9月13日

  会社から棚ぼたしたIBMのThinkpadX22(ようやく形式を覚えた)。ハードに私物化するためには、私物化しているという証拠をいつでも隠せるようにせねばならぬ。会社がいつパソコンを提出せよ、と言っても大丈夫なように、ワンタッチでもらった状態まで戻せるよう、オリジナルのハードディスクをはずして保存しておくのだ。そのために、もらったばかりの新品ノートパソコンのハードディスクを、ちょちょいと摘出した。何と、ねじ1つ取れば摘出できるようになっている。さすがIBM。

 とりあえず、元から付いていたハードディスクの内容を他のハードディスクに写すため、インターネットで拾ったシェアウエアを使って丸ごとコピーを開始する。余っていたノート用10GのハードディスクをPCカード経由で接続して、一気にコピー。これがなかなか時間がかかる大変な作業なのだ。

 ようやくコピーが終わり、ハードディスクを入れ替える。緊張の瞬間である。だいたい、最初は起動すらしない。案の定、起動しなかった。これまでOSはWindows98だったのだが、Windows2000になったのでこれまでと勝手が違う。ファイルシステムの堅牢さがちょっとじゃましているらしい。

 足りない、と怒られたファイルをコピーしてやっても動かない。結局、2日間ぐらい夜なべしてあれこれ試してみたが、まったく状況は変わらない。悩んでいるのも疲れたので、シェアウエアの説明書を読んだら、ちゃんと対策方法が書いてあった。説明書を読んでからソフトを使うのがやっぱり正しいのだろうか。多くが読んでもわからないように書いてあるマニュアルが嫌いなのがたたってしまった。Freedomの説明書すら、ろくに読んでいない。

 とにかく、起動するようになったのでアンチウイルスソフトやWEB用ソフトなどを放り込む。

 これが、新パソコンからの初めての書き込み。ちゃんと更新されるかしら。