布袋のまちづくりに取り組んでいる人が防犯マップを作ったというので会いに行く。
駅前の商店街が廃れ「このままではいけない」と立ち上がった人たちである。江南の場合、今現在は古知野(名鉄江南駅前)よりも布袋の方がこうした人たちがいて元気が良い。古知野もしばらく前はいろいろなチャレンジがあったようだけれど、今はあまり動いているようなことは聞かない。疲れちゃったのかもしれない。せっかくの商店街の街並みが、シャッターを開けることもなく取り壊されてマンションになるかもしれない。それだけが心配だ。
布袋はまだ動きがあるだけ救いがある。まちづくりの情報を伝える手書きの「かわらばん」を作っているし、お祭りもなんとか盛り上げようと四苦八苦している。それを助けるスポンサーもいたりして、これからの動き、盛り上がりに期待しているのである。
防犯マップ自体は小中学校から不審者が出た場所を聞いてそれを手書きの地図に書いた簡単なものだ。たぶん、多くの人が「なあんだ」と思う程度のものかもしれない。が、それを手間をかけて作って配り「一緒に子どもを見守りましょう」と呼び掛けること。その声掛けがこれからの時代大切なのである。