のろのろと起き出して、取りいだしたるはROMチューンセット。知り合いから頼まれていたので、ちょちょいと燃調と点火時期を変更してみることにした。
少し点火時期を進めて燃調を濃くしたものをつくり、とりあえず、現状のROMで走ってみる。これがびっくり、ノーマルにもかかわらず、なかなか速い。中間のトルクがけっこう出ている。ピットクルーのうねったエキマニが付いていたのだが、それが良い働きをしているのだろうか。
とりあえず、ROMを差し替えて、走ってみるも、若干、高回転で良くなったかな、ぐらいの違い。たぶん、プラシーボの範囲を出ていない。薄くしたのも作ってみたが、やっぱり分からない。走行会で本人に乗ってもらって希望通りつくり直すしかないだろう。
5月にエンジンを積み替えたときから、油温センサーが死んでいたから、取り替え作業をする。大森のオイルブロックに直付けだから、とってもやりづらい場所。オルタネーターを取り外してから、手を伸ばして、ちょっとずつ外していく。腰が痛い。
センサーを外したら、オイルがだだ漏れになることに気が付き、慌ててリフトまで押して、オイルを抜く。走行会前にちょうど良いタイミングのオイル交換だ。たった2週間前に替えたばかりなのだが。
やっとのことで取り付けて、オルタネーターも手伝ってもらいながら取り付けてエンジン始動。オイルが漏れてこないかどきどき。しばらくしても漏れていなかった安心。
仲間が組んで慣らし中のエンジンのFreedomのセッティングがぜんぜんやっていないようんだったので、おつきあいして助手席に乗ってパソコンとにらめっこする。ノッキング出まくりなのと、アクセル踏み始めでぎくしゃくするのを何とかする。
ギクシャクはスロポジのアイドル接点が怪しかったので調整したら改善した。4000回転ぐらいまでの燃調、点火時期と空ぶかしのレスポンスなどなど、改善して、とりあえずお買い物車になるまでセッティングして終了。
自分が数カ月悩んだことが一気にセッティングに生かせた気がする。無駄な経験じゃなかったみたいで、なんとなくうれしい。