4月9日

 仕事を早めに切り上げて、庭に入れてあったロードスターのボンネットをおもむろに開け、インマニを外しに掛かった。以前は泣きながら外した部分であるが、さすがに何度もやっているとコツがつかめてくる。30分もしないうちに燃料ホース以外の部分が外れた。

 冷却水が完全に抜けていなくて、肝心の4番のポート内に激しく浸水してしまった。幸い、バルブが閉じていたので、燃焼室に水が入るのは免れた。

 オイルで汚れているのかを見たいのに、冷却水が入ってしまってはまったく意味がなかったかも。水を吸い取って、のぞき込んでみると、かなり汚れていた。また、バルブシールか?と思うも、他のポートを見ても同じように汚れている。オーバーラップが大きくなっているから、汚れやすいのだろうか。

 1番と2番のポートをのぞいたら、黒い液体が見えたので、オイルか?と緊張するが、紙で吸い取りにおいをかぐと、どうやらガソリンらしい。インジェクターからたれた? ポート内にたまるぐらいインジェクターからガソリンがたれるなんてことがあるんだろうか。

 すでに暗い時間で、ハロゲンランプの明かりで見ているのでよく見えないが、4番だけ特別に汚れている、というわけでもなさそう。やはり腰下か。

 と、インマニがなくなったおかげで、オイルクーラーのホースが丸見えになっていたのを見たら、オイルが漏れた跡があった。リットル単位で流れていれば、回りがかなり汚れているはずなので、これだけがオイル喰いの原因ではないだろう。

 結局、インマニを外しただけではよく分からなかった。ヘッドを外したい誘惑に駆られるが、インジェクターを取り替えてもう一度エンジンをかけてみようかしら。