9月19日(日)は間瀬サーキットにて、クーマック杯Nゼロ耐久レースが開かれます!(応援してね)
9月19日(日)は間瀬サーキットにて、クーマック杯Nゼロ耐久レースが開かれます!
去年までは年3回シリーズだったのだが、今年はなぜか2回のみ。2回だけ開催でもシリーズ。「2回でシリーズ?」という声が噴出しようがシリーズ(笑)。
レースレポートを書いていないけれども、完敗したレースのレポートなんてだれも書きたくないよねっ。いや、本当は、書きたかったのだけれども、レース後に保護者が配偶者になったりした変化があったりして、忙しかったのだ。
富山に飛ばされて異動して、雅久号をとりあえず作って参戦したのが2007年最終戦。2008年シリーズは長岡ロードスター軍団(2台)が参戦していて、タイムで1秒以上速いシビックは置いておき(遅いのになぜかハンデもあったしねー)、ロードスター同士がやりあっていたシーズン。2009年シリーズは、長岡勢が抜けてしまって、当初は激しくモチベーションを失ったけれども、ハンデがなくなったこともあって、シビック勢とやりあうスピードが引き出せるようになって、超強力スペシャル助っ人ドライバーのT氏をチームに引き入れたこともあって、後半は超燃えた。おかげさまで、ロードスターで年間チャンプをもらえました。幸運もあったけれど。
飛ばされて遅いのになぜかハンデもあったしねー超強力スペシャル助っ人ドライバーのT氏
で、今年のモチベーションの源は、新たにドライバーK氏を迎えたこと。昨年まで同じレースをTORFスターレットで走っていて、1300ccの非力だけれども軽いマシンを操ってロードスターですらぶち抜く腕の持ち主だ。テクニックもさることながら、車載映像などからドライバーの欠点や車の動きを分析する能力はぴかいち。というか、車載映像さえ見ていれば、徹夜で出勤しても平気な感じの、ある意味超人。10歳ぐらい年上だけれど、それを感じさせないエネルギー。そのK氏のノウハウと腕をぱくりまくるのだ。
で、レース上の目標は、シリーズでぶっちぎりの速さを見せる「スノコKEW μ ADVAN Vtiシビック」とバトルをすることだ。2008年シーズンの最終戦で出現したときには、なんでそんなに速いのか、意味が分からなかったのだが、速いのには裏付けされた腕であったり、何度もサーキットに足を運んだ車づくりがあることが徐々に分かってきて、目標となった。
第1戦前に名古屋に転勤したハンデはあったけれども、毎週のように富山と間瀬に通ってセッティング&練習に励んだ。万全で臨んだ第1戦だが、結果は全ヒートでスノコシビックの後塵を拝してしまった。こちらのペースに合わせてペースを決める余裕の走りで、リーダーはたぶん居眠りしながら走っていたに違いない(笑)。
で、人間、同じことを2度続けるのは芸がないわけで、第1戦後に戦闘力の向上に着手した。といっても、エンジンとかには手を付けられないわけで、できることと言えば軽量化。本当に時間をかけて、必要な部品まで外してグラム単位で削っていった。といっても、すでにサーキット走行以外で不要な部品はほとんど外してしまっていたわけで、本当に微妙な差かもしれない。あとは、ラジエーターを交換したりとか、部品をマイナーチェンジ。
で、8月8日、真夏に始めたシェイクダウン。足回りのセッティングをあれこれ。高い気温もあって、タイムが伸び悩んだものの、とがった方向性にしたら、K氏が目標に近いタイムを出してくれた。
これが悩みの始まりで、K氏以外の2人(僕とべいべね)のドライバーの腕では、そのとがった特性の車を上手に乗りこなせない。なにせ、ノーマルエンジンなのに、1分12秒台の戦いになってきた。ホームストレートで150キロオーバー、裏ストレートでも150キロぐらい出てしまう(そのスピードでブレーキ遅らせてZコーナーに進入すると臨死体験できるよ笑)。縁石に乗りすぎるだとか、コーナー出口でちょっとカウンターを当てたとか、些細なミスでコンマ3秒とかを失うぐらいシビアな世界になってきた。
僕とべいべねそのスピードでブレーキ遅らせてZコーナーに進入すると臨死体験できるよ笑
8月28日、9月5日、9月11日とテスト走行をして、出した結論は保守的な方向。予選や第1ヒートを走って、太刀打ちできないようであれば、とがった方向にするという選択肢が増えたことは確か。
昨日、オイル全交換して足回りのセットをして、タイヤを新品にしてと、レース準備をした。8月8日に新品を入れたネオバは、猛暑の4回の走行であと1割ぐらいしか残ってない。
時間と金を使ってできるところまではやった。あとは、楽しくレースするだけだ。