「メンツが足りないんですけれど」と夕方、同業他社の人から声を掛けられた。4人いないとできなんだから、良いよ、と答えて、麻雀って卓で打つの何年ぶりかしら、と考えてみる。う〜ん、と考えて、2002年7月に長野県Kの中でやったのが最後じゃないかと思い出す。前任地の事務所兼自宅にもなぜか新品の牌とマットが備えてあって、いつでも雀荘状態だったのだけれど、なかなかやろうという話にはならなかった。7年ぶりか。
昔は、たばことお酒と麻雀が業界のトレードマークだった。たばこはまだ吸っている人もいるけれど、麻雀はぱったりやらなくなった。たぶん、携帯電話が普及する前は夜に事件が起こるかもしれないから、警戒で待機する意味もあってじゃらじゃらやっていたんだと思う。ポケベル鳴らしても、電話がかかってこない恐怖もあるから、上司が好んで部下を麻雀に誘った感じ。
富山駅前の雀荘に行き、じゃらじゃら。午後8時の開始だったけれど、業界ではまだまだ早い時間帯なので、ちょこっとさぼっている感じもあってみんなドキドキ。全自動卓は使い方が良く分からん。ボタンをピッと押すとにゅっと牌がせり上がってきて、さらにドラまで自動で表示されている。すごい、とびっくりしている暇もなく、ちゃちゃっとゲームがスタート。まず、どちら回りで進めるのかが分からない。どこから牌を取るのかも分からない。
でも、やっぱり覚えてるもので、ちゃきちゃきとやっていたら、どかんと親の倍満を喰らってハコテンに追いやられた。リハビリ中で初めてのメンツなのにまったく容赦がないやつらだ(笑)。
何回か、我慢の麻雀が続いていったが、流れが良くなったときに、何度かトップを取って何とか大負けから負けぐらいまで回復して終了。午前2時を回っていた。