起きたら午後2時前であった。朝6時に「どうせ暑くなるから、10時ぐらいには起きるだろうな」とあきらめつつ就寝したのだが、昼をすぎても快適だったらしい。今年は気候が少しおかしい。
そろそろ、オイル交換の時期なので、ストックしてあるオイルを入れることにした。オイル交換からまだ1カ月ぐらいしかたっていないが、3000km走ってしまったのだから仕方がない。
オイルはRS Factory STAGEでお薦めのCALTEX社製Havoline。軽井沢ミーティングで買って気に入ったので富山のジムカーナ大会の時に1リットル弱缶を8つ持ってきてもらうようオーダーしたら、12缶の箱を持ってきてくれた。3回分のストックである。
ハボリンという日本語の響きでは気の抜ける名前がいまいちだったため、軽井沢では知名度があって絶好調だったRESPOのオイルと比べて、売れ行きもいまいちだったらしい。が、RESPOのオイルはジムカーナとかでぶん回すと、不安な油圧になってしまったりする。HLAががちゃがちゃ言ったときに入れると音がなくなってご機嫌なのだが、本気オイルというわけにはいかない。ま、いずれにしろ、あまり売れていない「知る人ぞ知る」良いオイルを入れるというのが、車ヲタクにとっては一つのステータスなのである。
ジャッキアップしてオイルを抜く。その間に幌の補修を。
ほろも10年経過してぼろぼろになってきている。開幌にする率も高くてがちゃがちゃ動かしているから仕方がないことである。あちこち、ほつれやらひび割れやらができてきているのだが、消耗品と割り切って放置してあった。でも、さすがに穴が開いて、真ん中の幌骨の接着剤がはがれて高速道路で風船状態になっているのは放置できない。
とりあえず、穴は自転車のパンク修理キットで直す。パッチを当てたのだが、できあがりは素晴らしく貧乏くさい。ま、仕方がないだろう。幌の風船化は2回目である。強力な接着剤で張り合わせる。たぶん、ちゃんと付いたと思う。
ハンドルを付け替える。さすがに滑るVスペシャル純正NARDYのウッドステアリングでは、モータースポーツで危険なので、石川県から送ってもらった皮のNARDYに付け替える。
んが、3mmのいもねじが異常に固い。レンチがかなりしなって、フルパワーをかけてようやく「がちん」と緩むくらい固くしまっている。ねじロック剤でも使っているのかしら。
固いねじ。心配していたことが現実となった。あまりに固いのでパイプで延長して「おりゃあ」と力を加えたら「くにゅ」となにやら、はかなげな手応え。そう、ねじがなめてしまったのである。泣く泣く交換をあきらめた。
そんな、こんなで1日が終了。