体力ばてばてで、金曜日夜に飛行機で富山に帰ってこようかと思ったのだが、羽田空港に行くには40分ぐらいはかかる。ばたばたっと出発すれば何とか、間に合ったとは思うのだけれど、ばたばたと行ったあげくに間に合わなかったのではホテル探しとかでかえって疲れるだけ。8時すぎに東京駅から新幹線に乗れば、新潟経由で戻ることはできたのだけれど、3時間以上電車に乗ったらかえって疲れを増幅させてしまう。なので、おとなしく宿取って泊まって帰ることにした。
愛宕山のホテルに泊まり、朝目覚める。とりあえず、一刻も早く帰りたいと思った前日よりは体力もちょっと回復した。今日中に帰れば良いので、朝一番で帰るのはもったいないと思い、東京の街を徘徊することにした。
何となく、浅草に行きたくなったので、地下鉄で浅草へ。土曜日だったためか、ものすごい観光客でごった返していた。ああ、浅草ってすっごく歩行者でにぎわっているけれど、観光地なんだな、ということがよく分かった。商店街に客が集まっているのではなくて、観光客が群がっているというこの現実。空洞化に悩む多くの地方都市にはまったく参考にならない商店街ではある。
一つ、東京の街が分かったと満足して羽田から富山に戻ったのは午後4時ごろ。戻って分かったが、やっぱり富山の方が落ち着く。大都市嫌い。
やりのこした仕事をこなしたら、午後7時ぐらい。土曜日は毎週おおとろ亭で宴会の予定なのだが、体力的にきつく、寝たかったので家に帰ってビールを大量に摂取して意識を失った。
朝起きて、昼起きて、おおとろ亭へ。元祖雅号のシフトレバーが、雅久号に奪われて不動車になっていたので、とりあえず動く状態にする。来年も走る耐久レースのドライバーがおわらサーキットに走りに行くとのことなので、一緒に走りに行くことに。今年のおわら走り納めだ。
考えてみると今年のサーキットは4回目。無心に走ることができたのは今回が初めての気がする。耐久ドライバーに軽くタイムで負けてしまったが、10月のときより1秒上がったのでよしとしよう。
家に帰って麻婆なすを作って、ビールを大量に摂取して意識を失った。