休みだったがなぜか名古屋芸大へ。
芸術大って足を踏み入れたことがないのでどんなところかさっぱり想像がつかなかった。ぱっと見の印象でざっくり言ってしまえば、毎日が大学祭、といった雰囲気だろうか。屋外で作品の制作をしている人、突然エレキギターを大音響でうならせる人。たぶん普段着なんだろうが、仮装のような格好をしている人。
クリエイトすることに敏感な人たちなわけで、やはり自身もさまざまに飾っている人が多い。いかにも芸術学生っぽい格好をしていたり、今はやりのひっぷほっぷっぽい格好をしていたり。学生時代、電車男よりひどい格好をしていた僕にとっては、別世界の住民たちに映る。
ときどき、絵を描いたり彫刻をしたり、陶芸をしたりといった、ゼロからものを創り出すことに非常にあこがれることがある。それは、なにが時代の先端かをかぎ回って目撃しているのに、それを伝えるだけで、自分はなにも生み出していないこの仕事の宿命なのかもしれない。