昨日、ロードスターで動き回っているときに、車載パソコンのThinkpad535に異変が。電源を供給しているはずなのに、バッテリー駆動にしかならない。バッテリーが切れて止まってしまった。
ACアダプターの故障だろうと思ったが、取り替えてみても動かず。インバーターの不調かと思ったが、別のパソコンはちゃんと電源が供給される。電源回りの基盤がぶっ壊れたらしい。
せっかくロードスターに乗っているのに、セッティングが進められない。明らかに薄かったり、点火時期が進みすぎていたりする領域があるのに、まったくセットできないのはイライラが募る。仕方ないから、仕事用のパソコンにシリアルポートをUSB経由で増設するしかないかなぁ、と思っていたら、実家に兄貴用に買ったThinkpad315Dがあるのに気づいた。535と比べたらばかでかいのだが、シリアルポートも備えていてそのまま使える。
起動してみると、「CMOS Battery Bad」とのエラーメッセージが。内蔵時計を駆動する電池が死んでいるらしい。
とりあえず無視して起動させると、今度はハードディスクのエラーらしくWindows98が起動しない。困った。やっぱり535を使うしかないか、と電源回りの不具合を見るために分解してみるが、まったく分からないばかりか、組み立て方も良く分からなくなって、ごみの山に変化してしまった。
仕方がないので535に付いていたHDDを、315Dに差し込んで、起動させる。デバイスドライバーがすべて違うので、10回近く再起動する羽目になったが、最終的には問題なく動くようになった。別のパソコンのHDDをそのまま差し込んで使えるようになるこの融通性。動作の軽さと合わせて、古いOSの良いところである。
実家からの帰り、セッティングを進める。全域でエンジンの吹けが軽くなった感じで、ものすごく調子が良くなってきた。