ジムカーナ。とりあえず走ってみたタイムはそこそこのタイム。が、間瀬では足回りをいじったNB2ぐらいならばぶち抜いてしまうぐらいの雅久号。ドライバーが乗れていない感は否めない。そもそも、パイロンを目印に走るのに慣れていなくて、突っ込みすぎたり、過剰に減速してコンパクトに曲がりすぎたり。要するに、速く走れるラインをイメージしていなくて、パイロンめがけて走ってしまうわけだ。完熟歩行のときに、イメージしながら歩かないと意味がないことを悟った。
JAF戦に参戦する競技車両のMR2やシビックも来ていて、Sタイヤなこともあり馬鹿っ速。速めのロードスターが1分20秒程度で走るコースを13秒台とか。ミッションもデフなど、ジムカーナに特化したセッティングで、360度ターンをコンパクトに曲がる姿は、とても鮮やか。
とにかくパイロンぎりぎりをコンパクトに曲がってぎゅーんと加速する姿を見て、じゃあ僕もとまねして走ると、まったくもってだめだめなタイム。「曲がらない」と思っていた雅久号はインチキなぐらいぐいぐい回るし、ビスカスデフによるトラクション不足も気になるほどじゃない。車が悪いわけじゃない。
おおとろ監督と語りながら、イメージをふくらます。パイロンを目印に走るのもだんだん慣れる。クリップをパイロンと考えて、その前後を組み立てて全体をつないでいく感じ。で、ビスカスデフで鋭角に曲がれない雅久号でどういうラインで走ったらもっとも速いかをイメージした。
よい方向に修正できたらしく、タイムが向上。いけている!という走りが途中までできた走行では、疲れのためか(すでに10本近く走っていた)、途中で頭が真っ白になってミスコース。集中力が切れたまま走るのは危ないと、その後の走行をやめた。
気合いを入れたラストの1本前の走行では、ロードスターの1番時計に迫ることができ、ラストの走行でさらにコンマ2秒伸ばして、コンマ2秒落ちまで詰めることができた。自分の中ではベストだったけれども、ミスはしたし、360度ターンはそもそも技量がないので、本当ならば同じ車でもうコンマ数秒は稼げたと思う。それでも、自分の頭で考えて実践した走りでタイムが出たので、収穫があったと納得した。
間瀬の車載は載せないけれども、ジムカーナの車載は載せてみたりして。
http://www.youtube.com/watch?v=JW65LvJJZuo
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