6月2日

 昨年に続き「快晴になる」という軽井沢マジックが実現しないようだったので、下道で松本入りし、標高2000メートルを通って軽井沢入り、というルートはあきらめた。だって高速1000円なんだもの。がんばって下道を走っていくというモチベーションは、少なくとも土日はわかなくなってしまった。

 雨の軽井沢は悲惨な感じなことが分かっていたので、やる気なく午前7時すぎに出発。朝マックをドライブスルーして富山インター。雨の中、安全運転でのろのろ走っていたのだけれど、長野市あたりに至るころには飽きてしまってやっぱりいつもみたいにぶっ飛ばした。

 ミーティング会場に到着したのは10時半ぐらい。もちろん、第3駐車場だ。雨だということが分かっていたのに、去年と同じぐらいの台数は集まっているということは、やっぱり高速1000円が効いているのだろうか。ショップのブースをぐるりと一周して、すぐさまアウトレットモールに向かう。

 アウトレットに行ったって欲しいものがあるわけじゃなし、ただ広大なモールをうろうろと歩くだけなのだけれど、何が楽しいかといえば、集まっている人たちを観察することだったりする。少なくとも新型インフルエンザを警戒してマスクをしている人はいなかった。

 昼食券で食べられるのにモールで食べることにして、昼飯にカレーを食べて再び会場入りし、20周年記念車にサインしてまたモールへ。スタバでお茶をして午後2時半の早々に会場を後にする。

 5月30、31日は軽井沢ミーティングに備えて休みにしてあったのだけれど、土曜日は仕事が入ってしまった。事前に仕事があるのが分かったので、勤務表を作るときに土曜日の休みを月曜日にずらす感じで6月1日を休みにしておいた。月単位で作る勤務表上は連休に見えないという裏技を駆使。遊びまくっていることが分からないように粉飾する暮らしの知恵である。

 ようするに、ミーティング翌日も休みにしてあったので、群馬で遊ぶことにしたのだ。四万温泉に宿を確保してあったので、早めにチェックイン。1日は榛名山、赤城山周辺で遊ぶ。

 榛名山に向かう道ではBNR32が反対車線をぶっ飛ばしていた。そのうち、バックミラーに同じ車が映ったので、おとなしく抜かれた後に追いかけてみる。いくらボアアップ雅号でも付いていくことはできなかったけれど、雅久号なら追いついたかもしれない。

 榛名富士登山をして、水沢うどんの田丸屋で昼食。赤城山を上る。赤城神社に寄って、北面道路を転がるように下って、吹割の滝へ。散策路をぐるりと回るころには夕暮れ時になっていた。

 沼田インターから通勤割りを使って水上インター。温泉施設に沈んだ後、関越トンネルを抜けて湯沢インター。長岡回りで高速を使うと、けっこう料金がかさむので下道を選択。土日1000円ならば、迷うことなく高速を使うのだけれど。

 国道353号から国道253号を通って上越まで至るルート。距離を測ってみたら、高速回りの半分の距離だった。道はといえば、ロードスターにぴったりのワインディングロード。ちょこっとだけスピードが出やすい走りやすい道だった。

 上越で飯を喰らって高速で富山インター。午後11時に戻ってきた。群馬を満喫。