伊那ツーリングに出掛ける。
エンジンルームの輝きを増そうと、クスコのアルミインテークパイプを昨日付けた。細かいインプレッションは本編で。しかし、豪快な吸気音がものすごい。必要ないのにアクセルを踏んで「がぼぼぼおぉぉ」という下品な音を出して楽しみながら集合場所へ。
仲間とともに走るのはやはりとっても楽しい。しかし、刺さるように照りつける日光が厳しい。夏場のオープンは、やせがまん。この車に乗るからには、涼しい顔して、何ごともないようにこなすのだ。
しかし、ここ2、3日の蒸し暑さは信州とは思えない。外に出れば暑いのだけれど、蒸すことはあまりないのに。夏のさわやかさと引き替えに、冬の厳しい寒さに耐えているのに、これじゃあ、詐欺だ。
車を運転しながら、スローシャッターで前を走る車を撮ってみた。ワインディングが多く、なかなか撮れない。数枚撮ったが、あまりうまくいかなかったみたい。
楽しく会話しながらイタリアンな昼飯を喰らった後で、松本に戻る。なぜか、松本城に襲来した小泉総理を迎撃する。主催者によると10000人だが、6000人ぐらいだろう。それでも、大量の人が集まっていた。
小泉総理の話すことは、いちいちもっともで、筋も通っている。ちょっと具体性に欠けるけれど、リーダーなんて、夢を語れればいいのだ。具体的なことは役人に任せれば、いい。
しかし、集会に参加した多くの人(うち1000人は自民党の動員と思われる)は、小泉総理の言っていることがきちっと分かって、集まったんだろうか、と疑問に思う。都議選では黄色い声を上げたり、泣いちゃったり、気絶したりした人たちがいたんだとか。「おいおい、相手はビートルズじゃねえぞ」と思う。
相手は政治家なんだから、言っていることに賛同して集まってほしい。人気があるから、時の人だから、だけで集まっただけ、という人が大部分な気がする。
これで、投票日に同じノリで投票しちゃう人が多いんだろうな。これが有権者のレベル、とあきらめるしかない。民意は民意。