4月19日

 飲みに行ったら、仕事場で寝てしまった。実は今、20日朝。

 さすがに、朝はまだ寒かった。それでも10度近くはあるんだろうけれど。さすがに、標高高いところでも雪は消えているだろうから、そろそろジムニーのタイヤを夏タイヤに替えてやらないと。

 夏タイヤは1年前に買い換えたばかり。中古でジムニーを買ったときに付いていた夏タイヤに、スタッドレスタイヤから付け替えたら、あまりのハンドルの重さ。曲がらないし、ブレーキも利かない。80km/hぐらいで車全体がぶるぶる振動する。古いタイヤって危ない。

 仕方なくタイヤを付け替えた。46000円。同じ車か?と思うぐらい、ハンドルも軽くなるし、運転しやすくなるし、安全。いいことだらけだった。

 確か、スタッドレスタイヤがホイールと合わせて80000円。45万円で買ったジムニーにタイヤ代だけで10万以上も使っちゃったことになる。維持費は馬鹿にならない。

4月17日

 次期足回りは何にしよう、と考えた。ロードスターはいろいろありすぎて選択に困っちゃう。KONIにしようかな、と半ば意志が固まりつつある。

 KONIを装着した車に乗ったことがある。フロント6Kgのバネを入れているにもかかわらず、マイルドな乗り心地に驚愕した。柔らかめののバネを組み合わせて、のほほんとしたドライブ車に仕上げたい。

 たしかYahoo !のオークションにKONIのショックが出品されていた。確か4本で3万円前後だったと思う。

 落札しておけば良かった(涙)。

4月16日

土、日とロードスターを運転して(計600キロほど)、あることに気が付いた。「乗り心地が悪い」。アライブ石井自動車の「ど〜だバー」を付けてから、マンホールのふたのくぼみだろうが、橋の継ぎ目だろうが、なんのおそれもなく踏んでいたのに、以前のぶるぶるがたがたが再び現れるようになった。

ど〜だバーがゆるんじゃったのかな、とも思ったが、そんな柔な取り付け方はしていない。甲府でブレーキを調整し終わったとき、ふと思い立って、トランク部を押して、車体をしずませると…、

「ぼよよん」

という感じで戻ってきた。バネの動きそのまま。ありゃりゃ、ショックが抜けちゃったのね。ショックが利いていれば、車体をしずませても、ゆっくりと浮き上がってくるはず。以前は、しっとりとした動きで戻ってきたのに、今は「ぼよよん」と下品な戻り方をする。

マツダスピードの車高調を入れたのが1998年11月ごろ。約2年半の走行距離は60000キロ弱。高速走行が比較的多いので、まだまだいける、と思っていたけれど、抜けてもおかしくない時期か。ブッシュの打ち換えと合わせて265000円かかったのに。

けれども、いきなり抜けた感じがする。抜けかけているかな、と思った瞬間はたくさんあったけれど。悪くなり始めると一気に最後まで抜けてしまうのかな。今シーズンを気持ちよく走るためには、交換が必須課題になってきた。エンジンチューンと合わせてお金がかかるなあ(涙)。

4月15日

 友人に会いに甲府に行ったら、ロードスターの左リアのブレーキが利いたままになってしまった。ものすごい熱を持ってしまってい、手をかざしただけで熱が伝わってくるほど。試しに水を掛けると、豪快な音を立てて、水蒸気が立ち上った。まずい。このまま高速に乗ったら、ブレーキパッドが炭化するに違いない。

 車載ジャッキでジャッキアップ。タイヤを手で回してみるが、重くてほとんど回らない。タイヤを外す。リアブレーキには、キャリパ−のピストンを戻すための仕組みが付いている。ブレーキは素人整備じゃ恐ろしいので触ったことがないのだが、リア回りは事故車をばらしたことがあるから知っていたのだ。14mmのボルトを外して、中にある調整ねじのようなものを、6角レンチで回すと、ピストンの出具合を調整できる。見た目で調整して、タイヤをつける。手でタイヤを回すと、くるくると回った。しばらくは大丈夫だろう。

