飛騨で仕事をしてから出社しなくてはならない。富山を8時に出発して、開幌で走り出す。秋の爽やかな空気に青い空。素晴らしいオープン日よりであった。
国道41号から国道360号を通って飛騨に至るいつものコースをぶっ飛ばす。谷間のすれ違いも厳しいぐらいの道だが、これぐらいの広さがロードスターにはちょうど良い。
10時には仕事する場所に着き、昼メシを食べさせてもらったりしていたら1時前に。11月2、3日にあるお祭りにご招待された。「泊めてやるから」と。鍾乳洞に入るイベントがあるらしい。むむ、行きたいぞ。
帰りはせせらぎ街道を使って郡上八幡まで走る。このその名の通り、せせらぎが流れる森の中を走るコースなのだが、走りやすくて気持ちがよい。あと半月もすれば紅葉のシーズンとなるのでツーリングでもしたらさぞ楽しいに違いない。
郡上八幡から高速に乗る。フェラーリ360スパイダーが走っていた。ずっと後ろをつけ回していたのだが、非常に大人しく走っていたのでその排気音は聞くことができず。
フェラーリで思い出したのだが、先日東名を名古屋から静岡方面に向けて走っていたら、豊橋のバリアーあたりで10台ぐらいのフェラーリ軍団にぶち抜かれたことがある。けっこう込む区間なので、追い越し車線だけでなく、走行車線も使ってじぐざぐに追い抜いていった。大人しく走っている方がカッコイイ。
名古屋に戻ってぐだぐた仕事をしていて、夜10時ぐらいに「そろそろ帰るか」と上司に言われた。もちろん、僕のクルマで帰ろうと企んでいたわけで、「君、今日は車?」と聞いてきた。僕がこう返答して、この上司は僕の変態度を改めて思い知ったに違いない。
「あ、助手席付いてないっす」