8月6日

 月曜日朝。Road&sterカップの参加者とともにホルモンを喰らい、PS3のグランツーリスモをやっているうちに床に転がって意識を失ってしまったのだが、ありがたくも意識不明のまま隣に布団を敷いてもらってごろごろっと転がしてふとんの上に載せてもらっていたようで、朝、轟音で目が覚めると午前5時すぎだった。轟音というのは大げさだけれども、豪雨が降っていたのでその音で目が覚めたのだ。

 どうも意識を失うのが相当早い時間だったようで、けっこう睡眠が足りていた。それにしても、雨の降り方って言ったらかなりのもので、最近集中豪雨で被害のあった富山ではちょっと心配になるぐらい。

 大丈夫だろうという甘い観測はあったのだが、目が覚めてしまったので雨の富山平野を八尾ぐらいまで走ってみることにした。雨っていうのはだいたい雲がぶつかる山沿いに激しく降るもので、1週間前みたいに富山県内で床上浸水だとかが起きると大変な騒ぎになって、それに釣られて僕も大変忙しくなるので、どうせ忙しくなるのなら、なるべく早く現場に行っていた方が良いというなんともせこい理由でデミ夫君を駆って富山平野を西へ向かう。

 ところがどうだ、前も見えないぐらいの中走っていたら、この前起こった症状が再現しやがった。アクセルを踏んでいるのにがくんと出力がなくなって、そのままエンスト。ああ、またかと思って、セルを回すと普段と変わらずきちんと回るので、バッテリーとかオルタネーターのトラブルではなさそう。

 かかりにくいエンジンを回して、Dレンジに入れ、アクセルを踏んだ途端エンスト。前とまったく同じ症状。なにか異変はないか、といろいろチェックしていると、フロントグリルあたりからもくもくと水蒸気が上がっていた。

 1分ぐらいもがいたのちに、再び普通に走るようになった。大雨の中というシチュエーションはこの前とまったく同じ。エンストしてもセルモーターが全開で回るってことは発電やバッテリーには異常がなさそう。エンジンルームからもくもく水蒸気が出ていたってことは、エンジンルームに入った大量の水がどこかの電気回路でもショートさせてエンストさせたのではないかというのが今の僕の中での推論。