学生時代の先輩が結婚することになった。それはめでたい。1次会に呼ばれればカメラマンぐらいならできる。まあ、同じ学年の人を呼べば、僕なんかは呼ばれないだろうから2次会にでも参加して、写真を撮ってあげようかな、と思う。2年近く、休刊状態になっている「雅スポ」みたいなものを作ってあげても良い。
が、この先輩の希望は違った。結婚式は親族だけでやり、2次会は別の日に改めてパーティーの形式で開くというのである。しかも、2人の仕事関係の人たちを呼ぶから、総勢300人のパーティーになるのだという。ものすごいことになりそうだ。
総勢300人
で、先輩の要求曰く「パーティー参加者に配る記念誌を作って欲しい」といのことだった。雅スポどころの騒ぎじゃない。冊子を作れというのだ。僕なんかは、結婚式や2次会に来てもらうだけでありがたく満足だと思うのだが、文章や写真で埋めた印刷物を作る、となるとこれはかなりの労力が必要で、あらゆるお願いの中でももっとも贅沢なものかもしれない。
記念誌
仕方がないから記念誌製作委員会なるものを内輪で立ち上げ、一番仕事をしなければならないような役職に僕がなった。「記念誌を作ってもらっただけでも結婚する意味があったな」とうならせるクオリティーのものを作ろう、ということになっている。FJも仕事もプライベートも、なんだかぐちゃぐちゃに忙しい半年となりそうである。