6月20日

 デミオのスタッドレスタイヤ。溝がなくなってしまい、もうスタッドレスとしては機能しなさそうなので、そのまま夏も付けてはきつぶすことにした。雨の日は正直いって危ない。

 大山町へ向かう田んぼ道のシケインをいつも攻めているせいか、右フロントのショルダーがなくなってきてしまった。このままではいかん、とローテーションすることに。ついでに、各タイヤとも空気圧を3キロまで詰め込んでやった。燃費でも稼いでみようと。

 本来の指定は2キロだから、5割増しになった計算。車高が高くなり、タイヤも真ん中が膨らんで、見た目からして変わった。

 走り出してみると、やっぱり路面の段差がダイレクトに伝わって、ごつごつと乗り心地が悪い。が、びっくりするぐらい転がる。ハンドリングも明らかに変化。真ん中が膨らんだ状態だから、ステアを切ったときの当たる面がかなり変わっているんだろう、かなりクイックになり、若干グリップも上がった気がする。コーナーで切り込んでいったとき、以前はアンダーが出た舵角でも、きゅっと曲げる力が発生する感じ。

 が、やっぱりぱんぱんだと、グリップの範囲を超えたときの滑り出しが早いように思われる。雨の日なんて、けっこう怖い。タイヤと対話しながら走る自信がない人には正直、お薦めしない。