7月16日

 実は今日も仕事が休みだったのだが、仕事場を見回すと激多忙。独り、のほほんと休みを享受したら、闇夜に襲撃されそうなぐらい殺気だった雰囲気なので、仕方なく「サービス出勤」。

 それでも、午後からは遊ぶのである。下品になったエンジン音を味わいに、午後2時半ごろ、開幌状態で出発。標高2000メートルの峠を越え、東信地域の丘陵地帯を抜ける、いつものコースをひた走る。薄曇りなのがちょうどいい。2日連続で焼いたら、皮膚ガンになっちまう。

 佐久市でふと思い立って、コスモス街道に進路を取る。峠の向こう側は、群馬県下仁田町。なぜか、スライドカムプーリーを手に入れた。一つ6000円。

 カム回りのトルク管理に甘さがあるのは、致命的にまずいことが判明。せっかく、トルクフルな「実用エンジン(涙)」になったのに、壊れちゃったら意味がない。スライドカムプーリーの組み込みとともに、もう一度組み直すことを決意する。今のところ、トルクの出方に不満はないので、しばらくノーマルカムで行くことになりそう。

 帰り道、不安な事態となった。ノーマルの油圧計は、5000回転あたりで、0kg/cm2を指すという致命的な故障があったのだが、大森の機械式油圧計の様子もおかしい。もしかすると、本当にエンジンの油圧が不安定になっているのかもしれない。これは、まずい。

 コンビニに寄り、エンジンを始動したら、「カシャカシャ」っとタペット音がした。こんなことは初めて。やはり、油圧に問題が出ている可能性がある。

 とりあえず、オイル交換。それでも油圧計の表示がおかしかったら、ノーマルの油圧計を正常なものに付け替える。それでも油圧が変だったら、もう専門家に見せるしかない。それまでに、エンジンブローするかも。

 「素人のエンジンチューンは2000キロで失敗に終わりました」ってなことになってりして(涙)。