9月22日

 かねてから計画していたディズニーランド行きを実行。8月に政局が混乱して、総選挙という不確定要素があったものの、何とか乗り越えて計画通りに実行ができてホッとひと安心。

 ディズニーランドと言えば、地方では中学校の修学旅行で行く定番だ。んが、なぜか中学の修学旅行先は信州だった。大都会へ行くのが定番だが、正反対。なので、1度もディズニーランドには行ったことがなく、「それなら1度は」と行くことにしたのである。

 1日目はディズニーシー。2日目はディズニーランドという日程。前日には万博に行っているから、まるで人込み好きみたいだ。

 ディズニーシーでは普通にアトラクションを楽しんだ。内容についてはどこにでもありふれた話だから取り立てて書くことはないが、一つだけ気づいたことがある。

 センター・オブ・ジ・アースとレイジングスピリッツというアトラクション。いずれも、コースター系なのだが、過去を思い返してみても、ジェットコースター系に乗った覚えのない僕は、非常に怖い思いをした。

 車で走っていて、Gには慣れているけれど、ブレーキングや加速時の前後Gとコーナリング時の左右Gだけ。上下Gというのは飛行機やジェットコースターに乗らない限り体験できない。上下Gでも上昇Gは飛行機で体験していてなんとなく体が付いていけるが、下降Gというか落ちる感覚はまったく慣れていない。

 センター・オブ・ジ・アースに乗ったとき、どんなアトラクションかまったく知らなかったので、それまでゆっくり動いていた乗り物が突然、急加速して左右にぐねぐねと回った後、突然屋外に飛び出して、がくんとそのまま直滑降のような形で落ち、体が半ば無重力状態の状態に投げ出されたときには死ぬかと思った。

 同じように、レイジングスピリッツで、くるりと宙返りしたときは、すでに夜だったので、左右に振られて上昇して落ちてと次々と変化するGが体を襲い、自分がどんな状況になったのか脳みそが理解できず、全身がこわばってしまった。なめてると首が痛くなるのは間違いない。

 それでも次に乗れば、もう慣れているので怖くないかもしれない。初回限定の恐怖。それが体験できただけでも収穫か。