激しく仕事をさぼってエンジン積み替えと足回り交換のため、さまざまな部品やぼろぼろに新聞紙が散乱する物干場を片付けていたら、おばさんがやってきた。
「森永のものですけれど、試供品を持ってきました」。あら、そうですか、生憎手がこんなに汚れているので、と手を示しながら、玄関のところに置いておいてください、と話したら、何かを置いて、また隣の家に「ごめんください」とやっていた。お菓子か何かを配っているんだろうか。
何だろう、と後になって見てみて、驚いた。
こんなに盛りだくさん置いてあったのだ。斜陽の雪印をさらに追いつめようとキャンペーン中なのだろうか。平屋の家にまさか若者1人が住んでいるとは思うまい。残念ながら、1日1本も配達されたら、どんどん余っていくのが目に見えている。
賞味期限がいちUばん短かった、森永カルダスをありがたく飲みました。