ある人が所有するB型エンジンのコンロッド大端部の画像である。パッと見て違和感を感じた人はかなりのエンジンマニア。
写真の上側、すなわち大端部のキャップ側が軽量化のためかなりの加工を受けているのだ。約540gある重量を45g軽くする加工だ。1割ほど軽くなるから、効果はありそうだけれど、どうなんでしょう。加工をしてくれるところは力がかからない場所だから強度は問題がない、とのこと。ちなみに、ボルト側を下にして置くと、コンロッドが立ちます。
ここが壊れちゃったら間違いなく次の瞬間エンジン丸ごとぶっ壊れるので、僕は使う度胸がない。加工を頼んだ本人も、届いた直後は絶句したらしいが、あれこれ悩んで自分の組むエンジンに採用することを決めた。というか、もう組み込んじゃった。
来月あたりに動くそうだが、どうなることやら。高回転まで回すのがとってもスリリングなことは間違いがない。
そのエンジンに試乗したら、またレポートしよう。