昨夜、練習に呼ばれて恥も外聞も知らずがなり散らしたビートルズバンドのライブがあったので、名古屋の大須に向かった。グッドウイルという大須パソコン街の大手のショップの一つの店舗の半地下が、ライブカフェになっているのだ。
電車で行くのも面倒だったので、ロードスターで向かった。カフェに到着し、激しく後悔することになる。酒を飲まずにいるのはとってもつらい雰囲気だから。
まず始まったのはフォーク野郎の弾き語り。曲は違うのだが、長渕ックな調子、と言えばどんなものかよく分かるだろう。アンコールで、あの発禁ミュージック「金太の大冒険」を歌っていた。よくあの長い歌詞を覚えているものだな、と感心。
お次はハードロックバンド。これはギター1本のためにあるようなバンドだ。MCも曲紹介ぐらいで、ハードな演奏ばかり続くから、かえって単調になって最後は退屈してしまった。
ようやくビートルズバンド。Back In The USSRから始まり、Come Together、While My Guitar Gently
Weeps、Drive My Carなどなど、マニアックな後期の曲から、ホンダのCMにも使われているObladi-Oblada、前期でカーペンターズも歌ったPlease
Mr. Postmanなどなど。キャリアが長いバンドなので、そつなくこなしていた。こちらも知っている曲ばかりだから、安心して聞ける。
帰り、一人を車で送っていった。知多半島の先に住んでいる人なので、まるで正反対の方向に向かったことになる。助手席に乗せてみると分かるけれど、やはりいくらショックが新鮮でも10k8kのバネは堅すぎる。名古屋の悪い舗装ではちょっとつらいものが。高速道路を90キロぐらいで走っていても、継ぎ目の衝撃が気になるレベル。
美浜で人を降ろし、せっかくだからと知多半島先端の師崎に向かう。ペースを上げると、もう人を乗せられないぐらいの突き上げ。一人で乗っているとあまり気にならなかったけれど、やはり一度人を乗せてしまうと、とっても気になってきた。助手席に乗せるのが野郎なら我慢させるんだが、女の子なんか間違っても乗せられない。ドライブ用の足回り1セットを探そうかな、と考えて、ふとある重大な事実に気づいたのである。
そんなことは乗せる人を探してから心配しろ、という深刻な事実。