7月6日

 仕事場で侵入社員たちとの飲み会があったのだが、僕はたまたま夜勤に当たっていたため、一宮の仕事場でお留守番。ま、目のキラキラした若い人たちを見ると、ぎとぎとした自分に嫌気がさしてくるから、ちょうど良かったのかもしれない。

 すると、日付が変わるころになって電話がかかってきた。何次会だか知らないが上司が、今から来い、という。呼んでくれるなら、ごはんがたくさんあるときに呼んでくれれば良いのに。まだ食べていないから腹ぺこだ。ごはんがないところに、だれが行くものか。

 無視していたら、2度目の電話。仕事をしているから、と嘘を付いて引き延ばしていたら、もう1回電話がかかってきて「なめとるのか」。酔っぱらいにはかなわない。恨まれてもつまらないから、のこのこと出かけていく。

 すでに飲みモードに入っている場にいくとやっかいだ。駆けつけ3杯で飲まされるものが、ビールかウイスキーのロックかの差になる。「ボトルキープしたらまずかった」という滅茶苦茶な理由で、そのウイスキーをがばがば飲まされる。

 なにがなんだか分からないまま、カラオケへなだれ込む。夜が早い一宮、1時間で追い出され、ぐちゃぐちゃに酔っぱらった上司を放置しておいて、後輩と3次会へ。そこも15分でラストオーダーを告げられ、仕方なく、本町商店街のショットバーへ。4時ぐらいまで飲んでいたらしいのだが、酔うと時計を見なくなる習性があるので良く覚えていない。