なぜか、東京の霞ヶ関の高いビルでこんなくだらない文章を書いていたりして。
9時過ぎのあずさに飛び乗って、揺られること3時間弱。松本からだと東京はちょっと遠い。無理に旅情気分を醸し出そうと、車内販売の釜飯を注文したら、見事に安曇野産。八王子あたりまで来ていながら、地元の味を楽しんでしまったのである。うまかったから、良いけれど。
丸ノ内線に乗って、霞ヶ関へ。雨がだだ降りだったので、地下鉄構内を歩いて日比谷線、千代田線の狭いホームを、線路に落ちないかしら、とおっかなびっくり歩いて、目的地のそばにたどり着く。いつも山を見ながら暮らしている田舎者にとって、迷路のような地下鉄構内の圧迫感と雰囲気とにおいにはやはりなじめない。都会で毎日通勤している人はたくましいなあ、とただただ感心するのであった。完全な田舎者だ。
東京と地方の温度差、というものは確実にある。東京特有の雰囲気。中央であるというおごりはないかもしれないけれど、信州の田舎者という意識はあるのかもしれない。いや、別に僕がそんな態度を取られた訳じゃないけれど。僕は傍観者。
さて、友達と飲みに行こうか。