 ゆるめたおかげで、サイドブレーキの引きしろが少し増えた感じ。でも、なぜ片側だけ利きっぱなしになっちゃったんだろう? 一度、ちゃんと診てもらったほうがよいかも。

 マツダスピードのアドバイザーによると、6角レンチで回すねじは、一番締め込んでから、3分の1回転戻すのが正しいのだそう。今のところ、片利きしている気配もないので、大丈夫だと思う。

4月14日

 サーキットに見学に行ってきた。午後に用事があったから、行って見てすぐとんぼ返りする形になっちゃったけれど。

 NAクラスではハチロクに交じってロードスターが走っていた。走っているハチロクは、ほとんどが内装などすべての贅肉をはがして、オーバーフェンダーを付け、ハイカムに4連スロットルといった完全なサーキット仕様。甲高い排気音がものすごい。ナンバーが付いていなく、積載車でやってきたものも多い。アイドリングの回転数も高く、ばらついていて、街乗りは厳しそう。

 それに比べ、ロードスターは排気音がとても静か。街乗りに使っているものをそのままサーキットに持ち込んだような車が多かった。1台、完全サーキット仕様が走っていて、ハチロクと互角な勝負をしていた。

 ロードスターが圧倒的に遅かったかと言えば、サーキット専用に作ってきたハチロクと互角の加速(先頭を走っているハチロクは異常に速かった)をしていたし、コーナーでも引けを取っていなかった。同じ用にオーバーフェンダーでトレッドを拡大したりしてサーキット用に作り込めば互角な戦いになるのかな。

 僕にはまだまだサーキットは無理かな、と思った。最終のコーナーのヘアピンで見ていたが、皆さん微妙にカウンターを当てたり、ドリフト状態でもきれいなラインを描いてなんのおつりもなく抜けていく。姿勢が崩れてしまっても、修正の仕方を心得ている。

 僕だったら、リアが滑ったとたんに大カウンターを当てちゃって、アクセルの調整で収束させることもできず、そのままリアのグリップが回復して、反対側にくるりと回って、そのままコースアウトしちゃんだろうな。

 でも80年代前半に製造されて、今もなおサーキットで活躍しているハチロクってすごい車。

4月13日

 例年より桜が早く咲いた、と思ったら、あっという間に散り始めちゃった。4月にしては異常に暑かったものだから。盆地は熱がこもると、なかなか冷えない。気圧配置の関係で、天気がものすごく左右される。

 せっかくロードスターで桜並木の下をオープンで走ろうと思っていたのに、と少し残念だが、ここは山国。ちょこっと高度を変えれば、5月中旬まで桜を楽しむことができるのだ。

 いわゆる、桜の名所のような場所では観られる時期が限られるが、ちょっとした桜並木や学校の校庭に生えている桜ぐらいなら、ちょっと山道を走って高度を上げれば、簡単に観ることができる。1日のうちで、季節をいくつも楽しめる。

 気の赴くままにワインディングを走って、道ばたに生えている2、3本の桜の下に車を止め、上を見上げて、缶コーヒーでも飲みながら桜を観る。ちょっとしたことだけれど、幸せ。なんて安い幸福感だろ。

 ああ、信州ってステキ。

4月10日

 S2000の話。この車、僕にとっては危険すぎる。僕が欲しいのは、公道でドライブして気持ちいい車。S2000で「気持ちよく」走ろうとすると、時速150キロからのフルブレーキとか、そういう世界になっちゃう。かといって、高回転を維持しないと、おもしろさが半減する。だってエンジンが「もっと回せ」って要求するんだもん。そんな領域のコントロールなんて僕にはできない。ドリフトさえしたことないのに。目標エンジンスペックがあって、それを受け止める車体をつくっていったのかな?

 重量の問題も大きいかも。S2000は1250Kg(カーナビ付で)。確かにハンドリングはクイックだけれど、ロードスターの身軽さとは別の感覚な気がした。S2000は、全開で走っていないと、乗用車に乗っている感覚。 ロードスターだと、3000〜6000回転をキープして、リズミカルにシフトするのが楽しい。S2000はやっぱり、いかに速く走るか、ということが中心に造られている。まじめ丸刈りのスポーツマンのような体育会系イメージ。

