7月13日

 壊れたCoolpix700の後継をあれこれ探してみた。

 いろいろ調べてみて気になったのはミノルタのDiMAGE 7(495万画素)とカシオのQV-4000(413万画素)の2機種。画素数は200万あれば、趣味でも仕事でもどちらでも使えるのであまり問題にはならない。かえって、CCDの大きさがあまり変わらないのに画素数だけ増やすことによる弊害の方が目立ってしまう。クオリティーが欲しければ、フィルムで撮影するし。

 いずれの機種も記録メディアはコンパクトフラッシュで、単三電池4本で駆動できる。最低限の要求は満たしている。

 DiMAGE 7は28〜200mmのレンズがステキ。ほぼ一眼レフのようなマニアックな設定が可能となっている。けれども、でかい。ごつごつしてガンダムプラモみたい。13万円は高すぎ。

 カシオQV-4000のレンズは34〜102mm相当。広角側がもう少し欲しいけれど、最低限は満たしているかな。値段は8万円ぐらいらしい。発売は8月。

 両カメラは、カメラメーカーと家電メーカーによる製品ということで特徴が分けられている。DiMAGE 7はカメラメーカーが「これでもか」と入魂して作ったマニアックな製品。QVは携帯性を重視した上、何も知らなくてもシャッターさえ押せばきれいな画像が得られる感じ。それでも、あれこれ設定をいじることができるようにはなっている。

 普段F90とともに持ち歩くことが多い。まさか一眼レフみたいな物体を2つ下げて歩くわけにもいかないし、値段も高いし、DiMAGE 7は却下かな。QV-4000は、マニュアルフォーカスとしたときに、焦点距離を表す数字もゲージも出ないらしいのが気になるが、普段は何も気にせずカメラ任せに撮ることの方が多いずぼらな人間ので、問題ないか。ピントや露出の狂った写真が多いこのサイトの写真を見ても分かる。

 今、QV-4000に触ることができたら、買っちゃうかも知れない。しかし、8月発売。8月以降はCoolpixの990が使えるようになるかもしれない雰囲気がそこはかとなく漂っている。

 結局990を使うことになるのかしら。