8月21日

 松本の仕事場にデジカメの画像を満載したコンパクトフラッシュを忘れていたのが郵送で届いた。引っ越しの様子が写っていて、ちょっとおもしろかったのでご紹介をば。

 引っ越しで一番悩ませたのは、大量の車とパソコン雑誌に、新聞紙であった。雑誌も束にしたら10束近く。新聞は、何と3年半分!もたまっていたのだ。異常な量をため込んでしまって、反省することしきりなのだが、ずぼらをしたのではなくてスクラップをしようと思って取っておいたのである。ま、スクラップをさぼったのだから、結局はずぼらなのだけれど。

 きちっと束ねてあるからそれほど大変な作業ではなかったのだが、古紙回収業者に持ち込もうと、手放す前日のジムニーをこき使ってすべてを積み込んだ。あまりにも圧倒的な量で笑える図あったので、デジカメに収めておいたのだ。そのおかしな光景はこれだ!

 いや、本当に反省をしてしまった。後部座席を折りたたんで荷台にしてあるから、奥行きは1メートルほどある。高さも1メートルぐらいあるから、ものすごい量である。

 これだけで驚いてはいけない。荷台だけでは積みきれなかったのである。仕方なく、助手席に積み上げた。

 なんとかミラーの視界は確保したが、危ないことこの上ない。少しでも急な動きをすると、新聞紙が僕の方に雪崩を起こしそうで、古紙回収業者までの道のりは、かなり背筋が寒くなった。

 結局、新聞紙はただで引き取ってくれたものの、雑誌は1キロ5円かかるという。新聞紙をおろしておいて車重ごと量り、雑誌を下ろしたら差し引き100キロ! 500円取られてしまった。

 ちりもつもれば山となる、というけれど、新聞紙も1日1部ためていくと3年半で、ジムニーいっぱいの量になってしまうのだ。自分の愚かしさに反省することしきり。

 なんだか懐かしくなったので、明日は仕事を作って松本に行くのだ。