長野マツダ」にとってかなりの損失だと思う。僕のように車のために無節操にお金を使う客が新しい店は利用しないかもしれないし、この店があったことでマツダのイメージも上がっていたと思うのだけれど。
新しく合併したらどんな場所になるのでしょう。しつこく新車を進めてきたり、あまりいやすい雰囲気でなかったら、大幅に遠くなることだし、いかなくなるかも。なじみのアドバイザーが新たに行く工場で面倒を見てもらおうかしら。
ポート研磨の話などをしていていたら、余っていたパーツカタログをくれた。NA8C(1993.8以降)用だが大部分は共通パーツの上、デフやブレーキはNA8C用が付いている。ありがたい。
行きつけのマツダスポーツファクトリー松本が閉店することになった。
この店、ついこの間まで「ユーノス信州スポーツファクトリー松本」だった。ユーノスなどという名前が残っているディーラーは全国でも珍しい、というか、ここだけのような気がしていた。
ところが最近、ユーノス信州が信濃マツダに統合。信濃マツダは長野マツダに名称変更してしまった。スポーツファクトリーは同じ長野マツダのディーラーと隣接しているので、無駄な配置。もしからしたら、整理統合されてしまうかも、と思っていた。
それが現実になってしまった。スポーツファクトリーは廃止され長野マツダ松本村井店と統合し、「マツダ松本村井店」となるらしい。スタッフはそのまま、新しい場所に異動するらしいので、安心なのだが、心配なことがある。
異動先の店舗は松本市のかなり南の方。僕は北部に住んでいるので行くとしたら、松本市の中心部を通って横断することになる。今までの3倍以上時間がかかるし、車を入院させたときにタクシーで向かったら料金が異常に高くなっちゃう。
さらに、エンジンチューンのページでも書いたが、スポーツファクトリーではオイル交換は原則、オイル代だけで工賃は必要なかった。これに甘えて、松本に来てからオイル交換はすべてここに任せていた。
店舗の統合で工賃がどうなるか不透明。もし、高い工賃を取られるようになったら、再び自らオイル交換をするようになるかも。
スタッドレスタイヤから夏タイヤに替えた。ようやく今シーズンの到来である。
実はパワステを外して、初めての夏タイヤ。スタッドレスタイヤではスポーツ走行ができなかったので、ようやく外した効果を実感できるようになったのである。
パワステを外して、最初にロードスターを運転したときは、正直、後悔した。スタッドレスタイヤだったにもかかわらず、異常に重く感じた。気合を入れないと、曲がれない。なんで外しちゃったんだろう、と本気で思った。山道のように、あまりハンドルを切らなくても走れる場所ならいいのだが、街中は最悪。交差点を曲がるのが、苦役のように感じた。
けれども、「慣れ」というものは、やはりある。普通に運転するのなら、あまり重さが気にならなくなった。さすがに、縦列駐車をするときや、疲れているときなんかは、泣きそうになるが、それでも、ちょっと気合を入れれば大丈夫になった。
さて、夏タイヤである。ブリジストンのRE711。グリップが大幅に増すので、必然的にハンドルが重くなる。まともに運転できるかしら。
付け替えて、試走する。拍子抜けするぐらい、余裕で運転できた。少々重くなったようだが、全然問題ない。わだちに乗ったり、交差点を曲がったりするときのステアリングインフォメーションがダイレクトに手に伝わって、面白い。これぞ、スポーツカーを運転している、という実感なんだろう。限界まで走ってオーバーやアンダーステアが出たらやはり、手に伝わるのかな。早く、スポーツ走行がしたい。どんな感触なんだろ。
でも、まだジムカーナのような走りをする自信はない。非力だから。
今日は休み。せっかくの休み。外も暖かい。ロードスターを久しぶりに洗車することに した。カーシャンプーで水垢を徹底的に落とす。
ワックスがけは、いつも場所を変えている。家のすぐ裏の山を上ると、美鈴湖という湖がある。標高1000mぐらい。湖のすぐ近くにスケート場があり、近くに木陰があるので、ガレージのない僕には最適な場所。行き止まりになっている道なので、迷い込んできた車ぐらいしか走ってこない山の中、一人でワックスがけを
しているのは端から見たら不気味だと思われる。それでも、下界より空気が澄んでいるし、もう少し暖かくなれば鳥のさえずりなんかも聞こえてきて、作業していてもとても気持ちがいい。買ってきたパンを食べたり音楽を軽くかけたりと、ピクニック気分である。
ことし初めてこの場所に来た。湖にはまだ氷が張っている。かなり溶け始めていて、白い 湖面の至る所にひび割れのような模様が走っていた。
そんな中、ワックスがけ開始。10キロぐらい走っただけで、車の上に は黄砂か花粉か粉状の物質がうっすらとついていた。このまま磨いたら、 塗装にひどい傷がついてしまう。雪解け水が溝を景気よく流れていたので、
ペットボトルにすくってボディーにかけ、手で軽く洗い流してからワックスをかけた。
夜、ある場所に行き、久しぶりに会った人と話を していたら、あっという間に、数時間が経過。ふと、外を見たら、雨が降っていた。
そして、声にならない叫び声を上げた。