新大阪駅に降り立つと、むっとする暑さで最初から参った。名古屋はこのところずっと曇り。涼しい日が続いていたので、夏のまとわりつくような暑さを忘れかけていた。
梅田で阪神電車に乗り換えて武庫川へ。阪神百貨店のタイガースグッズコーナーは、マジックが点灯したとあって黒山の人だかりであった。駅の土産屋も、虎模様一食である。タイガースを率いているのが星野監督であり、星野監督は中日のスターであったことを考えれば、名古屋人としては何とも複雑な心境になるに違いない。まるでユダ扱いしている人だって中には入る。
1時間ほど仕事してとんぼ返り。せっかく大阪に来たのだから、と最近堺あたりに引っ越したらしい某氏を呼びつけて、梅田の地下街でイタメシを喰らう。ちょっとしか時間がないのに、呼びつける方はもちろん問題だが、ささっと来る方もおかしいかもしれない。シンプルにペペロンチーノを頼んだのだが、ニンニクが加速補正されており、なんだかパスタのニンニク炒めのような食い物だった。ニンニクは嫌いじゃないからいいけれど、帰りの新幹線では気を遣ったことは間違いない。