7月17日

 やはりハードな飲みからサーキット走行になだれ込み、月曜日の長野出張までの無茶な日程のせいで体調が悪かったらしく、飲みに行ったら2軒目のいつものショットバーではほとんど飲むことができなかった。意識がもうろうとして、布団があったら0.5秒後に寝られるくらいの状態だったので、午前2時ぐらいに早々に引き上げた。

 今日は休みであったので、いつものディーラーへ行き、店長に引っ越しする旨をあいさつに行く。4年間お世話になっているので、やはりきちんとあいさつしておかねばならないだろう。そんな人が多い上、来週は5日間長野や東京へ出張なので忙しいったらありゃしない。体力勝負の半月となりそうだ。

 その足で実家に戻る。独り暮らしセットを置く場所を確保しなければならないからである。冷蔵庫や洗濯機など、売ろうにも二束三文だから家に置いておくしかあるまい。ホームセンターで物置でも買おうかしら。

 せっかくだから、荷物を積んでいくことにした。冬用の衣類はもう使わないから、あらかた持っていこうと、プラスチックの大きな衣装箱をロードスターの助手席に積もうとしたら、入らない。うむ、と考えて、さくっ、と助手席を取り外した。

 助手席さえ外せばそこには広大なスペースが出現する。積む角度を工夫してなんとか押し込み、空いたスペースにこたつ用の布団やら革ジャンやらを積み込む。ロールバーの隙間には衣類満載の段ボール。トランクにもシャツ類が満載の袋を詰め込む。

 ちゃんとサイドミラーやバックミラーの視界は確保したから安全。サイドブレーキもちゃんと引ける。

 そんな状態で中央道を2時間。100往復以上したこの道を走る機会も今後は激減するんだろう。