朝5時に起きてシャワーを浴び、まだ薄暗い中を出発した。諏訪のB氏とビーナスラインで走る約束をしたのだ。松本の平らは薄曇りの天候。山の上は濃い霧がかかっているか、雨が降っているに違いない。それでも、山は稜線を越えると天候ががらりとちがう。諏訪側がどんな天候か、半ば期待しながら開幌状態で出発する。
すると、家の近くでSLKがぶっつぶれていた。全損確実のダメージ。城下町の狭い道を飛ばしすぎ。もったいない。
6時前、ビーナスラインに到着。山を駆け上るにつれて、だんだんと霧が出てきていたのだが、頂上に登った途端、小雨となった。他の車も少なく、快調に飛ばしているから、開幌でも濡れない。けれども、すれ違う車の人はかなり奇異な目で見るに違いない。
諏訪の方へ向けて走っていたら、B氏とすれ違った。B氏も当然のようにオープン。急ブレーキしてUターンし、合流する。諏訪の方はまだ天候がよい、とのことなので、霧ヶ峰方面へ向かう。すると、こちらは曇り程度の天候だった。しかし、路面は濡れているので思いっきり走ることはできない。お互いの車を乗り比べたりして、過ごす。虹が出てきれいだった。NBもいいかも。
有料時間が迫ってきたので、山を下り、諏訪のファミレスで朝食。B氏は午後、松本にアライメント(9800円!)を取りに来るというものの、せっかく諏訪に来たことだし、スープラを買った甲府の友達に会いに行くことにする。
携帯に電話をするも、出ない。国道20号をひた走り、韮崎でもう一度連絡するが、出ない。甲府まで行って空振りするのもいやだったので、そのまま進路を清里に向ける。半ば放心状態のドライブ。小雨が時折降ったものの、濡れるほどではないので、ずっと開幌状態。すれ違うオープンカーはすべて屋根を閉じている。軟弱な奴らだ。まあ、独りで走っている僕も寂しいやつだけれど。
再び長野入り。佐久を通り、千曲川ビューラインを走って松本へ向かう。松本へ通じる国道は有料道路。500円を払うのが嫌で、美ヶ原高原の標高1800m地点を経由して松本に下る。
ニュースなどによると、佐久の東側や塩尻峠は大雨が降ったらしいが、不思議なことに道中の路面はかなり濡れていたのだが、雨は降らなかった。美ヶ原の峠を越えて松本側に出るまで、ずっと開幌状態を維持できた。
B氏がアライメントを取っているお店へ行き、再び合流。スポーツファクトリーやら工具屋に行く。
午後3時すぎに家に帰ってきて、さすがに早くに起きて300キロ以上走った疲れが出てダウン、意識を失う。夕方、起きてみると、意外と体力が回復していたので、ホームセンターで買い物をし、夕飯を食べて、エンジン加工部屋にこもる。オイル食いで死にそうなエンジンを早く復活させたい。腰下の分解に入る。
オイルパンを外して、クランクを剥き出しにする。エンジンの摩耗をチェックするため、クランクのガタやら、コンロッド大端部のクリアランスを測っていたら、午後11時半。作業を中止する。
かなり濃い1日でした。