6月27日

 先週金曜日は東京・杉並区で仕事だったので、前日の木曜日から東京入り。中央線ですっと行ける荻窪がいいだろうと、ビジネスホテルを確保して、午後11時ぐらいに到着して、そこから街歩き。さすが、中央線沿いの駅前だけあって、そんな時間帯でもごちゃごちゃと人がたくさん歩いていて、飲み屋もたくさん開いていた。

 が、飛び込んでみたい店もなかったので、セブンイレブンでビールを買い込んで、部屋に戻って大量に飲んで意識を失う。翌日、高井戸付近の某日産ディーラーへ向かうためタクシーを拾って向かう。

 んが、環八は超込んでいて車が動かない。歩いて行った方が早かったな、と後悔しつつも、梅雨時の空気が体に粘り着くような気候だったので、まあ会社のお金だからいいやとのんびりと向かう。が、さすがに約束の時間を過ぎそうになったので、タクシーを降りて歩いて仕事先に向かった。

 仕事先は日産ディーラー。GT-Rが置いてあって大興奮。あれこれ触りまくる。ドアの取ってが使いにくいなーとか、リアの座席はやっぱり飾りだから重いだけだなーとか、いろいろ複雑な感情を抱きつつ、やっぱり900万円の車には縁がなくて、9万円でも買えるようなNAロードスターでもいじっていればいいんだ、ということを思い知ったのであった。

 女性のトップセールスの人に1日密着したのだが、なんと、目の前で車を1台売ってしまったのだから舌を巻いた。77歳で釣りが趣味で、クーラーボックスをスカイラインのトランクに入れっぱなしなおじいさんに対して、発売したばかりのJUKEを売ってしまったのはすごい。80に近いおじいさんであれば、人生であと何台車を所有するのかも分からないし、スカイラインみたいに取り回しの悪い車を都内で乗っているよりは、SUVでも小型な車を運転していた方が遙かに安全だ。なによりも、老夫婦2人がJUKEのような車に乗っていたら、とってもかっこいいじゃないですか。

 余談ばかり書いてしまったが、先週の金曜日には練馬の友人宅で飲み明かして、次の日は午後1時すぎのひかりに乗って、浜松にて保護者と落ち合い、保護者の友だちと会う。旦那さんがアメリカに転勤になり、23日に渡米してしまって5年は帰ってこないというので、その前に会おうということだったから。

 お茶をしてご飯をいただいて、アメリカに行く友人にお別れをして午後7時すぎに立ち去った。普通であれば浜松西インターから高速で帰るところ、「ホタルを見ようよ」と提案して、山道の国道を新城方面へと向かう。

 ホタルがいるかどうか、けっこう不安だったのだけれども、山道の途中で車を降りたら、たくさんのホタルがかなり高い場所を漂っていて幻想的な光景を目撃することができた。

 せっかく浜松方面から奥三河方面へと入ったのだから、うちのばあちゃん家を見せようと、愛知県のもっとも奥深い場所へと行く。あちこち見て回ったのだけれども、ホタルはそんなにいなかった。標高が高いからそれだけ発生の時期がずれたのかもしれない。

 余談の余談ばかり書いてしまったのだが、浜松へ行った翌日には朝早く起きて富山へ。のつもりがちょっと寝坊してしまったので、昼すぎに工場に到着した。雅久号のロールバー回りの加工をする。ほんのちょっとの効果のために、午後をまるまるつぶしてしまった感じ。でも、一つ一つの積み重ねがタイムに利いてくるのだ。と信じたい。

 で、ようやくこの土日のお話。土曜日は富山から保護者の友だちが夫婦で訪れるということだったので、コーヒーを入れたりパスタを作ったり。27日日曜日は早朝に起き出して午前11時に工場に到着。ラジエーターを変更する雅久号をがりがりといじっていた。夕方に作業を終えてべいべに砺波まで載せていってもらって保護者と合流。中華料理を食べて、普通ならそのまま砺波インターから帰るのだけれども、時期が時期だけにやっぱりホタルが見たいと、南砺市のあちこちを回る。

 五箇山インターから高速に乗って、先ほど帰宅。ちょうどF1がやっていて、小林カムイの走りにしびれた。