11月19日

 起きたら10時だった。久しぶりに激しく寝坊。もちろん出勤しなくてはならない日である。土日もなく働いて、昨日はまっすぐ東京から帰ってきたにもかかわらず午前様になっちゃったのだから、少しぐらい寝坊してもかまわないだろう。ま、出先でアポを取った時間に遅れなければあとは、どうだっていいのだ。

 疲れが取れないので楽をしようとロードスターで出勤した。冷え込んできたら、エンジンがなかなかうまく始動しなくなった。どうも、始動時の噴射時間が長すぎてかぶりかけている雰囲気である。以前にも、噴射時間が長すぎていた雰囲気だったので、かなり削った。しかし、水温別に時間を設定しなくてはならないので、面倒だから夏では関係ない水温30度以下の領域を削っていなかったのだ。

 水温10度付近の噴射時間を短く設定する。改善されているか知るためには、エンジンが冷め切らないといけない。噴射マップと違ってすぐに変化が分からないのが面倒である。

 エンジンは相変わらず、猛烈に吹ける。本体ノーマルにもかかわらず、派手にチューンしたエンジンのような回り方。なかなか、具合がよいので、エンジン本体をいじる気が失せてしまうぐらいである。

 ハードに寝坊して11時すぎに出勤したにもかかわらず、いかにも仕事をしてから出社したような何食わぬ顔で席に着くと、案の定、だれも声すらかけてこない。やくざな仕事場である。

 どうも、我がロードスターは街なかで燃費が悪い。エンジンを回すのが快感なので、信号のたびにフル加速を繰り返しているから。