 ロードスターのイメージはパンクロッカー。リズムは荒削りで、速くはないのだけれど、どんな速度領域でも、車と語り合う感じ。コーナーが楽しい。

 じゃあ、1600ccぐらいの素晴らしく回るエンジンに、1トンを切るボディ、すべて専用設計のサスペンション(ダブルウイッシュボーン)を組み合わせたFR車(できればオープン)がホンダから出てきたら? 下手したら買います。

 一言申し添えておくと、ロードスターは決して卑屈になるくらい遅くはないと思う。交差点からのフル加速に付いていったけれど(1速8000回転まで回して)、思ったより離されなかった(一応吸排気系とROMチューンをしてある。ノーマルでは苦しいかも)。それに、公道で出せるスピードは限られている。まあ、サーキットでの全開勝負は、相手にならないけれど。

 ロードスターを持っているからどうしてもひいきしちゃうけれど、S2000、めちゃくちゃいい車です。それは前提の話。

4月8日

 富山に集った仲間の一人がS2000に乗ってきた。もう、興奮状態。会ったとたんに乗せてもらった。

 とってもタイトな運転席。ドライバーがフレームに包まれるような感覚で、見ただけで高剛性が予感される。シートに座って、クラッチを切る。ロードスターより若干重いぐらい。キーをひねって、スターターボタンを押す。この演出はとってもステキ。アクセルを少しあおると、びんびん回転が上がる。ロードスターだとぶおんぶおん。フライホイールが結構軽そう。シフトはとてもクイック。手首だけでシフトできる感じ。シフトの心地はロードスターの方が好きかな。

 はやる心を押さえつけて、スタートさせる。エンストしそうになる。やはり、かなり軽めのフライホイールに違いない。ハンドルは軽すぎ。左右に切ってみると、すっとノーズが向きを変える。パワステ付のロードスターのようにちょっとクイック感を演出しているのかな。ちなみに、速度で切れ角が変わる仕組み(なんて言うんだか忘れてしまった)はついていないもの。剛性の高さは少し走っただけで分かる。3000回転前後のトルクも申し分なく、普通に街乗りに使える。9000回転も回るエンジンなのに、さすがVTEC。

 街乗りの感覚だと、想像よりはずっとおとなしい。拍子抜けする感じ。普通の乗用車に乗っているよう。これは当たり前か。

 さて、街からちょっと抜け出したところである。信号が変わり、突然フルスロットル。ぐわーっと力強く回転が上がっていき、6000回転から爆発したように一気に9000回転までふけちゃった。あわてて2速へ。ロードスターと同じ感覚でシフトできる。回転の落ち込みがほとんどないから爆発が続いている。あっという間に9000回転(何キロなんだろ?)。実に、なめらかに豪快にふけあがっていく。10000回転ぐらいまで回るんじゃないの?ぐらいの感じ。とにかく面白い。3速に入れ、そのままフルスロットルで、と考えてふと理性が戻ってきて右足の力を抜いた。かなり危険な領域で運転しているナと。コーナリングは実に安定していて安心して走っていられる。ヒールアンドトゥも、軽くあおってやるだけで回転が合う。

 鼻歌を歌いながら、危険なスピードで走る。やや急なカーブから立ち上がる直線。9000回転の加速を楽しみ、ふとメーターを見たら時速ぬふわキロ以上だった。普通の農道で。まあ、新潟あたりのポルシェは「新潟の農道は設計速度が時速300キロ」と言って相当出しているらしいから、それに比べればかわいいけど。

 実に速い。エンジンサウンドもロードスターに比べるべくもない。もうちょっと迫力が欲しいか。エンジンを見せてもらったら、ストラットタワーよりも後ろにちょこんとエンジンが付いていた。とてもコンパクト。B6より軽そう。SOHCぐらいのヘッドの大きさ。

 それにしても冗談みたいな車。エンジンが素晴らしい。込み込みだと400万円ぐらいというから、とっても安い。

 とってもいい車だからといって、買うかと言えば話は別。その話は明日書こう。

4月6日

 富山で仲間が集まるというので、ロードスターで行って来る。今シーズン初の本格的なドライブで楽しみ。安房トンネルで岐阜に抜け、神岡を通って富山に行く予定。途中、面白そうな道があったら、寄り道していこう。雨が降らなければ、オープン。下界に下りて行くにつれ、桜がだんだんと咲いていく様子を楽しむとしよう。