知事にくっついて、魚津へ。駅からちょっと西の場所で、つまらない会議を聞く。普段は目立たない感じの知事だけれど、かなりまともに富山のことを考えていて、要所要所ポイントを突いた施策をしていることは分かった。恐ろしく有能な行政マン、って感じ。総務省のキャリアだったのだから、当たり前といえば当たり前か。ま、僕の基準は元長野県知事の田中康夫なので、どんな人でもまともに思えるかもしれない。でもまともな知事さんであることは確か。
ちゃちゃっと仕事を終えて、再び富山市に帰る。行きは国道8号をだらだらと走ってきた(高速はあり得ません)のだから、帰りはまったく違う裏道から帰らねばなるまい。
地図を凝視して、道を選択した。ミラージュホールわきを通って角川ダムに向かう県道である。途中の地名が鹿熊だから、やっぱり熊と鹿がたくさんいる山ということだろう。
やっぱりあまり車が走っていない道を爆走し、「熊出没注意」の看板を横目に見ながら、対向車とすれ違えないようなトンネルを通ってさらに奥へ。地図上ではちゃんと道が書いてあるのだが、土砂災害で通行止めになっているらしく、途中で引き返さざるを得なくなった。仕方がないので、滑川インター方面に向かう別のルートを選び、なるべく山側を走る道を選びながら走る。そうしたら、林道みたいなくねくね道に迷い込んだ。
上市町から立山町。立山町の中心部を通って、県道3号を走ったら込んでいて失敗した。回り道みたいなルートで、よっぽど国道8号から帰った方が早かったと思うが、早く帰ることが目的じゃないのでよしとする。