6月3日

 仕事で刈谷市の畑に行くことになった。本当なら公共交通機関で行かねばならないのだが、一度名古屋に出てから向かうよりも、家から直接マイカーで行った方が手っ取り早い。ロードスターを開幌にして出かけることにする。

 どうも、オイルの減りが早いみたいので憂うつな気分になっていたのだが、出発前に調べてみたら、軽井沢でオイルをつぎ足したときより、若干増えていた。きわめてオイルが落ちてくるのが遅いみたい。今入れているオイルの特性なのか、HLAを廃止した影響なのか。軽井沢からの帰り、ワインディングを駆け回ったり、標高2000mまで駆け上ったり、高速道路で8000回転まで回したりと、エンジンにとってはかなりハードな使用状況だったにもかかわらず、ちょこっと増えているぐらいなのだから、オイル食いで問題が出ることは、しばらくないだろう。

 日差しはすでに真夏ぐらい強く、少し走っただけでひりひりするほど。スーツ姿で畑に行くわけにもいかず、ジーンズ姿だから、だれも仕事に向かうのだとは思わなかったに違いない。

 ちゃちゃっと仕事を終えて、国道1号を走り、星崎から名古屋高速に乗る。名古屋高速は都心部が環状になっている。おお、これはセッティングにぴったりではないか、とぐるぐる回り出した。仕事時間にもかかわらず、セッティングにいそしむ僕。しかも、名古屋高速からは仕事場が見える。ぐるぐると仕事場を横目に見つつ、セッティング。パソコン画面をにらみながらの危険運転。思い出したように爆音を発して猛烈な加速をする怪しいロードスター。

 結局十数周してから降りた。軽井沢への往復と、今回の名古屋高速でどうセッティングしていくか、方向は固まった。そろそろスロットル補正に入ることができそうである。