9月16日

 雅久号が2回目の車検。ドノーマルのVスペシャルを15万円で買ってきてから、早2年かと思うと感慨深い。エンジンはノーマルだし、車高だけちょちょいと調整するぐらいで、車検は通る。んが、あちこちへこんでいる上、ゼッケンやステッカーが張ってある怪しい車を、運輸支局の車検場で通したのは、結構大変だったのかも(気分的に)。

 普段乗りに使っているわけでもない車だったら、ナンバー切れば?と言われそうだけれど、自走でサーキットに行くのは、譲れないポイントの一つなのだ。

 自分で勝手に車で遊んでいるのだから、人をあてにしない(モノ、設備、カネ)という大原則をなるべく守りたいと思ってやっている。サーキットの行き帰りも自走して、自己完結でやるのが本来の姿だと思うし、こだわりでもある。それができるレースだから、参戦できている面もあるのだけれど。自走だとがんがんサーキットに行けるし、積載車が空くから、2台を持ち込んで遊ぶ、ということも可能になる。

 とりあえず、参戦が決まっているのが10月4日の最終戦だけだから、2年も車検を取らずに積載車をレンタルすれば良かったのかもしれないが、富山にあとどれだけいられるかも分からないので、いる限りがんがんと走ろうという思いで車検を取ってみた。

 その裏にいつもつきまとう請求書を見て、よく使ったなあ、と我ながら感心する。あちこちいじれるわけではないから、第2戦の前にホイールを買った以外は、基本的にはタイヤやブレーキ(パッド&ローター)、油脂類、メンテパーツといった消耗品類がほとんどで、セッティングと言えば、バネやダンパーの工賃ぐらい。サーキットへ行って壊れたんじゃ、話にならないので、過不足ないメンテをしているだけなのだが、積み重なるとそこそこな額になる。

 「3台も車検を通すからだろ」と突っ込まれて「そういえば、そうだったよね」って納得した。